(CNN) 米カリフォルニア州サンタクララ郡の公衆衛生局は10日、米アップル共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の死因が膵臓(すいぞう)腫瘍による呼吸停止だったことを明らかにした。当局者によると、ジョブズ氏は同州パロアルトの自宅で5日午後3時に死亡したという。 アップルは同日、ジョブズ氏の死去を発表した。19日には同氏をしのび、その功績をたたえる追悼式が社内で営まれる。 同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は社内向けの文書で「多くの人たちと同様、この数日間は私の人生の中で最も悲しい日々となり、たくさんの涙を流した。しかしスティーブに触発された世界中の人たちから膨大な数の追悼やお悔みの言葉が寄せられ、少し心が安らいだ。スティーブについて語ったり話を聴いたりすることが慰めになっている」と述べた。 ジョブズ氏は長年にわたるがんとの闘病の末、今年1月から療養のための休暇に入り、8月にアップルの