私フジムラが提唱してみた「PAM(iPad Apps Music)」。PCで扱うDAWソフトよりも手軽に、場所も姿勢も選ばず作曲に取り組めることをコンセプトに、これまでにも「Music Studio」や「BeatMaker2」などDAW系アプリを使用してiPadだけで完結できる曲作りにチャレンジしてきました。今回はPC向けのシンセソフトなどで定評のあるデベロッパー・UVIがリリースしている「BeatHawk」を試してみました。
![作曲だけじゃない、ライブ音源としても使えるiPad用DAWアプリ「BeatHawk」 (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2030c9b9aa4eef906cb1bee99ee036c44de948b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2013%2F06%2F27%2F365434%2Fl%2Fc09f234cb4cf7a8b.jpg%3F20200122)
子供のころにピアノを習っておけばなぁ…とか、学生時代にギターをやっておけば……、なんて今さらのように後悔するとともに、楽器を弾くことへの憧れを持っている人は少なくないと思います。もちろん、何歳になったって、今から初めたって楽器は楽しいので、ぜひお勧めしますが、「でも、練習する時間はないし、億劫だ」なんて怠け者が多いのではないでしょうか……。 そんな楽器演奏に憧れを持つ怠け者ユーザーのために技術は進化してきています。カシオが開発したiPhone、iPad用の無料アプリ、Chordana Tapを使えば、まったく楽器を触ったことがない人でも、まったく楽譜やコードなどの知識がゼロの人でも、すぐにお気に入りの楽曲に合わせてセッションすることが可能なのです。そのChordana Tapとはどんなアプリなのか紹介してみたいと思います。 カシオが開発した無料アプリ、Chordana Tap(画面はiPa
PAM(iPad Apps Music)とはDTMよりもお気楽お手軽簡単にiPad(とその周辺機器)を用いてスマートな音楽制作を楽しもうと、私フジムラが提唱しているコンセプトです。2ヵ月ぶりの今回は「BeatMaker 2」をメインに据えて進めていきたいと思います。BeatMaker 2を選んだ理由は、MIDIデータの打ち込み、音声データの録音/編集、ミックスまでをひとつで完結させることができるからです。 前回は「Music Studio」(関連記事)をメインに、足りない部分はさまざまなアプリを組み合わせて補完しました。BeatMaker 2のスペックを見る限り、PAMに求められる要素を単体でクリアできるのではないか。そんな期待を胸に、楽曲制作に当たってみました。 ※ 制作手順は最終ページにまとめてあります。合わせてご覧ください。 BeatMaker 2 価格2000円 作者INTUA バ
国内での全曲演奏は実に約30年ぶり、世界でも10回ほどしか演奏されたことがない。そんなピアノ曲のリサイタルが2013年11月2日に「横浜みなとみらいホール」であった。440席の小ホールで演奏者とともに観客の視線を集めたのは、ピアノの譜面台に置かれたiPad(写真1、2)だった。 演奏されたのは、2013年が生誕200周年となるフランス人のロマン派作曲家アルカンによる「すべての短調による12のエチュード 作品39」。弾き終えるのに2時間以上を要する大作で、リストの「超絶技巧練習曲集」をも量的に上回る。公演パンフレットには「交響楽的色彩を求めた分厚い和音」「非常識なほど半音階の連続」「尋常ならざる体力と柔軟さを必要とする」などと物々しい言葉が並ぶ。
米サンフランシスコの会社、Retronymsが開発したTabletopというiPadアプリをご存じですか?確か2011年ごろに登場した歴史あるアプリなのですが、その後もどんどん進化しており、先日リリースされた最新版ではiOS7のInter-App Audioに正式対応するなど、非常にパワフルなものになっています。 これ、現在あるiPadのDTMアプリの中では、かなりマニアックで強力なもの。1画面上に、数々のシンセサイザ、エフェクト、ミキサー、シーケンサなどを並べたシステムを構築し、曲を作っていくことができるというもの。iPadに、そんなCPUパワーがあったのだろうか……と不思議にも感じてしまいますが、触っているだけでも楽しくなります。しかも、それが基本的に無料というのですから、スゴイですよね。どんなアプリなのか、簡単に紹介してみたいと思います。 シンセやエフェクトなどを自由に接続して遊べる
