開幕前のチームに電撃が走った。巨人は26日、新外国人のルーグネッド・オドーア内野手(30)=前パドレス=が退団すると発表した。 球団は「オドーア選手に対し、3 月29 日の開幕戦のメンバーからは外れるためファームで調整するよう提案したところ、本人から米国に戻りたいと退団の申し出があったため、球団としても本人の意向を尊重して受け入れました」と説明。退団の正式な手続きは後日行うという。 ベネズエラ出身の左打者はメジャー通算178本塁打の実績を引っさげて加入し、春季キャンプ途中で来日した。二塁が本職だが、巨人では正右翼手として期待されていた。ところが、オープン戦は34打数6安打の打率.176と調子が上がらないまま終わっていた。