タグ

ブックマーク / media-outlines.hateblo.jp (327)

  • YouTubeの戦略「スリーH」とは/Antennaがラジオに番組提供する理由――プラットフォーム群雄割拠のいま - メディアの輪郭

    毎週通っている池袋ジュンク堂の雑誌コーナーをのぞいていたら、ビデオリサーチが発行している雑誌『Synapse(シナプス)』を見つけたので買ってみました(ビビッドなピンクが目立っていました)。特集は「プラットフォーム群雄割拠」。 動画系プラットホームではHuluの船越雅史さんやdTVの村理恵子さん、YouTubeの中村全信さん、GYAO!の半田英智さん、ネットメディアではNewsPicksの佐々木紀彦さん、Antennaの杉哲哉さん、logmiの川原崎晋裕さんが登場しています。 YouTubeのコンテンツ戦略「スリーH」とは? ネットフリックスのリリースもあり、盛り上がる動画やストリーミング市場。各インタビュイーに「気になるプレイヤーどこ?」的な質問も投げられていますが、それぞれの考え方や意識している部分の違いが印象に残りました。 たとえば、Hulu船越さんが語るレコメンド。「自分の尊敬

    YouTubeの戦略「スリーH」とは/Antennaがラジオに番組提供する理由――プラットフォーム群雄割拠のいま - メディアの輪郭
  • 3年で約6億PV、世界展開、事象を詳報――メディア新時代を鮮烈に切り拓いた「クオーツ」の功績 - メディアの輪郭

    アトランティックメディア社が2012年に開始した、新鋭ビジネスメディア「Quartz(クオーツ)」 が3周年を迎えました。それを報告する記事では、さまざまなデータやこれまでの軌跡が示されていました。 Thank you, readers—Quartz turns three years old today - Quartz クオーツが生みだした3年間の功績 フルタイムのジャーナリストが70名。3年間で5.8億PV、1.7億訪問数を記録しています。グローバルかつハイステータスな読者を狙ったメディアとしては十分な数字なのかもしれませんが、アフリカやインドへの進出によりさらに伸びる余地は大きいでしょうう。 多くの読者がアップルニュースやフリップボード、スマートニュース、グーグルニューススタンド経由で読んでいるとのこと。だからといって、コアな読者がいないかというとそうではありません。「Quartz

    3年で約6億PV、世界展開、事象を詳報――メディア新時代を鮮烈に切り拓いた「クオーツ」の功績 - メディアの輪郭
    kana-boon
    kana-boon 2015/09/26
    久々に書いた
  • 完成物でなくプロセスを売ろう――「コミュニティ」はメディアとエンタメ不況を救えるか - メディアの輪郭

    「『良いものをつくれば売れる(読まれる)』という時代が終わり、読者・ユーザーに『どう届けるか』という"コミュニケーションを編集する力"が問われる」 メディア関係者であれば手に取った方もいるかもしれない、雑誌『編集会議』の「編集2.0」特集扉ページでこのようなことが書かれていました。これからの編集とはどういうものなのかが、いろんな方の視点で語られていました。 濃いファンに濃い場所で濃いコンテンツを届ける このなかでまず気になるのは、「読者・ユーザー」という言葉。これがまさに延々と語られてきた紙とWebの違いでしょう。紙媒体(有料パッケージ)の場合は基的に対象が読者だったのに対し、Web(無料かつアンバンドル)では純粋な読者もいれば数え切れないほどのユーザーもいます。 コンテンツをどんどん消費してくれる人がいれば、大量のPVを獲得し広告による収益化を行うことが普通だと思います。その一方で、純

    完成物でなくプロセスを売ろう――「コミュニティ」はメディアとエンタメ不況を救えるか - メディアの輪郭
    kana-boon
    kana-boon 2015/09/21
    めちゃ久々の更新
  • 日本上陸が発表された「バズフィード」ってどんなメディア? 特徴や強みをスライド100枚で知る - メディアの輪郭

    月間2億人以上が訪問する米国のニュースサイト「バズフィード」が、日向けに創刊されるそうです。タッグを組むのはヤフージャパン。 BuzzFeedとヤフー、「BuzzFeed Japan」を設立今冬、日向けBuzzFeedを創刊 / プレスルーム - ヤフー株式会社 BuzzFeed Partners With Yahoo! JAPAN 報道やまとめ記事などを配信するだけでなく、「広告の領域においても、ソーシャルメディアへの最適化とテクノロジーに基づいたコンテンツ重視の制作方針を明確にし、新しい広告のあり方を提唱しています」という、バズフィードのあり方は魅力的です。 今回は「バズフィードって、どんなメディアなの?」という人のために、過去につくった2つのスライドを共有します。合計100ページを超えていますが、参考になれば嬉しいです。すでに知っている方は、復習にお使いください。 BuzzFee