「DTMに興味はあるけど、何から手をつけていいかよく分からない」、「そもそもDTMってどんなことができるの?」……。そんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか?先日、「DTMをはじめよう!」という記事を書きましたが、DTM=デスクトップ・ミュージックの定義はハッキリしておらず、技術の進化とともにDTMでできることもどんどん広がっています。そのため、ビギナーにとってDTMは難しい存在になってきているというのも事実です。 そこでDTMをまず体験するためにお勧めしたいのがiPadの活用です。というのも、パソコン上でのDTMと比較して、できる範囲が狭いだけに、システムが単純で、機能や目的が明確になって分かりやすいからです。ここでは、DTMの第一歩を踏み出すためのiPad活用として、450円のアプリ、GarageBandを使った手法を紹介してみたいと思います。 iPadを使ってDTMの面白さ
12月17日、何の前ぶれもなく、突然App StoreでリリースされたSteinbergのiPad用DAW、Cubasis(キューベーシス)。パッと見た目でも分かるとおり、CubaseのiPad版であり、画面の雰囲気もとCubaseソックリ。おそらく、Auria対抗という意識があるのでしょう、Auriaとまったく同じ4,300円に設定されており、iPadアプリとしては高価なため躊躇している方も少なくないと思います。 が、ここはやはり人柱の役割を果たすDTMステーション。さっそく購入して試してみました。先に結論を言ってしまえば、このアプリは凄すぎます!とくにCubaseユーザーにとっては絶対持っておくべきアプリではないかと思いますよ。 iPad用DAWとして4,300円で発売されたSteinbergのCuabsis SteinbergがCubasisの名称を復活させたのは10年以上ぶりでしょ
ヤマハ、iPhone/iPadアプリ「iVOCALOID 蒼姫ラピス」「VocaloWitter 蒼姫ラピス」を発売:期間限定特別価格も ヤマハは、「VOCALOID 3」歌声ライブラリ「蒼姫(あおき)ラピス」を採用したiPhone/iPadアプリ「iVOCALOID 蒼姫ラピス」および「VocaloWitter(ボカロウィッター) 蒼姫ラピス」を発売した。 ヤマハは11月26日、「VOCALOID 3」歌声ライブラリ「蒼姫(あおき)ラピス」を採用したiPhone/iPadアプリ「iVOCALOID 蒼姫ラピス」および「VocaloWitter(ボカロウィッター) 蒼姫ラピス」を発売した。同日よりApp Storeでダウンロード販売を開始している。価格は、iVOCALOIDが2400円、VocaloWitterが600円。12月16日までは期間限定価格として、それぞれ1000円と250円に
ヴィジュアルデザインスタジオ WOWが進めるアプリケーションアートプロジェクト「AppArt」の第二弾として音楽とアニメーションの関係をテーマにした、iPadアプリケーション「VISUAMUSIO」がリリースされた。多くの空間演出やインスタレーションも手掛けるWOWによる携帯デバイスへ向けた新たな取り組みだ。 20世紀初頭に生まれた「ビジュアルミュージック」と呼ばれる、音楽と強く結びついた抽象映画やアブストラクトアニメーションなどの実験的な表現へのオマージュとして生まれた「VISUAMUSIO」。映像や音楽を作った経験がなくても、手軽に音とイメージの可能性を感じられるように設計されている。 三角、丸、四角という単純なシェイプと配色にはそれぞれアニメーションと音が割り当てられており、キャンパス上をタップし絵を描くことで簡単に音楽を奏でることができる。インターフェイスも非常にシンプルに作られて
