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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (40)

  • ブラジルの治安は回復するのか

    南米のブラジルといえば、BRICsの1角として、経済発展が目覚しい国です。サッカーワールドカップにオリンピック開催まで決まり、「21世紀はブラジルの世紀」と呼んでもいいほどです。 豊かな天然資源に恵まれ、巨大な海底油田の存在も次々に明らかに。農業大国でもあり、羨ましいことばかり。 しかし、羨むことのできない点もあります。それは「犯罪大国」でもあるということです。 今年1月、私はブラジルのサンパウロを取材しました。多くの日系人と会いましたが、地方で農業に従事する人たちが心配していたのが、強盗の襲撃でした。治安が悪いのは地方ばかりではありません。いや、むしろ都市部の治安悪化のほうが深刻です。サンパウロにしてもリオデジャネイロにしても、「ファベーラ」と呼ばれるスラム街がいくつも存在し、ここが治外法権状態なのです。 入り組んだ狭い道と積み重なるようにアパートが密集した地域は、警察もアンタッチャブ

    ブラジルの治安は回復するのか
    kachihaya
    kachihaya 2011/05/30
    保安長官ジョゼ・マリアノ・ベルトラメによる「ファベーラ浄化作戦」が効果を上げつつある。
  • 「オンデマンド」に進化するテレビを訴訟で妨害するテレビ局

    最高裁は14日、「まねきTV」をめぐる訴訟の口頭弁論を開いた。この訴訟は、テレビ局がまねきTVのサービスを行う永野商店を被告として起こしたもので、一審と二審ではテレビ局側が敗訴したが、最高裁が口頭弁論を開くのは二審判決を変更する場合が多いので、逆転勝訴の可能性が強まってきた。この小さな事件は、今後のネット配信の動向を左右する可能性がある。 まねきTVは、ソニーの「ロケーションフリー」(ロケフリ)を永野商店のオフィスに置き、インターネットで番組を配信する有料サービスだ。ユーザーは海外駐在員が多く、海外で見られない日の番組をインターネット経由で見るためなどに使われている。ところがNHKと民放キー局5社は2006年、これが「放送番組の再送信サービスで著作権法違反だ」として差し止めの仮処分を求める訴訟を東京地裁に起こした。 一審、二審とも原告が敗訴して仮処分申請は棄却されたが、テレビ局はサービス

    「オンデマンド」に進化するテレビを訴訟で妨害するテレビ局
  • ウィキリークスに、こんな読み方が

    アメリカの大量の外交文書が、ウィキリークスによって明らかになった事件。外交の舞台裏が覗け、世界各国の指導者に対するアメリカの外交官の容赦ない寸評も知ることができるとあって、注目を集めています。 このテーマが取り上げられる場合、ゴシップ雑誌風の話題になるか、あるいは「国家機密と知る権利の対立」という論争になるか、どちらかのケースが多いのですが、まったく違う読み方ができることを教えてくれたのが、誌日版12月15日号の「ウィキリークス 当の爆弾」という記事です。 「情報を意図的に漏洩することが外交官の職業上の『技』の1つと見なされていた時期があった」という書き出しは、思わず読みたくなります。 世界各地に駐在するアメリカの外交官は、任地の情報を、せっせと国に送りますが、ワシントンでは、果たしてどれだけ読んでくれているのか。どうせ無視されるだろうと思うとき、その内容を報道機関の特派員に教えて

    ウィキリークスに、こんな読み方が
    kachihaya
    kachihaya 2010/12/17
    「皮肉なのは、今回のウィキリークス騒動で内部文書が暴露された結果、アメリカの外交官たちが極めて有能で十分に役割を果たしている事実が明らかになったことだ」
  • スウェーデン人がテロに動じない理由

