中国の歴史を題材にしたファンタジー「後宮小説」などで知られる作家の酒見賢一(さけみ・けんいち)さんが7日、呼吸不全のため死去した。59歳。福岡県出身。葬儀は近親者で行った。 愛知大卒。第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「後宮小説」でデビュー。同作はテレビアニメ化もされた。 史実を踏まえつつ、豊かな想像力を発揮した小説に定評があり、中国・戦国時代を舞台にした「墨攻」は漫画化され、日中韓合作で映画化もされた。
「明日死んでも十分な生き方をしなきゃならん」。55年前の1968年11月16日、作家の三島由紀夫が茨城県水戸市文京の茨城大を訪れ、講堂を埋め尽くす学生を相手に討論した。同大は当時、学生運動が激化。学内団体の対立による混乱のさなか、三島は学生にどう生きるべきかを説いた。招いたのは当時、同大の学友会会長だった小野瀬武康さん(77)=同県那珂市。「あの出会いで人生が変わった」。三島の言葉は若者の心を揺さぶった。 ■対立続く学内 「私の血の中には水戸の血が多少流れております」。三島は冒頭、水戸との縁に触れた。父方の高祖父が宍戸藩主の松平頼位(よりたか)。三島は「水戸の人は皮肉屋、偏屈と言われる」と祖母から聞かされたとし、「皆さんの批判の嵐の前に立つ気になってきたのも、やはり水戸の血のなせるわざであります」と切り出した。 討論では「イデオロギーと秩序はどちらが大切か」「守るべきものは何か」「未来は存
中尾常務(左)から記念品を受け取り、笑顔の吉岡明子さん(中央)と広三さん=15日午前11時25分、宇都宮市宮みらい 次世代型路面電車(LRT)宇都宮芳賀ライトレール線の乗客数が15日、開業から82日目で100万人を突破し、宇都宮駅東口停留場で達成セレモニーが行われた。需要予測よりも約2週間早く到達した。 【動画】LRT乗客数100万人を達成し行われたセレモニー 100万人目となったのは、午前11時16分同停留場着に乗車していた神奈川県箱根町仙石原、無職吉岡広三(よしおかこうぞう)さん(81)と妻の明子(あきこ)さん(76)。 運行会社宇都宮ライトレールの中尾正俊(なかおまさとし)常務が開業記念切手シートやLRTミニタオルなどを詰め合わせた開業記念トートバッグを贈った。 吉岡さん夫妻は東北旅行の帰路に思い付いて宇都宮に寄ったという。広三さんは「ギョーザを食べてLRTに乗ろうと1泊した。100
ネパール政府が「ティックトック」の使用禁止を発表/Monika Skolimowska/dpa/picture alliance/Getty Images ロンドン/香港(CNN) ネパール政府は動画アプリ「ティックトック」について、社会の調和を乱すなどの理由で当面、使用を禁止すると発表した。 中国のネット大手バイトダンスの傘下にあるティックトックのユーザーは世界で10億を超えているが、使用を規制する国も多く、インドは全面的に禁止している。 ネパールのシャルマ通信情報技術相は13日の記者会見で、「ティクトックが社会秩序を乱していることや、家族と社会構造に与える影響を考慮し、当面の間、ティックトックを禁止することを閣議決定した」と発表した。 ネパールのダハル首相は14日、ティクトック禁止について「不調和、無秩序、社会の混乱が拡大する傾向をどう制御するかについて論議を重ねた結果、与野党を含む全
テスラが直面する「分岐点」 自動車ビジネスの普遍的構造から読み解く:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/8 ページ) 米テスラは今、大きな分岐点に差し掛かっている。すでにメディアにもさまざまな悲観論があがり始めているが、それらはテスラの現状の表層をなぞっただけで、全く本質に届いていない。 米テスラは今、大きな分岐点に差し掛かっている。すでにメディアにもさまざまな悲観論があがり始めているが、それらはテスラの現状の表層をなぞっただけで、全く本質に届いていない。 まずは自動車を作るビジネスがどういうものなのかを理解するところから始めないと、そもそも根本的な構造が分からない。そして、そういうビジネス構造の中でこれまでテスラが好調だったのはなぜか、そして今不調になった原因は何かを見ていきたい。それらを見ることで、自動車ビジネスの普遍的構造も同時に見えてくると思う。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く