多摩六都科学館(東京都西東京市)は7日、世界最多の1億4000万個の星を投影できるプラネタリウムドームを新装オープンする。 昨年11月から改装のため休止していたが、最新鋭機を導入して再スタートを切る。 同館によると、ドームは直径27・5メートルで、東日本で最大の大きさ。改装でスクリーンを張り替えたため継ぎ目がほとんど見えなくなり、漆黒の星空を再現できるようになった。またLEDを使った投影機を新たに導入したことで、改装前に比べ、約5600倍の1億超の星を映すことができるようになった。プラネタリウムでは世界最多の数といい、天の川を一つ一つの星の集団として再現できるという。 同館では1994年の開館以来、同じ投影機や映写機を使い続けてきた。いずれも老朽化し、故障しても部品の調達が困難になったため、新機器を導入することにした。プラネタリウム解説員の雨森勇一さん(47)は「来場者の年齢層に合わせて