    先週末に首都ストックホルムで自爆テロが起きたスウェーデン。同国軍のアフガニスタン駐留への反発が、自爆テロ犯の動機とみられているが、週が明けても政府は冷静な対応を保っている。 容疑者はイラク生まれのスウェーデン人、タイムール・アブデルワハブ(28)。彼はガスボンベを積んだ車を繁華街で爆発させる狙いだったが、繁華街に入る前に誤って爆発が起きてしまったようだ。2度目の爆発によって、アブデルワハブの腹部は吹き飛び、歩行者は煙に包まれたという。爆発しなかったパイプ爆弾も彼の死体のそばで見つかった。 爆発の少し前、スウェーデンの報道機関と警察には同国軍のアフガニスタン駐留と、イスラム教の預言者ムハンマドを風刺する漫画を描いた同国の漫画家を非難する内容の電子メールと音声ファイルが届けられていた。 「これは政治的なゲームだ」と、公務員のスザンナ・オリビンは、爆発の翌々日に現場近くを歩きながら語った。「アフ

    kachihaya
    kachihaya 2010/12/14
    「大都市では(テロは)定期的に起きるものだ」
  • 「人間」ヒトラーと向き合うドイツ | シネマ&ドラマ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    1973年のカンヌ国際映画祭でドキュメンタリー映画『スワスティカ(まんじ)』が上映されると、館内で小競り合いが始まり、スクリーンめがけて椅子が投げられた。「大混乱だった」と、フランスで生まれでロサンゼルス在住のフィリッペ・モーラ監督は振り返る。「怒鳴り声が響き、物が飛び交っていた。上映は中止され、誰かが表に出て『皆さん、ここはカンヌ映画祭だ。ビアホールじゃない』と叫んだ」 これほどの怒りを引き起こしたのは、モーラの作品がアドルフ・ヒトラーの「人間らしさ」を描いているように映ったからだ。ヒトラーがオーバーザルツベルクの山荘でくつろぐ未公開のホームビデオ映像(主に愛人のエバ・ブラウンが撮影した)を使うことで、『スワスティカ』はお決まりの「悪魔」のイメージを打ち砕いた。 映画の中で、ヒトラーは愛犬を抱きしめ、子供たちと遊び、『風と共に去りぬ』について語り合う。観客は拒否反応を示し、映画は事実上、

    kachihaya
    kachihaya 2010/12/09
    『スワスティカ』、極めてドイツ的な「天才」であったヒトラーの、人間的な面を捉えた映像を含んだ、70年代の映画。
  • 坂本龍馬を「再発見」したアメリカ人学者の情熱とは?

    NHKの大河ドラマ『龍馬伝』が完結しました。アメリカでも衛星放送の「TVジャパン」経由で放映されていたのですが、演出演技共に全く飽きさせない内容だっただけに、毎週日曜の楽しみが無くなって少々寂しい思いがします。ところで、ドラマの中で坂龍馬は一旦世間から忘れられていたのが、高知の新聞記者が龍馬を知る人物に取材して連載読み物にしたというエピソードが出てきます。では、その後は龍馬は今のように有名だったのかというと、必ずしもそうではないようで、国民的英雄になったのは1963年から65年にかけて刊行された司馬遼太郎氏の小説『龍馬がゆく』以降でしょう。 この小説も北大路欣也さんの主演で大河ドラマになっていますが、では、司馬氏はそもそも龍馬について関心を寄せていたのかというと、そうでもなく、一説によるとその直前に発表されたアメリカ歴史家マリウス・ジャンセン先生による長編論文『坂龍馬と明治維新("S