    日本上陸が発表された「バズフィード」ってどんなメディア? 特徴や強みをスライド100枚で知る - メディアの輪郭
  • プラットフォーム優位の時代、コンテンツ側はどう考えればよいのか? - メディアの輪郭

    川上量生さんが書かれた『鈴木さんにも分かるネットの未来』(岩波新書)を読みました。このはネットとはなにか、その真の姿や未来について書かれたもの。特に印象的だったのは、コンテンツ側がいかにプラットフォーム側と付き合っていくのかという点です(ほかにもテレビの未来やビットコイン、人工知能などについても述べられています)。 ネットのムーブメントも”まだ”テレビが起こす まず前提として、ネット時代には紙媒体と違い、制作から流通までのすべてのプロセスを持つことができなくなりました。端的に、流通部分におけるネットやプラットフォームの影響力が大きくなってきたからです。 ネットで従来のマスメディアのビジネスが危機を迎えている根的な理由は、独占していた情報の流通経路がネット企業に奪われ、情報の発信者としては個人とすら競争しなければいけないという完全自由競争のなかに放り込まれたからです(47ページ) それで

    プラットフォーム優位の時代、コンテンツ側はどう考えればよいのか? - メディアの輪郭
  • 文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術 - メディアの輪郭

    「書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない」 とても久々にライティングのを読みました。手に取ったのは『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』。著者はナタリー運営のナターシャ取締役の唐木元さん。コミックナタリーやおやつナタリー(現在は終了)、ナタリーストアなどを編集長として立ち上げ、現在はメディア全体のプロデュースを担当されています。 「書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない」というナタリーの採用ポリシーがあることから、ライティングや記者経験のない人も多くいるのだとか。そういった新人に向けて唐木さんは「唐木ゼミ」という社内での新人向けトレーニングを繰り返してきました。 書けない理由は、「遅い」「まとまらない」「伝わらない」のどれか、もしくはそのすべて、と説く書を読むことで「書く前の準備」の大切さを改めて実感すること

    文章が書けない理由は「遅い」「まとまらない」「伝わらない」――ナタリーに学ぶ、"完読される"ライティング術 - メディアの輪郭
  • これまで閉じていた「ものづくりの内側」を体験! 毎年1万人が来場する「工場の祭典」はメディア化する場所の好例 - メディアの輪郭

    新潟県燕三条地域で10月に開催される「工場の祭典」。金属加工の産地として知られる同地域でものづくりが体験できるというまちぐるみのイベントです。ちょっと前になりますが、7月にEDITORY神保町でおこなわれた新潟県三条市 國定勇人市長の話を聞き、とても興味をもちました。 工場開放で意識した2つのこと 「外から人が来たくなる街の魅力の見つけ方、育て方、PRの方法」と題した講演は、まず神保町()と三条(金物)のどちらも有名な地域資源があるなどの共通点が語られました。 しかし、三条を訪れた國定さんは、ものづくりのまちにもかかわらず、その匂いを感じなかったといいます。工場が住宅街にあることや、郊外への移転者の多さも、その状態をつくっていた要因になっていたのだとか。 そこで、ものづくりというアイデンティティを再認識してもらい、誇りに思い、人を呼び込もうと考えた市長。一般に開かれていない工場を開放して

    これまで閉じていた「ものづくりの内側」を体験! 毎年1万人が来場する「工場の祭典」はメディア化する場所の好例 - メディアの輪郭
  • 紙でもウェブでも見出しが似ている? ニューヨーク・タイムズのタイトル研究がおもしろい - メディアの輪郭

    (コロンビア・ジャーナリズム・レビューより) ニューヨーク・タイムズのタイトルに関するデータを、コロンビア・ジャーナリズム・レビューがまとめています。紙面とデジタルのタイトルを分析したものが、上のようなチャートでまとめられています。 見てみると、意外なことに、「新しい」「米国」「記録」など10個中9つが同じになっています。紙では「one」、デジタルでは「dies」がそれぞれ入っているだけの違いです。ウェブでも紙でも、結局使われる言葉がほとんど同じ、というのは興味深いですね(こういったタイトル付けがデジタル時代にベストなのか、編集部がデジタルに対応できていないから紙と似通っているのかはわかりません)。 また、検索経由でどんな単語が多いかについてもまとめられています。「」「結婚」「音楽」といった言葉がランクイン。タイトルの長さ(使われる単語数)については、紙がいちばん短く、ウェブのほうが長い

