説明会にはグーグル 製品開発本部長の徳生裕人氏が登壇(写真2)。「Googleアシスタントは2017年8月からiOS向けにも提供し、10月にはGoogle Homeも発売した。現在、世界で1億台以上の端末で利用できる。動画や音楽を再生したいとき、ちょっとした質問をしたいとき、声だけで使えるアシスタントとして開発している」と紹介した。 音声アシスタントにおける同社の強みについては、「何が強みになっていくのか分からない部分はあるが、確かに言えることは検索だ。グーグルが構築しているナレッジグラフ、コンテキストの理解、自然言語処理、音声認識技術を活用できるはずだ」(徳生氏)と説明した。 特に合成音声による読み上げ能力が向上し、より自然になったという。テキストを音声にする従来の技術として、「concatenative TTS(Text-To-Speech)」では「何百時間も声優の声を録音し、うまくつ