イラク・バグダッド(Baghdad)で開催された展覧会に展示された絞首刑用の縄。1991年のシーア派の蜂起の際に、サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権が死刑執行に使った縄と同類のもの(2008年3月15日撮影)。(c)AFP/ALI YUSSEF 【4月12日 AFP】国際人権団体のアムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は10日、過去数年にわたって死刑を執行していなかった国の一部で2012年に死刑が再開されたものの、世界全体では死刑執行は減少しているとの報告を発表した。 死刑に関するアムネスティの年次報告書の2012年版によると、これまで一定期間、死刑が執行されていなかったインド、日本、パキスタン、ガンビアで昨年、死刑が執行された。 またイラクでは死刑執行が「憂慮すべき急増」を示した。イラクの死刑執行数は2011年には68人だったが、