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ブックマーク / chikawatanabe.com (15)

  • 日本企業の社内公用語の英語化でコミュニケーションの圧縮率は高まる(かも)

    公用語の英語化、いいことだと思います。グローバルな会社になりたいなら、まぁ必然的に必要だ、ということはさはさりながら、あと「コミュニケーションが簡潔化する」のではないか、と。 (以下、書く英語ではなく、話す英語について語ります。) 母国語から、それほど精通していない言葉に訳すときは、どうしても語彙が足りないので、いかに骨子だけを伝えていくか、が鍵。枝葉末節はいさぎよく切り捨てて、当に大事なことだけを簡単な文章で伝えていかなければならない。 たとえば 「最近似たようなところにも行ってまして、それとは別に風邪気味で体調も悪いので、できれば今日は行きたくないんですよ」 てな、だらだらした内容を 「I don't want to go」 とピシッと骨子だけ。これで十分意思は通じる。 これ、実際やると、結構脳がフル回転するですよ。 人間、 「自分が何を言いたいのか」 を理解するのは大変なことなのだ

    日本企業の社内公用語の英語化でコミュニケーションの圧縮率は高まる(かも)
  • FTCから召喚状がきて脳がゲシュタルト崩壊するくらい問い詰められました(GoogleのAdmob買収)

    エープリルフールじゃありません。当地はまだ3月31日だから。 FTC=Federal Trade Commision=連邦取引委員会。独禁法の調査とかするところですな。このたびGoogleがモバイルアドネットワークのAdmobを買収することになったのだが、それに待ったをかけて調査中。 で、私がお手伝いしているとあるiPhone appがAdmobとGoogle両方の広告を表示しており、その関係でこのたびFTCから召喚状が来たのであった。 ちょっと面白い経験だと思うので、以下経緯を書きます。 まず、Admobの人から2月17日に「FTCからの調査の件でうちの弁護士と話して欲しい」といわれて、OKしたところ、19日に電話がかかってきて30分ほどあれこれ語る。 基的に私は、アメリカのモバイル広告市場はまだまだ小さく、これから大きくなるところで、数十億円規模の投資を受けたアドネットワークも複数あ

    FTCから召喚状がきて脳がゲシュタルト崩壊するくらい問い詰められました(GoogleのAdmob買収)
    jx0
    jx0 2010/04/20
    「Curiosity killed the cat」 という諺が頭に浮かぶ。中国語だと好奇害死猫。「好奇心は災いのもと」ってことですね。FTCの調æ
  • 蚊がいないところに住む

    半谷さんのインタビューで「転職しましょう」というところを昨日はサラッと取り上げたが、実は私が一番親近感を感じるのは 住む場所はこれからもずっとシリコンバレーのあるベイエリアにいたいと思っている。何が素晴らしいといって、蚊がいないこと。蚊に刺されやすい体質なので、とにかく一生蚊がいないところにしか住みたくない。 というところ。 私自身はそれほど蚊にさされやすくないのだが、シリコンバレーは蚊がいないのは確かにスバラシイ。そして、それ以上にスバラシイのはゴキブリがいないこと。(ゴキブリについては半谷さんとも語り合ったのだが、上記の記事には載ってません。) [注:Twitterでゴキブリいる、というコメントがあったので、注記すると、小さいのはいます。私の家には小さいのもいないけど。3センチもあって空を飛んでくるというのはどこにもいない。] 私は、いつかは南の島で暮らしたいとも思っているのだが、南の

    蚊がいないところに住む
  • iPodとiPadに思う

    Appleが今日発表したタブレットの名前がiPadだったわけだが、これ、多くの日人にはつらい名前だよなぁ、などと思いました。はい。 iPodの「o」のところの発音は、日語の「あ」と「お」の中間くらいの音でやや「あ」に近い。だから、日人が普通に iPad=アイパッド とカタカナ発音すると、それはアメリカ人的には iPod と聞こえてしまうのであった。 念のため今、アメリカ生まれ、アメリカ育ちで英語しかできないダンナに 「ねぇ、これどっちにきこえる?」 と聞いた上で、カタカナ的に 「アイパッド」 と言ってみたところ 「そりゃiPodでしょ」 と言われました。やっぱりね。 しかし、この不幸を逆手に取れば(?)、iPadの「a」の所の音は、ひじょーに重要な発音なのだ。これを機会にiPodとiPadをいい分けられるようになると、英語力全体の向上に役立つと思うので、言えない方はがんばってください