メロディーを耳で聞くだけじゃなく、オルゴールに視覚的なイメージをプラスしよう、という考えのもとに作られたオルゴールが「Little Boxes」です。iPadやアプリケーションと連動し、スクリーン上でLittle Boxesのハンドルを回すとアニメーションが現れるという、新しいタイプのオルゴールになっています。 Joelle Aeschlimann » Littles Boxes http://joelleaeschlimann.ch/?p=668 ムービーは以下から。 Little Boxes ECAL/Joelle Aeschlimann on Vimeo Little Boxesは大きさの異なる3つの種類のものがあります。 そのうちの1つをiPadの上に載せて…… ハンドルを回すと、iPadのスクリーンにアニメーションが。 ダイヤ形の破片がLittle Boxesの周りを舞います。
2012年8月7日にiPhone 5が発表される……などといった噂が流れているなか、ユーザーの皆さんはiphone/iPadでどのようにして音楽を楽しんでいることだろうか。 ある人は付属のイヤホンで再生したり、ある人は10万円以上の高級ヘッドホンで聴いてみたり。煩わしいコードのないBluetoothヘッドホンを愛用している人もいれば、自転車に乗りながら片耳タイプのヘッドセットで音楽を聴いているという人もいることだろう。 どうせなら高級なヘッドホンで音楽を楽しみたいところだ。左はデノンが2012年8月に発売する「AH-D7100」(実勢価格11万9800円)、右はゼンハイザーが2012年8月に発売する「HD700」(同8万9800円)
MakeMusicは、同社の楽譜作成ソフト「Finale」シリーズ(Finale、PrintMusic、Finale SongWriter、Finale NotePad)のファイルに対応したiPadアプリ用アプリ「Finale SongBook」の配布を開始した。価格は無料。 「Finale SongBook」は、世界標準の楽譜作成ソフト「Finale」シリーズで作成してファイルをそのまま読み込み、表示可能なiPad用アプリだ 同アプリでは、Finaleシリーズで制作されたファイル(.MUS)、およびPDFファイルのダイレクト表示に対応。ピンチ、ダブルタップ、スワイプなどのジェスチャーやセットリストの作成により、快適に楽譜を閲覧できる。 さらに、高品位の専用音源と人工知能「Humuan Playback」によって、読み込んだ楽譜を臨場感あふれるサウンドで再現することも可能だ。 なお、同アプ
DDN は 音楽 ・ 映像 に関する デジタル アート を中心に情報ミックスを配信中
『Discovr 』は、関連のあるアーティストをグラフで可視化してくれるアプリです。 指先のタップだけで、ジャンルやテイストの似たアーティストを「芋づる式」に表示j。 知らなかったミュージシャンや、忘れていたグループなどの再発見にもつながります。 アプリのメイン画面は、中央にアーティスト名を入力するための検索窓、下に「iPod」に保存されているミュージシャンのリスト(アイコン)が並ぶだけのスッキリとしたデザインです。 アーティスト名は完全でなくても、その一部分を入力すれば候補を表示してくれます。 海外のアーティストで、名前をうろ覚えの場合でも大丈夫です。 また、画面下のリスト(アイコン)から選択することもできます。 アーティスト名を入力すると、それに関連したジャンルのアーティストが6つ表示されます。 「Guns N’ Roses」と入力したところ、「AC/DC」「Skid Row」「Red
iPadの米国発売と同時にリリースされ、満点に近い評価と絶賛を浴びているKORG iELECTRIBE。大ベストセラーとなったビートシーケンサー「ELECTRIBE・R」をiPadアプリとしてリメイクしたものだ(ELECTRIBEもハモンドもiPadアプリに 「楽器としてのiPad」は一気に開花するか)。コルグは大手楽器メーカーとして初めて「楽器プラットフォームとしての iPad」に参入するという大英断も果たした。その意図と製品そのものについて、商品企画および開発担当者から話を聞くことができた。 なぜiPhoneじゃないのか iPadが発表されたのは1月末。iELECTRIBEのリリースは4月2日。その間3カ月もない。普通に考えるとこの期間での開発・発売というのは不可能と思えるのだが……。どうやったらできたのか? コルグでiELECTRIBEの商品企画を担当した佐藤隆弘氏は「不眠不休で」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く