    kachihaya
    kachihaya 2010/11/29
     マリウス・ジャンセン
  • 「上海献花事件」を報じない日本メディア

    前略 マイケル・アンティ(安替)様 10月半ばから始まったあなたの日滞在も残すところあと3週間。中国人ジャーナリストとして初めて訪れた日は、きっと驚きの連続だったことでしょう。ちょうど滞在が始まった直後に尖閣事件で日中関係がヒートアップしたのは、ジャーナリストとしてとてもラッキーだったと言っていましたね。ラッキーだったのは我々日人も同じでした。ツイッターや記事、講演会で発信するあなたの情報は、ふだん我々が目にすることのない中国に関する新鮮な視点やネタであふれていました。 最近、そのあなたが日の主要メディアについて疑問を覚えている、とツイッターで知りました。 今月中旬に上海で起きた高層マンション火災では60人近くが亡くなりましたが、ずさんな電気溶接工事が原因だとして、10人以上の工事関係者が既に逮捕されています。犠牲者をしのんで、この日曜日に数万人の市民が現場で献花したのですが、なぜ

    kachihaya
    kachihaya 2010/11/24
    役人からネタをもらうことを、日本の記者たち(記者クラブメディアといった方がいいか)は、「ネタを取る」ことだと思っている。
  • 米韓FTAの決裂は朗報だ[寄稿]

    先送り 会見場を後にする李明博(右)とオバマ(ソウル、11月11日) Jim Young-Reuters ナポレオンは常々「運の強い将軍が好きだ」と口にしていた。だとすれば、彼はきっとバラク・オバマ米大統領が気に入ったはずだ。 幸運なオバマは、韓国との自由貿易協定(FTA)に最終合意するという政治的な自殺行為を、韓国側の「待った」のおかげで免れることができた。FTAはアメリカの貿易赤字と失業率を、今以上に上昇させかねないものだった。 韓国発の報道によれば交渉はほとんど終わっており、オバマと韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は自分たちが定めた交渉期限(11日)までに調印できる見通しだった。韓国はこれまで、FTAは自国経済の繁栄と安全保障にとって欠かせないものだとし、交渉を推し進めてきた。それが突然、米国産牛肉の輸入が若干増えることと、外国車の排ガス規制をわずかに緩和することに同意できないと

    kachihaya
    kachihaya 2010/11/12
     韓国政府は関税引き下げ分を相殺するため為替を操作することができるし、すでにそうしているからだ。
  • 東アフリカに広がる「アルビノ狩り」の恐怖

    天的な色素異常で肌が白くなる白皮症(アルビノ)は、なぜかアフリカ東部に患者が多い。世界的には約2万人に1人がアルビノなのに対して、アフリカ東部では約3000人に1人だといわれる。 アフリカ東部では07年頃から、アルビノを狙った誘拐・殺人事件が頻発している。タンザニアの呪術医たちがアルビノの人肉は「権力や幸福、健康をもたらす」と主張しているため、「薬」の材料として高値で取引されているからだ。 これまでにタンザニアやブルンジ、ウガンダなどアフリカ東部で数百人が殺害されている。10月末には、タンザニア国境に近い隣国ブルンジの川で9歳のアルビノの少年の切断された遺体が発見された。 タンザニアの警察当局によれば、両手足、性器、鼻、舌、耳がそろっていれば8万ドルという高値が付く。このため、一獲千金を目指して隣国のルワンダやブルンジまで「アルビノ狩り」に行く者が後を絶たない。 タンザニアでは先月末の総選

    kachihaya
    kachihaya 2010/11/11
     アルビノの人肉は「権力や幸福、健康をもたらす」とされるため、「薬」の材料として高値で取引されているからだ。
  • 既存メディアの限界なのか | Newsweek斜め読み | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    連日多数の人が殺され、それを報道する新聞記者たちも、次々に消されていく。たまりかねた新聞社は、遂に報道の自由を放棄。麻薬密売組織のことを報道しなくなってしまった。 こんなことが、報道の自由を謳歌しているアメリカの隣の大国で起きているのに、日の国内では、大きな扱いにはならない。これに歯がゆい思いをしていたのですが、誌日版10月20日号は、ようやくこの問題を取り上げました。「麻薬戦争に現われた『救世主』ブログ」というタイトルの記事です。麻薬戦争が繰り広げられているのは、アメリカの南隣のメキシコなのです。 この記事には、麻薬カルテルによって殺されたと見られる死体が吊るされているショッキングな写真が添えられています。極めて衝撃的なシーンを撮影した写真ですが、極力グロテスクにはならないように配慮されてもいます。残虐な事件は、写真によって迫真的になるけれど、目を背けたくなってしまう。こんなジレン

