農薬代わりに豚活用 ブドウ園で試み―仏 2023年02月25日13時38分 ブドウ園で雑草などの駆除のために活用されるニュージーランド原産の豚「クネクネ」=フランス東部クラマン(AFP時事) 【クラマン(フランス)AFP時事】シャンパンの生産で有名なフランス北東部シャンパーニュ地方の村クラマンでは、ワイン用ブドウを栽培する農園で雑草や害虫を駆除するため、農薬の代わりに小型の豚を活用する試みが行われている。 雑草掃除にヤギ活躍 除草剤要らず―NY 「クネクネ」と呼ばれるこの豚は、ニュージーランドが原産国。体重は1匹当たり約40キロで、並んで植えられたブドウの木の間を嗅ぎ回る。 業界関係者によると、南西部ボルドーで昨年行われた最初の試験では、この豚は「土を掘り起こして雑草の根まで食べて、新たな成長を食い止める」ことが判明した。土壌に価値のあるミミズは食べず、ブドウの木の葉や枝を傷つけるほど頭を