2011年3月11日14時46分頃、東北地方の太平洋沖で国内観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震が起こりました。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年3月12日から行なっている当該地域の継続調査として、3月29日10時30分頃および3月31日10時43分頃(日本時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*1により現地の緊急観測を実施しました。 本観測では、今まで確認できていなかった福島県および栃木県の内陸部、また千葉県浦安市の様子を確認することができました。 図1: 今回観測した画像全体 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2011年3月29日10時30分頃、3月31日10時43分頃(日本時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角: 2011年3月29日 1.9°、2011年3月31