印刷 試験点灯で明かりがともされた「神戸ルミナリエ」=28日夜、神戸市中央区、中里友紀撮影 12月1日から始まる「神戸ルミナリエ」の試験点灯が28日、神戸市中央区の旧外国人居留地の周辺であった。17回目の今年は節電のために月〜木曜の消灯時間を30分早めるが、20万個の光の彫刻が冬の夜空を彩る。 東日本大震災の被災地の復興を願い、今年のテーマは「希望の光」。旧居留地の光の回廊「ガレリア」(延長270メートル)をくぐり抜けると、円形の光の壁掛け「スパリエーラ」(高さ19メートル、直径37メートル)が人々を迎える。 1日午後6時に点灯し、12日まで毎日開催する。昨年の来場者は約343万人。今年は約400万人を見込んでいる。運営資金不足を補うため、今年も100円募金を呼びかける。