“チケキャン後”のミクシィ、「健康」と「スポーツ」に打って出る狙い 木村新社長に聞く:ライバルはRIZAP?(1/3 ページ) 6月22日、ミクシィは予定より4日早い社長交代を余儀なくされた。本来は26日の定時株主総会で森田仁基前社長が退任し、ゲームアプリ「モンスターストライク」の生みの親として知られる木村弘毅取締役(当時)が新社長に就く予定だったが、「経営を円滑化するため」として前倒ししたのだ。 交代が早まった理由は、森田氏とミクシィ子会社フンザの元社長ら3人が、商標法違反の疑いで書類送検されたためだ。ジャニーズ事務所に所属するタレントの情報を配信するWebサイトを無許可で運営したことが発覚。警察の強制捜査を受け、チケット売買仲介サイト「チケットキャンプ」(チケキャン)は5月に閉鎖に追い込まれた。 期待のチケキャンを失っただけでなく、社会的信用やブランド力にも相応のダメージを負ったミクシ