各省庁で、大臣の日程表が即日廃棄されていた問題。 今回、私たちは、廃棄される前の各省庁の日程表を入手しました。 その内容を見て驚きました。(霞が関リアル取材班 記者 北村洋次) 大臣の日程表は、各省庁の大臣がいつ、どこで誰と会い、どんな仕事をしたのかが記された公文書です。 ところが、ことし4月、東京のNPO「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長が情報公開請求した結果、多くの省庁でこうした日程表が即日廃棄されていたことがわかりました。 本来、大臣の日程表には、省庁の活動をひもとくうえで大事な情報が盛り込まれているはずです。 森友学園の問題も取材した私は日程表ではないですが、国有地売却を巡る交渉記録などがきちんと管理されていない実態を目の当たりにしてきました。 公文書管理のあり方は、その反省にたって見直されたというのに、むしろ「行政の効率化」という理由で即日廃棄されていた事実を知り、