外国人旅行者が公共施設や店舗などに設置されている無料Wi-Fiと呼ばれる無線通信に簡単に接続できるようにするため、一度登録すれば全国的に利用できるよう事業者が連携することを決めました。 このため、ソフトバンクやKDDIの子会社などのWi-Fi事業者は、今月中にも社団法人を作ったうえで、外国人旅行者向けのサービスとして、利用者が一度登録すれば提携する事業者のWi-Fiを利用できるようにすることを決めました。 社団法人は、サービスを利用する際の認証手続きや利用者への注意喚起などセキュリティ対策を検討し、1年後をめどに全国の施設や店舗などでサービスの開始を目指します。複数の事業者が連携して無料Wi-Fiサービスを全国展開するのは初めてとなります。 外国人旅行者の増加が見込まれる2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、無料Wi-Fiを使える場所は増え続けています。しかし、利用にあたっ