軍事ゲームをめぐる“騒動”が世界で相次いでいる。かつての独裁者は、自らの捕捉をテーマにしたゲームに怒り、売上金の一部を請求する訴訟を提起。また、軍事クーデターが今年起きた「ほほえみの国」では、大統領になって島国を統治するゲームが発禁処分になったという。それは、それぞれのよりどころの不安定さも示している。名誉毀損だ、分け前をよこせ… 米CNNや英BBC(いずれも電子版)によると、1980年代に中米パナマで独裁政権を敷き、その後、米国の侵攻を受けたマヌエル・ノリエガ元将軍(80)は今年7月15日、自らの捕捉を題材としたゲーム「コール・オブ・デューティ・ブラック・オプス2」の販売元企業に対し、損害賠償を求める訴訟を起こした。 2012年に発売されたゲームで、ノリエガ氏は殺人者、誘拐犯として描かれた。米大統領の元補佐官や米中央情報局(CIA)元長官らも“出演”するなど、現実により近い形で仕上げられ
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