    iPodとiPadに思う
  • 仕事のプロになりたかったら

    会議でわからないことがあったら、その場で必ず聞く。これは徹底して欲しいあるですよ。 複数で会議に出ていると、 「自分はわからなくても、周りの人はわかっているかも」 と流してしまうことも多いと思う。というか流すのが普通なんじゃないか。質問すると無知がばれる、ということもある。 しかしだ。 これがゆえに、 「結局誰一人何が語られたかわかっていない」 ということが多々発生するのを見て来た。わからないから、全然話が進展しない。何も起こらない。また、一人がわかっても、他の人は全然違う理解(というか不理解)なので、結局「うーん、よくわからないねぇ」みたいな「ぬるま湯的な感じ」で終わる。 こういう会議を 「仕事をしているフリの会議」 と呼ぶ。 +++ また、「わからないけど何となくスルー」というのを長年続けると、そもそも理解する力が低下するようだ。つまり、 「一期一会で、今会っている相手が今言っているこ

    仕事のプロになりたかったら
    jx0
    jx0 2010/01/29
    複数で会議に出ていると、 「自分はわからなくても、周りの人はわかっているかも」 と流してしまうことも多ã
  • 目の見えない人は障害者か

    New York Timesに、「文章読み上げソフト等が進歩した結果、点字を使う視覚障害者が減り、『点字文化』が失われつつある」という記事があったのだが、そこの冒頭で紹介された人。ウォールストリートの投資管理会社のマネジングディレクター、という盲目の女性。「目が見えないことは、昔のように障害ではない」と語っている。 日常どうやって仕事の情報収集をしているかというと AT 4 O’CLOCK each morning, Laura J. Sloate begins her daily reading. She calls a phone service that reads newspapers aloud in a synthetic voice, and she listens to The Wall Street Journal at 300 words a minute, which

    目の見えない人は障害者か
    jx0
    jx0 2010/01/21
    「朝4時に新聞を合成音声で読んでくれる電話サービスに電話して、Wall Street Journal紙の読み上げを通常の倍速で聞くã€
  • Twitterは名刺なし文化

    Twitterの中の人(@San Francisco)で、名刺を持っている人ってほとんどいないんですよね。外の会社の人と会うのが仕事、という人とミーティングの後で、「じゃぁ、後で〇〇を連絡して」と言われて、「あ、名刺もらえる?」と聞いたら、「ないのよー、エンジニアはなくてもいいと思うけど私もないの。ひどいわよねぇ。ははは。」 しかし、昨今では、メールアドレスさえわかれば、それで連絡ついちゃうから、確かに名刺はいらないといえばいらない。 Twitterの人の場合、TwitterのアカウントIDにmentions送ればそれで連絡がつく、ということもある。「Twitterもしていないような人とは会わない」ということなのでしょうか。 実は私も、主に名刺を使うのは日に行く時と、こちらで日人と会うときくらい。シリコンバレーにいる間は、ミーティングでも名刺を使わないことも結構ある。だって、ミーティン

    Twitterは名刺なし文化
    jx0
    jx0 2010/01/21
    しかし、昨今では、メールアドレスさえわかれば、それで連絡ついちゃうから、確かに名刺はいらないといえば
  • On Off and Beyond: 詐欺的商法とアメリカの採用プロセス

    詐欺的な商売がどのように顧客をその気にさせるか、というのはなかなか興味深い。なんといっても、「いかなる手段を使ってでも金を巻き上げよう」と思っているわけで、普通の商売でありがちな 「いいものを作っているのだから、売り方はいい加減でいい」 といった「驕り」がない。「いかに相手を落とすか」に真剣勝負!なわけで、そこを学ぶにはとってもいいと思うんですよね。 で、それとアメリカの採用プロセスがどう関係あるかというと。 よく「オンライン情報商材」みたいなの、ありますよね?長ーい長ーいページにひたすら文字が並ぶ。文字は結構大きくて、 そこで私はわかったのです! みたいなのがズラズラ続くあれ。そして延々読んでいった最後に 「この先を知りたい方は『たった』12800円で続きがダウンロードできます」 とか書いてある。 ま、詐欺じゃないですね。詐欺「的」であるだけで詐欺ではない。買ったことはないが、多分当に

