【8月28日 AFP】屋上庭園が新潮流となる中、カナダ・モントリオールに26日、世界最大の広さを誇る「屋上温室」が開業した。地元の食料需要を満たすため、ナスやトマトを栽培している。 企業ルファ・ファームズ(Lufa Farms)が手掛けたこの温室は、1万5000平方メートル(サッカー場約3面分の規模)を誇る。野菜の有機栽培場所として同国第2の大都市とは、あまりない選択だ。 「食料を地元で、持続可能な方法で育てることが会社の使命です」。広報担当のティボー・ソレット(Thibault Sorret)さんは初収穫を迎える、大きく実ったナスを披露しながらAFPに語った。 同社がモントリオールに設けた「屋上温室」は、今回で4か所目。最初に温室が設置されたのは、2011年だった。以来、新たなアイデアを取り入れながら、競合他社と共に奔走してきた。 レバノン出身のモハメド・ヘーグ(Mohamed Hage