試合後、写真撮影に応じ、宮部の頭文字「M」を2人でつくる姫路・宮部藍梨(右)と東海大・宮部愛芽世=武蔵野の森総合スポーツプラザ(奥村信哉撮影) バレーボールの全日本選手権は8日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕して1回戦が行われ、女子で日本代表の宮部姉妹が直接対決した一戦は姉の藍梨を擁するVリーグ2部の姫路が、妹の愛芽世(あめぜ)が主将を務める全日本大学選手権2位の東海大を3-0で下した。 日本代表にそろって名を連ねる宮部姉妹が初めて直接対決した姫路-東海大は、姉・藍梨の姫路に軍配が上がった。「敵は敵。特に気負いはなかった」という姉は第1セット、妹・愛芽世が「いいタイミングで跳んだ渾身(こんしん)の一撃」というバックアタックを完璧にブロック。「若干遅れて跳んだ。ちょっとラッキー」と振り返ったプレーでチームを勢いに乗せ、全日本大学選手権2位の難敵をストレートで押し切った。 試