    既存メディアの限界なのか | Newsweek斜め読み | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • アメリカ高学歴エリートたたきの危うさ | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    中間選挙を前に、能力主義で逆境を克服し成功したオバマのようなエリートへの反発が噴出、政敵の格好の攻撃材料になっている 1958年、イギリスの社会学者で労働党の政治家マイケル・ヤングは、イギリスの支配階級が自らを解体し、あらゆる世襲権力を廃止し、その代わりに知能指数(IQ)に基づく「メリトクラシー(能力主義社会)」を作り出す未来を描いた(風刺小説『メリトクラシーの法則』)。 物語の中で、学問的才能に恵まれた労働者階級の人々は喜んでエリート層の一員となる。しかし才能がない人々はエリート層に対して、かつての貴族階級に対してよりさらに激しい恨みを抱く。2034年にはこの恨みが、暴力的で大衆迎合的なポピュリスト革命を引き起こし、メリトクラシーは一掃される。 当時からずっと、ヤングの小説アメリカに対する警鐘だと一部の人々は受け止めてきた。72年にアメリカの社会学者ダニエル・ベルはこの物語を引用し、驚

    kachihaya
    kachihaya 2010/10/13
     メリトクラシーにおいては、成功できないことを「体制」のせいにできない。
  • 役所が周波数も技術もビジネスも決める「電波社会主義」

    2011年7月にアナログ放送が止まる予定だが、それによって空く周波数(VHF帯)のうち、10~12チャンネルの「跡地利用」をめぐって2つの企業グループが競ってきた。これについて総務相の諮問機関である電波監理審議会は9月8日、NTTドコモやフジテレビなどの出資する「株式会社マルチメディア放送」に免許を与えることを決めた。 VHF帯には、最初は60社ぐらい免許を申請した。今までの電波行政では、これを総務省が調整して免許人を「一化」し、その会社に免許を申請した企業が共同出資して企業連合をつくるという形で決着することが多かった。今回も申請者の「懇談会」がたびたび開かれ、フジテレビを中心にした企業連合にNTTドコモが乗ってISDB-Tmmという方式で一化が進められた。 日の企業なら、この空気を読んで役所の意向を察知し、勝ち組のドコモ=フジテレビ連合に乗るところだが、アメリカのクアルコム社だけは

    役所が周波数も技術もビジネスも決める「電波社会主義」
    kachihaya
    kachihaya 2010/09/23
     電波の世界では、総務省が周波数を割り当て、技術も決め、ビジネスとしての採算性まで審査する。
  • グーグル・インスタントでもっと曖昧になる興味と人気

    グーグルは先頃、新しい検索技術グーグル・インスタント」を発表した(日での利用開始予定は数ヶ月後)。 グーグル・インスタントは、われわれの検索時間を縮めてくれる便利なものだ。検索ボックスに文字を入力し始めるやいなや、検索候補をいくつも表示し、同時に第一候補の検索結果がずらりと一覧できるようになる。すべては検索ボタンをクリックしたり、リターンキーを押したりすることなしに、である。 これまでも検索候補を表示する機能はあったが、グーグル・インスタントでは、今この瞬間により多くの人々が検索している言葉をほぼリアルタイムで示すところが異なり、しかも文字をひとつひとつ加えるごとに検索候補も検索結果の表示もガラガラと変わる。検索がまるで動画になったかのような、非常にダイナミックなものになったという感じがする。 グーグルグーグル・インスタントを検索の歴史の中でも大きな飛躍と位置づけている。同社によると

