J1G大阪の来季監督に内定している元日本代表FW呂比須ワグナー氏(42)が、Jクラブを指揮するのに必要なS級ライセンス保持者とは認められない見通しであることが15日、明らかになった。 資格認定を行う日本サッカー協会の小倉純二会長(73)が、「(S級の下の)A級にしか相当しない」と説明した。呂比須氏はブラジルのトップレベルにある全国選手権で指揮をとった経験がないため、S級認定が出せないという。 新監督がS級資格を持たない場合、資格を持つ別のスタッフを監督に据え、新監督はコーチの肩書で指揮。後日、資格を取得させたケースがある。G大阪関係者は「まだ正式に(協会から)何の連絡も来ていません」と話すにとどめた。 (紙面から)
J1最終節(3日、浦和1-3柏、埼玉)浦和が目の前で敵チームの胴上げを見るのは5度目。J1残留は確定したが、5万超のサポーターの怒りは収まらない。試合後、橋本社長のスピーチにブーイングと「辞めろ」コール。試合終了後4時間半が経過した午後10時まで、約1000人がゴール裏に居座り抗議した。「責任を取れと言われたが、YESとは答えていない」と同社長。MF山田直は「上は下を選べるけど、下は上を選べない」と涙を流した。試合結果へ (紙面から)
混戦のJ1優勝争いは、3日の最終節で決着する。今季限りとなる西野朗監督(56)率いるG大阪は、6年ぶり2度目の頂点を狙う。 大阪・吹田市内で約1時間の練習を終えたG大阪の西野監督が、優勝への熱い思いを口にした。 「勝って可能性を追求するしかない。自分たちの戦いだけに集中することが大事。ガンバらしいゲームをやりたい」 首位と勝ち点2差の3位。逆転Vには勝つ以外はあり得ない。思いはただ1つ。J1制覇チームとしてクラブW杯(12月8日開催)に出場することだ。「1試合でも多くやりたい。また戻ってきたい思いだけが強い」。天皇杯は既に敗退したが、優勝すれば最大でさらに4試合、チームを指揮できる。 「(タイトルを)取らなきゃいけないっていう宿命みたいなのが、ガンバには宿っている」。西野ガンバ10年目の集大成。名将の最後は美酒がふさわしい。(玉木充) (紙面から)
J1第33節第1日(26日、G大阪1-0仙台、万博)2年連続の無冠だけは何があっても阻止する。負ければ終戦の中、西野ガンバが6季ぶりの優勝へ意地を見せた。 「最終節まで可能性をつなげたいという思いだけで全員で戦った試合。勝負に執着して戦ってくれたことがうれしい」 勝って清水戦に望みをつなぐ。イレブンの気迫がボールに乗り移った。前半25分、FW李根鎬が頭でねじこんだ。後半はG大阪のシュート3本に対し、仙台は10本。防戦一方にも、最後まで1点を守り切った。 「どこかのチームがアドバンテージを持っているとも思えないし、3位のガンバにも十分可能性があるなと感じています」と指揮官。最終節に勝っても首位の柏、2位・名古屋が勝てばV逸が決定する。それでも、今季限りでの退任が決まった西野監督にとって10年目の集大成。05年と同じ逆転優勝を遂げてみせる。 (玉木充)試合結果へ (紙面から)
J1・G大阪が23日、西野朗監督(56)と来季の契約を結ばないことを発表した。クラブ側は後任監督選定作業に着手。関係者によれば、攻撃サッカーを掲げ、Jリーグ指導経験のある外国人監督が浮上しており、今季限りでJ1広島を退任する予定のミハイロ・ペトロビッチ監督(54)が最有力候補に上がっている。 ペトロビッチ監督は推定8000万円の高年俸を理由に今季限りで広島を退団するが、同監督の家族も日本での生活を気にいっており、引き続き日本での指導を希望している。日本代表DF槙野(ケルン)ら若手を育てあげるなど育成面でも定評があり、新陳代謝を求めているG大阪の監督としても適任。同監督をめぐってはFC東京、浦和なども新監督候補のリストにあげている。 山本浩靖強化本部長(53)は西野氏の後任について「2人に絞っている。12月20日までに発表したい」と話し、早ければ年内にも新体制が固まる予定だ。 (紙面から)
フジテレビ系「ニュースJAPAN」(月~木後11・30、金曜後11・58)のキャスターで、のどの病気のため同番組を休んでいる秋元優里アナウンサー(27)の病名が6日、分かった。 頚部の深い筋肉の間や結合組織の間に膿がたまり、炎症が広がる「深頚部膿瘍」(しんけいぶのうよう)。秋元アナは先月末から入院中といい、フジ広報部によると、のどを切開し、膿を出した。 同アナは先月28日まで夏休みをとっており、29日に復帰予定だったが、同日にのどの病気のために1週間休養することが発表された。しかし、今月5日になっても回復せず、同日にキャスターの代役を務めた椿原慶子アナ(25)が「のどの病気で入院中で、しばらくお休みさせていただきます」と報告した。 復帰時期は未定で、フジは「本人は元気にしており、声も出るようになったと聞いていますが、退院の日時は決まっていません」と説明している。 (紙面から)
Jリーグが来季からJ2の“昇格プレーオフ”導入を検討していることが13日、分かった。1、2位がJ1に自動昇格するのはこれまでと変わらないが、残る「1枠」を3位から6位までの4チームで争うシステム。J2の活性化が狙いで、14日に行われるJ1・J2合同の実行委員会で審議される。 【続きを読む】
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