フィットネス事業を手掛けるJR東日本スポーツ(東京都豊島区)が、1月に「エキナカeスポーツ施設」としてオープンした「ジェクサー・eスポーツステーション」。場所は松戸駅(千葉県松戸市)の構内で、JRの切符を販売する「みどりの窓口」の向かい側にある。このスペースは駅構内の中心部で、つまり人通りの多い “一等地”にあるといえる。 通常、こういった目立つ場所にあるのは、おしゃれな飲食店や旅行案内所「びゅうプラザ」などのイメージが強い。近隣に住む記者は松戸駅には何度も足を運んだことがあるが、実際ここにはもともとびゅうプラザがあった。 では、一体なぜそんな場所にeスポーツ施設をオープンしたのか。JR東日本スポーツの岡村博之さんによれば、これには2つの理由があるという。 なぜエキナカにeスポーツ施設? 1つは、親会社であるJR東日本がびゅうプラザの閉鎖を進めていることだ。JR東日本は切符の購入や旅行の手