JR九州は25日、鹿児島線などの3駅で、自動券売機近くに設置の運賃表について計5区間で誤った運賃を表示していたと発表した。 筑肥線の浜崎駅(佐賀県鳥栖市)では、平成20年春ごろから鹿児島線の肥前旭(同県唐津市)行き運賃1540円のところを1720円と誤表示。利用者から3年近く180円ずつ過徴収していた。 同社は浜崎駅に案内文を掲示し、申し出があれば事情を聴いた上で返金する方針。同区間の利用者は月に2人ほどで、約3年で計1万5千円ほどの過徴収という。 残り4区間は実際より安く表示していたが、改札を出る際に不足分を徴収したとしている。 今月17日に利用者の指摘で発覚。いずれも運賃表の交換時に誤った額を記入した。