    紙でもウェブでも見出しが似ている? ニューヨーク・タイムズのタイトル研究がおもしろい - メディアの輪郭
  • 「Yesterday's Resources」という小さなニュースレターをはじめました - メディアの輪郭

    今日、「Yesterday's Resources」という小さなニュースレターをはじめました。 なんで今さら、と自分でも思うのですが、メディアの輪郭というブログを2年近くやっているなかで、ひとつ悩みがあったからです。 「メディアの輪郭」のつくりかた——リサーチをはじめた理由とこれまでを振り返る それは海外メディアの動向(「海外」といっても9割以上は米国のそれ)について、書けないことが多かったのです。1日に数十から数百の英文記事に目を通し、そこから数個をピックアップしてブログに書いていましたが、そのほかの多くはどこにも出ることなくスルーされていました。 以前から、自分が目を通した動向はすべてブログに書きたいなあ、と思っていました。もちろん無理ですが。そこで、ニュースレターであれば――自分と近い人やメディアにより関心のある人が購読してくれた場合――多少は可能になるのではないかと考えました。 Y

    「Yesterday's Resources」という小さなニュースレターをはじめました - メディアの輪郭
    kana-boon
    kana-boon 2015/08/09
    ニュースレター、はじめました
  • コンテンツで儲けるためには――12のビジネスモデルとメディア編集力から考える - メディアの輪郭

    すでにメディアに関心のある方は目を通しているかもしれませんが、「メディアの未来」という特集を組んだ『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2015年7/01号』がおもしろかったです。いまさらながらですが、人選がよかったです。 「コンテンツで儲ける可能性を探る」という副題のもと、編集工学研究所所長の松岡正剛さんやチームラボ社長の猪子寿之さん、電通コンサルティング取締役の森裕治さんらが登場します。一部を取り上げてみます。 「アテンション・エコノミー」に沿ったメディアばかり 最初に登場する松岡さんは、コンテンツビジネスの変化を次のように整理します。これまで、良質なコンテンツ制作→広く流通→顧客満足、という3段階があったけれど、現在では特にプラットフォームなどにおいてはまずは顧客満足(しながら継続的な利用者を集め)、そこにコンテンツを投下し広げていく流れになっていると分析しています。 これ

    コンテンツで儲けるためには――12のビジネスモデルとメディア編集力から考える - メディアの輪郭
  • メディアの輪郭

    「君は編集者じゃないよ」 「佐藤くんはさあ、編集者じゃないよね。全然なりきれていないよ」 数年前に上司からこう言われたことがある。 この言葉と向き合いながら、これまでの期間を(なりきれていない)編集者として走ってきた。 ぼくは編集者には向いていないと思いつつ、また、ネットでの発信にも性格や体質(?)が合っていないと感じつつ、なんとか走りきることができた。 2017年は、300以上の記事を企画・編集(執筆は数)。できなかったこともあるが、できたことも非常に多かった。うれしいこともあったが、くやしいことが多々。年末に「あ〜よく悩んだな、考えたな」と思った1年だった。 2017年、編集者としては量も質も大事にしてなんとか走り終えた感覚。数えてみたら300記事以上を担当していて、それぞれの書き手の方がもつ専門知や見ている現場の話を最大限伝えるにはどうしたらいいかを悩み考え続けた年でもあった。来年

    メディアの輪郭
    kana-boon
    kana-boon 2015/07/29
    ブログ自体もはてブされるのね
  • 日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか? - メディアの輪郭

    最近、「日ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか」と聞かれる機会がありました。難問というか、答えられたらこんなブログはやっていないわけですが、いろいろ考えてしまいました。 ただよくよく考えてみると、海外でもピューリッツァー賞を獲得したことがあるのは、ハフィントンポストやプロパブリカ、InsideClimate News、The Center for Public Integrityあたり。それ以外の有力なオンラインジャーナリズムメディアというと、ポリティコやテキサストリビューン、ファーストルックメディアなどはありますが、意外と少ない印象です。 Webかジャーナリズム、どちらかしか知らないバランスの悪さ こういうアメリカのメディア状況と見ると、テクノロジー企業とメディア企業の近さと、紙とWebメディア間での人材移動、ジャーナリズムや調査報道への理解などはポイントになるの