    On Off and Beyond: 詐欺的商法とアメリカの採用プロセス
    jx0
    jx0 2010/01/09
    「手を変え品を変え同じことを延々説明し、最後に値段をいう」 というのは人類の基本ともいうべきセールスãƒ
  • On Off and Beyond: 海外での仕事に必要な英語のレベル

    世界で働く皆さんの体験記を4回連載しましたが、英語ができたら働ける国、というのは英語圏でなくても結構ある。少なくとも最初は英語で入り込める、という国はたくさんあります。特にエンジニアだったらその傾向は強いと思います。 さて、では、どの程度の英語力があれば海外で働けるのか。著しく主観的に図解してみたいと思います。 海外で働いたことのない人が考える「海外で働くために必要な英語力はこのくらい」というのはこんな感じじゃないかと。あ、縦軸は「英語力」です。 うわ、こりゃ遠い・・・・となるわけですが、実際はこんな感じじゃないかな、というのが下。 特にエンジニアは「仕事で必要レベル」はかなり手の届くところにある、、、というか、完璧から程遠くてもOKなのです。エンジニア以外でも、「手に職系」の仕事はすべからくこの傾向があると思います。 (もちろん、「ニュースキャスターになる」とか、「映画俳優になる」とかだ

  • アメリカの偽札はババ抜きのババらしい

    未だに紙媒体の新聞をとってますがそれが何か。 当地のローカル紙、San Jose MercuryにAction Lineというコラムがあって、これは、読者の様々なトラブルについて、担当記者の人が調べてくれたり、企業やお役所などに読者に代わって交渉してくれたりする、という大変役に立つコラム。昔私もグリーンカードでちょっとトラブったときにダンナがメールしたら調べてくれた。すばらしい〜。(この新聞の価値は最近、このコラムと、同じような趣旨でテーマを道路交通に絞った「Mr. Roadshow」というコラムの二つにしかないような気がするのではありますが。) さて、そこに載っていたのがMy bank gave me counterfeit money。 「銀行の窓口でもらった100ドル札が偽札だったのだがどうしたらいいか」というもの。読者からの問い合わせの中で、私がびっくりしたのは I called

    アメリカの偽札はババ抜きのババらしい
  • 業務連絡:夜のお仕事のできるウェブエンジニア募集

    私+数名で、何年もかけて片手間で作っている英語学習サイトがあるのですが、ほぼ完成してからはや10ヶ月・・・ボトルネックはペイメントとなっております。ついては、そこのところを構築してくれる人を探しています。「構築」といっても、Paypalを使うので、そのインテグレーションが仕事です。デザインはもうできているので、デザイナーではなくウェブエンジニアの方に限ります。 要件: これまでにペイメントシステムを組んだことがあると非常にgood 中でも、Paypalのインテグレーションをしたことがあれば特にすばらしい(あまりいないと思いますが) mustではないが、Railsがわかるとさらにすばらしいです(サイトがRailsでできているので) また、先々のことも考え、サーバのメンテなどもできると美しいです(でも、これはRailsができないと無理らしい) できればベイエリアに住んでいる方だとgoodですが

    業務連絡:夜のお仕事のできるウェブエンジニア募集
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    jx0 2009/12/08
    # これまでにペイメントシステムを組んだことがあると非常にgood # 中でも、Paypalのインテグレーションをしたことがã
  • アメリカを出る飛行機はフィルター的存在

    アメリカ土から出る飛行機は、アメリカ社会の仕分けフィルターのようだなぁ、といつも思う。 日に行く飛行機はもちろん日人が多い。飛行場の待合室では日語で語り合うビジネスマン風のおじさま方。飛行機に乗った瞬間に、アナウンスも日語が入る。サンフランシスコに居ながらにして、既に雰囲気は日化。機内も和があったりするし。 香港に行く飛行機はもちろん中国人が多い。 ドイツに行く飛行機はドイツ人が一杯いる。ドイツ人は体がでかい。フランクフルト経由で他のヨーロッパ都市に行くヨーロッパ系の人たちも沢山いる。 カリブに行く飛行機には、もちろんカリブ的な人がたくさんいる。南の島の人たちで驚くのは、常夏なのにブーツを履いている人を時々見かけること。暑いからと言ってブーツを履かなかったら、ブーツを履く時がないのはわかるのだが、暑いと思うんですが。 ハワイに行く飛行機は、バケーションに行く土の人たちの中

