福岡県古賀市の高原伸二市議(55)が「宝くじが当たって1000万円とバス2台を市に寄付した」というウソを1日付のブログに書き込み、市議会の奴間(ぬま)健司議長は3日、「議会の見識が問われる」と厳重注意した。 高原市議は取材に「エープリルフールの冗談として書いた」と釈明し、2日付のブログで「大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。 ブログは「買わなければ、当たらない……買ってみるもんだ!」というタイトルで、懇親会後、酔った勢いで買った宝くじが2枚当たり、市役所前の道路に使うという条件で1000万円と、中古の中型バス2台を寄付したという内容。エープリルフールのウソという断りはなかった。 高原市議は2011年の市議選で初当選し、1期目。取材に「世の中が不景気なので、喜び、笑ってほしいと思い、見え見えのウソを書いたつもりだった。度が過ぎていたと深く反省している」と話している。