    グーグル・インスタントでもっと曖昧になる興味と人気
    kachihaya
    kachihaya 2010/09/18
     自分の本来の興味を世界の人気から分け隔てるのが難しい時代に、われわれは生きているのである。
  • 「ブチ切れたCA」はどうしてネットのヒーローになったのか? | プリンストン発 新潮流アメリカ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    8月9日、ニューヨークのJFK空港に到着したジェットブルー便はゲートに着く直前でした。その時、CA(客室乗務員)のスティーブン・スレーターという男性は、「ベルト着用サイン」が出ているうちに頭上の荷物を出そうとした女性客と口論になり、その際に荷物が顔に落ちてきてケガをしたりしたそうです。そこで、スレーターは突然「切れて」しまい、マイクを持って機内に「私はこの業界で20年やってきましたが、もうコリゴリ」とアナウンスをすると、緊急脱出装置(救命ボートになるビニール製の滑り台)を勝手に使って機外に去ってしまったのです。 スレーターは、そのまま堂々と駐車場に停めてあった自分のクルマで自宅に戻ったところ、通報を受けた警察に「迷惑行為、危険行為」の疑いで逮捕されました。ですが、このニュースが伝えられると、インターネットの動画サイトなどで注目が集まる中、スレーターはアッという間に英雄になってしまったのです

    kachihaya
    kachihaya 2010/08/18
     リストラで仕事のしわ寄せは従業員に、9・11以降の航空業界の冷え込みもあっての英雄視。
  • 中国で「割礼」がブーム?

    上海に近い浙江省杭州市にある浙江大学医学部附属児童病院は、夏休みになると特に泌尿器科が忙しくなる。毎日70〜80人の男の子の「包茎手術」をしなければならないからだ。 患者は主に6歳から12歳の小学生男児。病院によれば、09年に手術を受けた男児は約3500人。今年は1〜6月で既に2000人を超える男の子が「割礼」を受けた。今申し込んでも1カ月は待たなければならない――。(杭州日報・都市快報より) どうやら中国では包茎手術がちょっとしたブームらしい。特徴は親が「息子の息子」の心配をしているところ。6月に「高考」(全国大学統一入試)が終わると、上海のある病院には高校生の息子の包茎を心配した親からの電話が殺到したという。 中国でも「包茎」については病院側が情報発信に熱心だから、当にブームと言えるかどうか見極めは難しい。それでも1つの総合児童病院に毎日10人の子どもが手術を受けに来るというのは、例

    kachihaya
    kachihaya 2010/07/12
     夏休みになると特に泌尿器科が忙しくなる。
  • 冷戦時代の発想は今も残る?

    スパイものは、どうしてみんな興味を持つのでしょうか。しかもそこに、「美人スパイ」が登場すると、俄然ヒートアップするのは、洋の東西を問わないようで...。 「美しすぎるスパイ」などと、なんだか市議会議員風のネーミングがついたロシアの女性スパイを含む10人は、ロシア側に捕まっているアメリカ側の4人と交換されて決着しました。 いまどきスパイの交換なんて、まったく冷戦時代そのものですが、この騒動を冷静に分析している記事が、誌日版7月14日号の「冷戦から帰ってきたスパイ」です。 敵国に溶け込んで、その国の国民として暮らすようにスパイを送り込むのは、戦前の日の陸軍中野学校の手法を想起させます。「草」を送り込むのは、いずこも同じです。 おっと、これは専門用語でしたかね。「草」とは、そこの国の人として生活する、という意味のスパイ業界用語です。 また、かつてのソ連は、シベリアで抑留した日人を洗脳して

    冷戦時代の発想は今も残る?
    kachihaya
    kachihaya 2010/07/12
     「もしお前がスパイと発覚して逮捕されても、必ず取り戻してやるぞ」
  • 麻薬と殺し合いに魅入られた町で7