    アメリカを出る飛行機はフィルター的存在
    jx0
    jx0 2009/11/25
    (ちなみに、ビジネス客が多い国内線の待ち合い・機内は殺伐としてます。はい。特に疲れて家に帰る出張者ば
  • 思いがけず男尊女卑な英語的呼び名の慣習

    Mrs.(ミセス)というのは「結婚している女性の尊称」と習うと思うのだが、アメリカではちょっと違って、ダンナさんの名前にMrs.をつけることで、「XXさんの奥様」というニュアンスとなる。しかも、夫の苗字のみならず、フルネームにMrs.をつけたりする。たとえば、John Smithという夫を持つCathy Smithという人は Mrs. John Smith というのが正式呼称。 つまり、結婚した女性は、ダンナの名前でしか認識されない、というなかなかもって男尊女卑な呼び方なのであります。 なので、女性が旧姓を名乗っている場合、その姓にMrs.をつけると変な感じになる。ところが、これはアメリカの外では違うみたいで、ヨーロッパなどでは「結婚した女性の尊称」という日で習ったままの使い方でMrs.が通用しているように見受けられる。(違ってたら教えてください)。私は旧姓のままChika Watana

    思いがけず男尊女卑な英語的呼び名の慣習
    jx0
    jx0 2009/11/20
    アメリカではちょっと違って、ダンナさんの名前にMrs.をつけることで、「XXさんの奥様」というニュアンスとなる
  • 人間は危機に直面すると固まるらしい

    久しぶりに目からうろこの発見であった。「人間は生死に関わるような大惨事に直面すると、パニックで逃げ惑うより、心も体も麻痺して動かなくなることの方が多い」そうなのですわい。The Unthinkable: Who Survives When Disaster Strikes – and Whyというに書いてあった。 私のかなり大きな恐怖の一つに「パニックに陥った群衆に踏みつぶされて死ぬ」というのがある。「新宿駅で大地震に見舞われる」とか。何度もその「最悪の状態」を想像したので、映画で見るようにフルカラーでリアルに見ることができるくらい。 「パニックに陥った群衆に踏みつぶされなければ、他の死に方はいいのか?」 という疑問をもたれる方もいると思うが、まぁ、長い間拷問されて、まぶたを切り取られたりしてチリチリと少しずつ殺される、というのはもちろん嫌だが、それ以外は「パニック群衆」よりましかな、と

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    jx0 2009/11/15
    その状態になっても、他の誰かから力強く行動の指示を出されると、ゾンビー状態ながらになんとか脱出行動に
  • シンガポールのタクシー運ちゃん語り

    突然ですが、今シンガポールにいます。後2時間で出ちゃいますが。で、昨日乗ったタクシーの運ちゃんの語るグローバル経済とシンガポールの比較優位について。 よく言われていることだが、タクシーの運転手さんにはよく世の中のことを知っている人が多い。どこの会社が景気がいいとか、悪いとか、リアルタイムで大変よく知っている。どの会社の人がタクシーによく乗るかを知っているのに加え、乗ったお客さんの話はリアルタイム情報だし、加えて暇な時間はじっくり新聞とか雑誌を読んでたりする。 シンガポールとか香港もタクシーが沢山いるので、多分運ちゃんたちはいろいろなことを熟知していると思うのだが、世間話ができるほど英語が堪能な運転手さんは中々いない。(シンガポールは、生まれ育った人だったら学校教育英語のはずなのだが、中国から来たばかりの移民の運転手さんも多いそう・・・というのはシンガポール在住のLa Dolce Vita

    jx0
    jx0 2009/11/02
    しかし、この運転手さん、「シンガポールの人口は400万人でうち中国系が7割」とか、上述のインドネシア
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