変異した新型コロナウイルスが急増、大阪府や兵庫県では主流になっています。変異ウイルスはウイルスが増える過程で偶然うまれ、数万もの型がありますが、そのうち世界的に警戒されているのが、N501Y変異。変異とは何か?解説します。 ■変異ウイルスとは? ウイルスがヒトの体内で増える、いわばコピーの際、設計図の役目をするのが遺伝子です。新型コロナウイルスの遺伝子は3万個の文字の列(塩基配列)でできており、文字の並びに従い、あるべき位置にあるべき種類のアミノ酸が作られ、複数のアミノ酸がつながってタンパク質ができ、ウイルスを形作ります。しかしコピーを繰り返す中で、設計図の文字を写し間違えることがあります。「AAU」という文字列に従い、アスパラギンというアミノ酸を作るべきところ、「UAU」とするとチロシンができます。このように、あるべきアミノ酸とは別のアミノ酸がつながれたり、あるべきアミノ酸がなくなったり
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