読者の中には、Canonicalの創業者であるMark Shuttleworth氏が、Ubuntu Linuxが「Unity8とスマートフォン、および統合シェルへの投資」を打ち切ると発表したことに驚いた人もいるかもしれない。だが、筆者に驚きはなかった。Ubuntuは以前からクラウド分野で大きなシェアを獲得しており、モノのインターネット(IoT)の分野でも評判を勝ち取ってきている。今回の発表は、Shuttleworth氏とCanonicalの幹部が、ようやく同社の強みを生かす決断を下したことを意味する。 いくつかの意味で、これは当然の選択だった。Shuttleworth氏は、「UbuntuのクラウドとIoTの話題は素晴らしく、今後はさらによくなっていくだろう。パブリッククラウドのワークロードや、Linuxを使用したプライベートクラウドインフラで、最もUbuntuが使用されていることは有名だ。
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