知事選中のSNS攻撃に追い詰められ辞職 斎藤を後押しするために立候補した「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志が、百条委委員長の奥谷謙一、委員の丸尾牧の両県議とともに竹内を標的とし、街宣やネット動画で「告発文書の黒幕」「家や事務所に行く」「見つけたらSNSで教えて。追いかけるから」などと扇動を繰り返した。それに煽られてSNSや電話による誹謗中傷や脅迫的言動が殺到、竹内は急速に追い詰められていった。 斎藤が再選された翌日の11月18日、竹内は「一身上の都合」で県議を辞職。一人で事務所を守る妻が立花やその支持者の攻撃を恐れ、議員を辞めてほしいと懇願したことが直接の理由だったが、妻によれば、本人も常に恐怖と不安に駆られ、自宅を出られなくなっていた。辞職後は「自分は負けた、逃げた」という自責と悲観に深くはまり込んでいったという。 そして、ちょうど2カ月後、自ら命を絶った。50歳だった。 昨年末か
