ロシアのウクライナ侵攻に伴い避難を余儀なくされ、日本への渡航を希望した20人が5日午前、政府専用機の予備機で羽田空港に到着した。
ウクライナ・ホストメル(CNN) その機体の胴体は黒焦げになり、ねじれた穴がぽっかり開いている。巨大な主翼は地面に垂れ下がり、エンジンのうち1基は焼けて大破した状態だ。 同機を支える多数のタイヤはまだ目にすることができる。ぼろぼろの状態ながらノーズコーンも原型をとどめていて、ウクライナの色である青と黄色の線や、正式名称の「225」という数字が誇りを込めて表示されている。 だが、世界最大の商用機である「アントノフAn225」が二度と空を飛べないことは明らかだ。 ロシア軍が先週、ウクライナ侵攻当初の戦略目標の一つだったキーウ(キエフ)郊外のホストメル空港から撤退したのを受け、CNN記者は「ムリーヤ」(ウクライナ語で「夢」の意味)と名付けられた同機の破壊の全容を確認した。 侵攻が始まったとき、ムリーヤは格納庫で整備待ちの状態だった。いま同機は格納庫の破損したアーチの下に、無残に壊れた状態で横たわ
米軍が実験に成功した極超音速ミサイルはB52爆撃機から発射されたという/Matt Williams/412th Test Wing Public Affairs/USAF (CNN) 米国が3月半ば、極超音速ミサイル実験を成功させていたことを、国防当局者がこのほど明らかにした。この実験については、ジョー・バイデン大統領の欧州訪問を控えていたことから、ロシアとの緊張が高まる事態を避けるため、2週間の間、公表を差し控えたとしている。 当局者によると、外気吸入型極超音速巡航ミサイル(HAWC)は米西海岸沖でB52爆撃機から発射された。ロッキード・マーティン製HAWCの実験成功は初めてだった。ミサイルはブースターエンジンで加速させ、外気吸入型のスクラムジェットエンジンを点火して、マッハ5以上の極超音速に到達した。 ミサイルは高度6万5000フィート(約1万9800メートル)を超え、300マイル(約
ロシア軍がウクライナ北部キーウ(キエフ)州ブチャから撤収し、そこに残されたのは民間人とみられる多数の遺体だった。 ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説でロシアを非難するのはもちろん、その矛先はロシアに宥和的な政策を取り続けた北大西洋条約機構(NATO)加盟国にも向けられた。2008年のNATO首脳会議でウクライナの新規加盟が見送られたことを挙げ、当時のドイツ・メルケル首相とフランス・サルコジ大統領を名指しして「ブチャを訪問していただき、ロシアに譲歩する政策が、この14年間で何をもたらしたかを見ていただきたい」と、皮肉交じりに訴えた。西側諸国の消極的な姿勢が今の事態を招いた、という主張だ。 2008年にはウクライナが「東欧の『グレーゾーン』から抜け出すチャンス」あった ゼレンスキー氏は、4月3日(現地時間)のビデオ演説で、ブチャで民間人を殺害したロシア軍について「人殺し、拷問者、強姦魔
Workers in personal protective equipment keep watch as residents queue for a Covid-19 test in a neighborhood placed under lockdown in Shanghai. Photographer: Qilai Shen/Bloomberg 新型コロナウイルスの継続的なリスクに再び焦点が当たっている。中国でオミクロン変異株の新たな亜型が見つかったことや、従来株よりさらに感染力が強い恐れのあるタイプが英国で広がっていることが背景。ただ、専門家はパニックになる必要はないと語っている。 世界保健機関(WHO)は、オミクロン変異株の2つの派生型「BA.1」と「BA.2」の変異が組み合わさった「XE」と呼ばれるハイブリッド型について、これまでで最も感染力が強い恐れがあるとしている。英国
ドネツクとルハンスクの「人民共和国」の承認に関する国家安全保障会議でのプーチン氏発言を見守る女性=2月21日、サンクトペテルブルク/Anatoly Maltsev/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) 悲痛な映像は、西側諸国の視聴者がウクライナの戦争で目にしているものとそっくりだ。1人の老婦人が分厚いコートで寒さをしのぎ、村を襲ったロケットで焼き尽くされた木造の家の前で泣きながら立ち尽くしている。「彼らに全てを破壊されました!」と老婦人は叫ぶ。「跡形もありません」 だが、これはロシア国営テレビ局「ロシア24」の映像だ。村を襲ったのはロシア兵ではなく、ウクライナ兵だと報じられている。ロシア人特派員はウクライナ兵を「ナショナリスト」と呼ぶ。民間人を「人間の盾」に使う「ネオナチ」「ファシスト」「薬物中毒者」だと言うリポーターもいる。 戦争のニュースはほぼ全て、ウクライナ東部の分離
「ロシアの踊り子」から「ウクライナの踊り子」に改名されたフランス印象派の画家エドガー・ドガの絵画。Photo12提供。(c)Ann Ronan Picture Library / Photo12 via AFP 【4月5日 AFP】英ロンドンの美術館ナショナルギャラリー(National Gallery)は4日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、フランス印象派の画家エドガー・ドガ(Edgar Degas)の絵画「ロシアの踊り子(Russian Dancers)」を「ウクライナの踊り子(Ukrainian Dancers)」に改名したことを明らかにした。 同作品は、ドガが19世紀末に制作。ウクライナの国旗の色である青と黄色のリボンを結び野原で踊る3人の踊り子が描かれているが、ロシア人を描いたものと長い間認識されてきた。 作品はナショナルギャラリーのメインコレクションに含まれているが、現在は
3日午前11時ごろ、静岡・浜松市中区の浜松オートレース場で、1Rに出走した選手がレース中に落車し、投げ出されたバイクが近くにいた開催従事員(59)に衝突した。 同市によると、開催従事員は搬送先の病院で死亡が確認された。選手も右足にけがをした。浜松中央署が詳しい状況を調べている。 レースは、スタート直後に発生した。雨の影響でスリップした選手が、他の選手と接触して落車。その際、バイクだけがバンクの内側に突っ込み、開催従事員と接触した。 事故のため、1Rは不成立となり、2~4Rも中止が発表。その後、開催執務委員長から「レースの継続が困難な状況になりましたので、5R以降を中止させていただきます」と場内にアナウンスされ、この日の開催中止が発表された。
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