14日午前に出発信号が赤のまま変わらなくなるトラブルが起きた阪急電鉄の神戸本線と支線の今津線など計15の駅で、同日夕も同じトラブルが発生した。 阪急は信号の操作を各駅での手動に切り替えたが、6本が運休、約290本に最大29分の遅れがあり、約13万850人に影響が出た。このトラブルは12日を含め3度目で、影響は計約42万人に上っており、阪急は「15日始発には正常運行に戻るよう復旧を急ぎたい」としている。 信号が赤から変わらなくなり電車が出発できなくなった駅は、梅田、神戸三宮、西宮北口などで、いずれも信号機を一括管理する梅田駅のコンピューターシステムの不具合とみられる。 阪急は、12日午前11時に発生し、最大37分の遅れが出て11万2450人に影響したトラブル後、システムの部品を交換。14日午前に再び起きたため、システムの別の部品を交換し、信号は順次、復旧したが、同日午後5時30分頃に3度目の