ハンガリーの国旗。首都ブダペストで(2020年8月20日撮影、資料写真)。(c)ATTILA KISBENEDEK / AFP 【8月26日 AFP】ハンガリー会計検査院は、同国の「女性的すぎる」教育制度が少年の発達を損ない、少子化につながる恐れがあると報告書で警告した。報告書は先月公表されたが、25日に新聞で報じられたことで世間の注目を集めた。 ナショナリストのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相に近いとされる会計検査院は「『ピンク教育』と呼ばれるこの現象は、経済・社会に多くの影響をもたらす」と指摘した。 多くの国と同様、ハンガリーでも教員に占める割合は女性が多く、82%を占める。 報告書は「教育が『感情的・社会的成熟』といった女性的な特性に偏向し、大学生に占める女性の割合が過剰に多くなれば、(男女の)平等は著しく損なわれるだろう」と記している。 さらに、企業家精神が旺盛(