ジャーナリスト池上彰氏(64)が朝日新聞で連載していたコラムの打ち切りを申し入れたことについて、朝日新聞広報部は「連載中止を正式に決めたわけではなく、今後も誠意を持って話し合う方針だ」とコメントした。
「ね、見て、見て」 土曜の昼下がり、小学4年の子供(9)と2人で出かけてみたら-。難しいかなという懸念はあっという間に吹き飛んだ。うれしそうに赤、青のドーナツ状の教具に走り寄り、見入っている。 色鮮やかな円が木の年輪のように幾層も並び、色ごとの面積を比べる。案内の大学院生が分かりやすく解説する。「円の上に棒を置くと、ほら、ここに三角形ができるでしょ」「ほんとだ!」「こうすれば数学の『ピタゴラスの定理』がわかるんだ」 算数や数学が苦手な子を、親が心配して連れてきたり、平日は中学や高校の団体入場も。年配者の姿も多い。 ■面白さを優先 夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が卒業した、東京物理学校が前身の東京理科大(東京都新宿区)。数学体験館は、長髪のバンダナ姿で知られる数学者、秋山仁・同大理数教育研究センター長(67)が昨年10月に開館した。秋山館長は仲間と共に平成19年、ある種類の立体がたった
橋下徹大阪市長とたもとを分かち、新党「次世代の党」を近く立ち上げる日本維新の会の石原慎太郎共同代表が7日、BS日テレの番組収録で中国問題などで持論を展開。対中外交では「中国は自滅したらいい」「(それが)世界にとって好ましい」などと述べた。石原氏の発言要旨は次の通り。 【安全保障問題】 「閣議決定の文書を見たが、実に『よくできた、よく分からない文書』だ。曖昧模糊している所もあるし、公明党との折り合いを斟酌して苦し紛れに作ったような文書だ。ただ、仕方がない。国民全体の危機感のあらわれをああいう形でまとめざるを得なかったと思う」 「今の中国の覇権主義を見ていたって、尖閣の体当たり事件だけではなく、ベトナムでも明らかに自分たちがぶつかっておいて、盗人たけだけしいとはこういうことで、映像ではっきりしていながら世界に通るわけがないのだが、力ずくでまかり通そうという中国に対して国民は反発だけでなく危機感
千葉を代表するブランド米「いすみ米」の苗が青々と育つ水田地帯をのんびりと車で走ると、小高い丘の一角に、ずらっと並ぶカラフルな鉄道車両が目に飛び込んでくる。「近くに線路もないのに、こんなところに車両基地?」と驚くのも無理はない。実はここ「いすみポッポの丘」は知る人ぞ知るレトロ車両の“聖地”。現役を引退し、解体を待つ運命だった車両が地元農産物の直売所という新たな役割を与えられ、再び活躍しているのだ。 ■元養鶏場が転身 ディーゼル機関車、寝台車、旧国鉄車両、路面電車、地下鉄-。1・2ヘクタールの敷地には年代も種類もさまざまな車両が所狭しと並ぶ。「ここはもともと養鶏場だったんですよ」。こう話すのは、千葉県内で養鶏・畜産業を営むファームリゾート「鶏卵牧場」の村石愛二代表(60)だ。 これほどの数の車両を集めるとなると相当の鉄道ファンかと思いきや、本人いわく、「3年前までは全然詳しくありませんでした」
■戦う男たちの心のよりどころ あの戦艦大和の中には、奈良県にある大和(おおやまと)神社が祀(まつ)られていた-。 旧日本海軍の軍艦内には、必ずと言っていいほど船の守り神を祀る神棚があった。それが「艦内神社」である。 艦内神社には、艦名とゆかりのある神社の祭神が分霊されていた。前出の大和神社をはじめ、戦艦榛名は群馬県の榛名(はるな)神社、戦艦武藏は武藏国一宮である氷川神社(埼玉県)、というように。 著者は、強力な外国の敵と戦う男たちにとって艦内神社は「究極的な心のよりどころ」であったと述べる。本書は、そんな艦内神社について、どの艦にどの神社が分祀(ぶんし)されており、いかに選定されたのかにスポットを当てた。 取りあげた軍艦の数、およそ60隻。艦名と神社名が同一ならば調査しやすいが、巡洋艦衣笠(きぬがさ)などは、平野神社(京都府)、走水(はしりみず)神社(神奈川県)という艦名とは異なり、しかも