    日本ではなぜWeb専業のジャーナリズムメディアが生まれないのか? - メディアの輪郭
  • 分散型の報道メディア「reported.ly」がWebサイトを開設した理由 - メディアの輪郭

    イーベイ創業者が創業した「First Look Media」が2014年末に公開した分散型の報道メディア「reported.ly」。ツイッターやフェイスブック、レディットなどのソーシャルメディアを活用するメディアであり、「グローバル・ニュース・コミュニティ」としての運営が続いていましたが、ここでひとつの変化がありました。 それは、自社サイトを持つようになったことです。 reported.ly 分散型といえば、各プラットフォームに最適なコンテンツを流し、それぞれの利用者がいるところにコンテンツそのものを届けていくような考え方でした。では、reported.lyのサイトを見てみましょう。各ソーシャルメディアのタイムラインが一覧で確認できる「reported.ly now」やその日のニュースダイジェスト、そしてアーカイブがあるというくらいです。 (reported.ly nowでは各ソーシャルメ

    分散型の報道メディア「reported.ly」がWebサイトを開設した理由 - メディアの輪郭
  • 「フェイスブックでは1日40億回閲覧」「ネット上のトラフィックの6割が動画」 モバイル動画という大波は来ているのか? - メディアの輪郭

    「モバイル動画」という大波は来ているのでしょうか? たとえば、フェイスブックでは1日40億回閲覧(うち75%がモバイル)、スナップチャットでは1日20億回閲覧という数字があります。 Facebook's video views are exploding - Business Insider Evan Spiegel Reveals Plan to Turn Snapchat Into a Real Business - Bloomberg Business このあたりのプラットフォームがYouTubeを超えたとき、広告主の大移動が起き、当の意味でモバイル動画の大波がきたということになるのでしょう。YouTubeはモバイル比率は明らかではありませんが、1日70億回の閲覧数、2015年中には80億回となる予測だそう。 フェイスブックが発表した、同サービス上でそのまま記事が読める「Insta

    「フェイスブックでは1日40億回閲覧」「ネット上のトラフィックの6割が動画」 モバイル動画という大波は来ているのか? - メディアの輪郭
  • AppleがiOS9発表、ニュースアプリ提供へ - メディアの輪郭

    Appleが「iOS9」の発表をおこないましたが、ニューススタンドの代わりになるニュースアプリの提供も発表しました。フリップボードのようなものになるようで、ニューヨーク・タイムズやバズフィード、CNN、ヴォックスメディアの各媒体など紙やWeb問わず多くの媒体がパートナーとして参加するようです。 .@FortuneMagazine is a partner with Apple's News app. Here are the others. #WWDC15 pic.twitter.com/RFcrDeznzZ — Benjamin Snyder (@WriterSnyder) 2015, 6月 8 最初からiPhoneApple独自のニュースアプリが入っていてそれなりの媒体が囲われているので、サードパーティによるニュースアプリとどのように住み分け、既存のニュースアプリユーザーがどのように

    AppleがiOS9発表、ニュースアプリ提供へ - メディアの輪郭
  • ノンフィクション・メディアが生き残るために必要なもの:流通への意識や新しい習慣・単位 - メディアの輪郭

    先日、『ネットと愛国』などの著書で知られ、最近では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されたジャーナリストの安田浩一さんとお話する機会がありました。ノンフィクション誌『G2』(講談社)が今回の19号目をもって休刊するとのことで、同号に原稿を書いている2人で対談を実施したというものです。 「取材をしないネットメディアには、匂いや身体性がない」 安田浩一×佐藤慶一対談「ノンフィクション・メディアの意義・課題・希望」【前編】 「ノンフィクションで理念とビジネスを両立するには手数が必要」 安田浩一×佐藤慶一対談「ノンフィクション・メディアの意義・課題・希望」【後編】 ぼくは誌では、休刊に合わせて(?)「ノンフィクションを読まない24歳Web編集者がノンフィクション・メディアの未来について考えてみた」という"暴論"を12ページにわたって書きました。このなかでは、第19号の編集人にヒアリングをしたうえで

    ノンフィクション・メディアが生き残るために必要なもの:流通への意識や新しい習慣・単位 - メディアの輪郭
  • バズフィード、2016年大統領選に向け"ファクトチェック"チーム立ち上げへ - メディアの輪郭

