世界の製造業はゆっくりと回復に向かっていることが、1月の購買担当者景気指数(PMI:Purchasing Manager's Index)からうかがうことができる。工業金属、とりわけ銅の価格は、さらに上昇するだろう。 銅は、2023年を価格上昇で終えたわずか2種類の金属の1つであり、もう1つは金だった。銅価格は、50日移動平均線が200日移動平均線を上回る上昇傾向シグナルである「ゴールデンクロス」を示しており、現在の価格は1トンあたり8400~8600ドル(約127万~130万円)の範囲で安定して推移している。 業界リーダーの一部は、今後数カ月以内に大幅な価格上昇を予測している。Ivanhoe Mines(アイバンホー・マインズ)の創業者でビリオネアのロバート・フリードランドは、銅価格は2024年中に1トンあたり9500ドル(約143万円)まで値上がりする可能性があると予測する。 この強気
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