人材派遣大手グッドウィル・グループ(GWG)は21日、人材派遣・請負会社などを傘下に持つユナイテッド・テクノロジー・ホールディングスがGWG株の発行済み株式30・39%を取得し、筆頭株主になったと発表した。 GWGは、主力行のみずほ銀行から債権を買収した米投資ファンドのサーベラスと米証券大手モルガン・スタンレーの2社連合の傘下で再建を始めたばかり。ユナイテッドは「GWGや債権者に、資本や業務提携の提案をしたい」としており、今後2社連合との交渉が注目されそうだ。 GWGによると、これまでの筆頭株主は創業者の折口雅博前会長の資産管理会社「折口総研」で持ち株比率は約23%。サーベラスなどの2社連合の持ち株比率は、4月の増資引き受け後に約16・5%になる見通しという。ユナイテッドのGWG株の保有率は2月初めには約5%だった。
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