    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」

    麻薬と殺し合いに魅入られた町で7
    kachihaya
    kachihaya 2010/07/09
     「ここではすべてがたやすい。愛もセックスも麻薬も、それに殺人も」
  • ワールドカップに蹴り出された人々

    大陸初のW杯開催の名の下に行われた都市部の強引な「再開発」。スラムさえ追われた貧困層は、さらに劣悪で見えない場所に隠されている おこした火は消えかけている。見守るビクター・ガンビの目が悲しい。 ここは南アフリカ最大の都市ヨハネスブルク。改装されたエリスパーク・スタジアムの裏に隠れた空き地だ。このスタジアムは、6月11日から始まるサッカーワールドカップ(W杯)会場の1つ。南アフリカ政府は、この世界最大のスポーツイベントで多くの国民が貧困から脱け出せるとうたってきた。 しかし日雇い労働者のガンビ(35)に言わせれば、状況は悪くなる一方だ。南アフリカが第19回W杯の開催地に決まると、程なくして彼らの暮らす競技場周辺地域にも「再開発」の波が押し寄せた。外国からの観戦客を受け入れる準備の一環だった。 彼が不法居住していた廃ビルは昨年後半に壊された。今は廃墟の一角に粗末な小屋を建てて暮らしている。地

    kachihaya
    kachihaya 2010/07/09
     おこした火は消えかけている。見守るビクター・ガンビの目が悲しい。
  • ドイツ・ナショナルチームの「トルコ人」 | 中東徒然日記 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    このブログがアップされている頃には、ドイツは決勝に勝ち進んでいるだろうか。 2010年ワールドカップアフリカ大会でのドイツチームの立役者のひとりに、メスード・エジル選手がいる。甘いマスクのイケメン、21歳の彼は、トルコからの移民家族の子としてドイツのゲルゼンキルヒェンに生まれた。サッカー界に中東系移民の二世、三世が多いことは、2005年に引退したフランスのジダン選手がアルジェリア出身の移民二世だったこともあって、よく知られている。現在のドイツチームではエジルの他にも、チュニジア系のケディラなど、中東系移民出身の選手が活躍中だ。 このエジルの活躍に、トルコのナショナルチームが反応した。ヒディンク現トルコ監督(ワールドカップ日韓大会のときの韓国チーム監督)がトルコの主要日刊紙「ミリエット」で、「ドイツはエジルのパスポートを偽造した!」と述べたのである (トルコ語新聞の邦訳は、東京外国語大学の

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    kachihaya
    kachihaya 2010/07/09
     エジルにとっては、1571年、レパント海戦でオスマン帝国海軍がスペインに負けた、その史実の再来とでも云うか。
  • 若者を食い物にする「老人支配」が日本経済を衰退させる | エコノMIX異論正論 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    参院選の投票日が近づくにつれて、どの政党も公約にうたっていない政策が注目を集め始めた。私のブログで今月、最大のアクセスを集めたのは、2月の「老人支配の構造」という記事だった。リンクの元をたどると、Yahoo!の参院選特集の「世代間格差」というページからだった。 その記事でも紹介したように、経済財政白書によれば、図のように60代以上は生涯で5700万円の受益超過(税・年金)だが、20代は1300万円の負担超過である。このように大きな世代間格差が発生する国は、世界に類をみない。これは自民党政権が、彼らの支持基盤である高齢者の既得権を尊重し、年金給付額を下げないで保険料を上げてきたためだ。 ひところ「小泉改革で格差が拡大した」といった嘘が流布されたが、かりに拡大したとしても、能力に応じて所得の差がつくのは当然だ。働いても働かなくても同じ賃金をもらうほうが、よほど不公平である。しかし世代間格差は労

    若者を食い物にする「老人支配」が日本経済を衰退させる | エコノMIX異論正論 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    kachihaya
    kachihaya 2010/07/09
     資産ベースでみると、年金は貧しい若者から豊かな高齢者への逆所得分配になっている。