下村博文文部科学相は8日、2015年春に予定している幸福の科学大(千葉)など私立大学5校の新設について、大学設置・学校法人審議会に諮問した。今年秋にも同審議会が新設を認めるかどうか答申する。 幸福の科学大は、宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁が創立した学校法人「幸福の科学学園」が新設を予定。同学園は栃木県那須町と大津市の2カ所で中学や高校を運営しており、大学には人間幸福学部など3学部を置く。鳥取看護大など他の4校はいずれも看護、医療系の人材養成を目指す。
横浜国立大学大学院環境情報研究院の金子信博教授(54)が、放射性セシウムで汚染された森林をウッドチップ(破砕した木材)を使って除染する技術を開発した。東京電力福島第1原発事故に伴い汚染された森林地区への新しい除染方法として活用が期待される。東京都内で28日に開かれた独立行政法人科学技術振興機構主催の新技術説明会で発表した。 土壌生態学が専門の金子教授は、森林の土壌に生息する菌類がセシウムを吸収する性質に着目。ウッドチップをメッシュ状の袋に入れて森林に設置し、袋の中で菌類が一定程度育った後に袋を回収することで除染する方法を考案した。 金子教授は除染効果を検証するため、福島県二本松市の森林で実証実験を実施。昨年5月から約半年間で、土壌のセシウムを平均7%、多いところで12%取り除くことに成功した。セシウムの吸収は一定の段階で止まるが、設置と回収の作業を繰り返すことで徐々に除染できるという。 森
2012年3月、中国・南京市で開催されたカナダの「投資家移民制度」に関する展示会。制度廃止は、中国系移民の“排斥”と受け止める向きもあり、波紋が広がっている(共同) カナダ政府が今月、多額の投資をカナダに行うのと引き替えに永住権を与える移民制度の廃止を決めた。カナダへの移住を申請していた中国や香港の富裕層ら4万6000人以上に直接の影響が出るとみられ、中国では「中国系排斥の動きだ」と反発の声が出るなど、大騒ぎになっている。(SANKEI EXPRESS)4万6000人以上に影響 カナダ政府が廃止を決めたのは「投資家移民制度」と呼ばれ、少なくとも160万カナダドル(約1億5000万円)の資産があり、政府認可の投資案件に80万カナダドル(約7500万円)を無利子で5年間融資した外国人に永住権を付与するというものだ。 中国人民解放軍が民主活動家を武力弾圧した1989年の天安門事件以降、中国共産党
安倍晋三首相の靖国神社参拝を受け、北京の日本大使館周辺には28日、数十台の警察車両が配備され厳重な警戒態勢が敷かれたが、デモなどはなかった。大使館前では同日午後、2人の男性が横断幕を広げようとして警官に取り押さえられた。 午前中にも大使館に抗議に来たとみられる女性1人が警官に排除されており、当局は抗議活動を抑え込む構えだ。上海の日本総領事館周辺でも警察などが警備に当たったが、抗議活動などは起きなかった。 ネット上でもデモの呼びかけなどはほとんど見当たらず、27日に一部で掲示されたデモ呼びかけの文章も28日までに削除された。政府当局が規制しているとみられる。 一方、陝西省西安では、大学当局が大学敷地への出入り規制を強めたとの情報もあり、当局がデモ発生などに警戒を強めているもようだ。(共同)
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