    バズフィードが2016年大統領選に向けて、政治家の過去の発言や政策のアーカイブを掘り起こし、ファクトチェックをおこなうチームを立ち上げたことをポリティコなどが伝えています。このチームの指揮をとるのは、12万人近くのツイッターフォロワーを抱える、1989年生まれの政治記者Andrew Kaczynski氏。Kaczynskiのもと4名のチームを結成し、うち2人が社員、2人がインターンということです。2016年選挙の候補者に関して、あらゆる情報を探すためにつかう体系化したシステムを持っているとのこと。 Kaczynski氏についてはウィキペディアに詳しいですが、大学生時代から政治家の発言のアーカイブを参照しながら、現在の立場との整合性をチェックするなどしていたそう。特に選挙時には動画やツイートが話題となり、さまざまな媒体からアワードを受賞しています。 バズフィードでは過去の選挙戦についても、編

    バズフィード、2016年大統領選に向け"ファクトチェック"チーム立ち上げへ - メディアの輪郭
  • ラップ歌詞の脚注からはじまった「Genius」、対象をすべてのウェブページへ拡大 - メディアの輪郭

    2009年、ラップの歌詞に脚注をつけていくことからはじまった、Rap Genius(現Genius:ジーニアス)。サービス名のラップが取れたタイミングで、ニュースや歴史映画、法律などさまざまコンテンツに脚注をつけることが可能になっていました。 2015年4月からは、新たな展開として、ベータ版の機能をスタートしています。これによって、インターネット上のあらゆるページに対して、脚注をつけることが可能になりました。つまり、ジーニアスのサイト内以外にも、外部サイトのページにコメントを加えることが可能になったのです。 (ジーニアスのサイトでの脚注) (ロサンゼルス・タイムズによるボブ・ディランのスピーチの書き起こし文章に対する脚注) すべてのウェブページに注釈をつけることができるのは、ビジョンとしてとても壮大で、ある種ウィキペディアのような機能とも言えます。Google Chromeなどの拡張機

    ラップ歌詞の脚注からはじまった「Genius」、対象をすべてのウェブページへ拡大 - メディアの輪郭
  • Vice Mediaはなぜ「ハリウッドインサイダー」になれたのか? 急成長を支えたもうひとりの立役者、Tom Frestonの数奇な運命 - メディアの輪郭

    (photo credit: Stream London 9 November 2011 via photopin (license) ) この記事は、橋英明さん(フジテレビジョン コンテンツ事業局)によるMediumへの投稿「Tom Frestonの数奇な運命とViceの成長」の転載です。ジャーナリズムやCEOのパンクさが注目されがちなVice Mediaがいかにして、巨大メディアエンターテイメント企業に成りえたのか。その影の立役者についての7000字以上のレポートです。 Vice Mediaはいかにしてハリウッドインサイダーになれたのか Vice Mediaを語る時、過激な描写・危険な地域からのレポート、あるいはShane Smithの言動がなにかと表に出てきがちです。しかし、当たり前ですが、それだけではありません。 ここで注目しなければならないのは、モントリオールから生まれたパンク

    Vice Mediaはなぜ「ハリウッドインサイダー」になれたのか? 急成長を支えたもうひとりの立役者、Tom Frestonの数奇な運命 - メディアの輪郭
    kana-boon
    kana-boon 2015/05/27
    メディアの輪郭初となる転載記事です
  • これからの「いい情報」とは何か? 共有・アクセスできないような情報に漂う色気 - メディアの輪郭

    情報に溺れないためには、「欲しい情報は何か」を知ること 真似のできない仕事術を特集した『BRUTUS』2015年6月1日号を読みました。漫画家の小山宙哉さんやジャーナリストの田原総一朗さん、俳優の山田孝之さん、建築家の藤村龍至さんなど10名以上が取り上げられていました。 インタビューで重要なことについて田原さんが「想像を超える発言を引き出せるか」と言っているのはいつも体現していると思いつつ、情報術について語っている箇所も印象的でした。 どうでもいい情報に振り回されると情報に溺れてしまう。溺れないようにするには、まずは、"欲しい情報は何か"を知ることなのでは。そして、一次情報をたぐり寄せる。これに尽きる。(中略)一次情報を捕まえるのはいつも命懸け。だから面白いんです。(31ページ) 「共有できない、アクセスできない、意識的に閉じていく情報に色気を感じている」 高城剛さんらを教え子にもつことで

    これからの「いい情報」とは何か? 共有・アクセスできないような情報に漂う色気 - メディアの輪郭