動画配信サービスの米ネットフリックスは、7-9月(第3四半期)の会員数がここ数年で最高の伸びを記録したのを受け、米国と英国、フランスの一部顧客を対象に値上げに踏み切る。ライバル企業のストリーミングサービスが損失を出す中でも、ネットフリックスの経営陣が将来に自信を持っていることを示唆した。 ネットフリックスの18日の発表によれば、7-9月期の会員数は876万人増加し、アナリスト予想を大きく上回り、総数は2億4720万人に達した。同社は、力強い番組編成とパスワード共有対策が奏功したと説明した。 投資家の間では、ネットフリックスがアカウント共有者らに自身での加入を迫れば、顧客を失いかねないと懸念されていたが、こうした対策は解約を増やすことなく、新規顧客の大幅増につながった。今年の会員数の伸びは2000万人を超える方向にあり、2022年の900万人弱から大きく増える見込み。 ネットフリックスの株価
2022年に入り、2四半期連続で会員数が減少し、先行きが危ぶまれたNetflix(ネットフリックス)。10月18日(現地時間)に発表された第3四半期(7〜9月)決算では一転、241万人の会員数増加となった。アジア・太平洋市場が143万人の増加で全体の伸びを牽引したほか、減少が続いていた北米市場と欧州・中東・アフリカ市場もプラスに回復した。 初の会員数減少を発表した4月以降、Netflixはレイオフによるコスト削減など、複数の対策を打ってきた。2022年11月には新プラン「広告つきベーシック」を開始する。同プランの月額料金は日本では790円(税込)。従来の最安プラン「ベーシック」と比べ200円安い。 低価格プランの登場により会員数の増加が予想されるが、業績への影響がわかるのは次の第4四半期(10〜12月)から。会社予想では、第3四半期と比べ会員数が450万人増え、売上高が前年同期比6700万
米Netflixは7月13日(現地時間)、計画中の広告付きの低価格有料プランの広告技術および販売パートナーとして米Microsoftと提携すると発表した。 Netflixのグレッグ・ピータースCOO(最高執行責任者)は公式ブログで、この新プランの目標は「消費者にはより多くの選択肢を、広告主にはプレミアムなTVブランド体験を」提供することで、「この新サービスを実現するためにMicrosoftと協力できて嬉しい」と語った。 MicrosoftのWeb体験担当プレジデント、ミハイル・パラキン氏は公式ブログで、広告主はMicrosoftと協力してNetflixのエコシステムに広告を掲載することになると語った。この提携は「顧客の個人情報を保護するMicrosoftのプライバシーに対する考え方を支持するものでもある」という。 新プランの提供開始時期はまだ不明だ。ピータース氏はこの取組は「非常に初期の段
【読売新聞】 米動画配信大手「ネットフリックス」の日本法人が東京国税局の税務調査を受け、2019年12月期までの3年間で計約12億円の申告漏れを指摘されたことが関係者の話でわかった。配信業務を行うオランダ法人から業務に見合った利益の
コンテンツビジネスの最前線で活躍するリーダーたちから、これからの日本のエンタメコンテンツのヒントを得る『Contents Innovation Days』。第4回目の今回は、ポリゴン・ピクチュアズ塩田周三氏と、Netflix宮川遙氏が登壇し、世界で通用する品質を支える組織の在り方について語りました。本セッションでは、宮川氏の講演の模様を公開。世界各国で制作されるNetflixオリジナルコンテンツ。そこで浮き彫りとなる「日本の制作現場の課題」が語られました。 日本における、作品づくりに向けたNetflixの取り組み 宮川遙氏:みなさん、こんにちは。Netflixのプロダクション・テクノロジーというチームの宮川と申します。まず、簡単な自己紹介からさせていただきたいと思います。映像制作で使用する海外製品を、日本のみなさんに使っていただけるようなワークフローの提案や、技術トレーニングといった仕事に
アニメ配信でディズニーを超えられるか?(ネットフリックスのハリウッドオフィス) Lucy Nicholson-REUTERS <アップルやディズニーなど大手参入で競争が激化するなか、勝利の切り札との期待もあるが> 動画配信サービス大手ネットフリックスは、アメリカのアニメ配信分野における最大手の座を狙っている。それはあのディズニーをも超える、ということだ。 ネットフリックスはこれまでに、18本のオリジナルの日本のアニメシリーズを配信してきた。「ULTRAMAN」に「Devilman Crybaby」、「ソードガイ The Animation」、「バキ」、「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」などなど......。 いずれも人気作だが、それでもウォルト・ディズニー(およびその傘下にある人気キャラクターたち)との競争で勝てるかどうかは微妙なところだ。ディズニーはアメリカで1
Netflixがアニメーション制作会社のアニマ、サブリメイション、デイヴィッドプロダクションと、アニメ作品制作における包括的業務提携契約を締結すると発表しました。すでにProduction I.G、ボンズとは2018年1月に包括的業務提携契約を締結済み。この一連の業務提携の第1弾作品として「攻殻機動隊SAC_2045」「スーパー・クルックス」「スプリガン」「ドラゴンズドグマ」「オルタード・カーボン: リスリーブド」「ヴァンパイヤ・イン・ザ・ガーデン」の6作品が送り出されることになります。 Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう! https://www.netflix.com/jp/ 「Netflix、日本の大手アニメプロダクションとの包括的業務提携によりアニメコンテンツの更なる拡充へ」と題されたニュースリリース 先に包括的業務提携契約を結んだPro
Netflixの企業文化や社員の行動規範を定めたカルチャーガイドが公開されており、FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグが「シリコンバレーから生まれた最高の文書」と評価しています。 そのカルチャーガイドはもともと2009年にスライドとして公開され、最新版はNetflixの採用ページ上に掲載されています。今回は許可を得て翻訳することにしました。 Netflix Culture (原文) (目次) 本物の価値観 判断力 コミュニケーション 好奇心 勇気 情熱 無私無欲 イノベーション 一体性 誠実 影響力 ドリームチーム 自由と責任 情報に通じたキャプテン 統制ではなく前後関係 高度に整列し、緩く結合する 卓越性を探し求める まとめ 最後に エンターテインメントは、友情のように、人間が基本的に必要としているものです。エンターテインメントは私たちの感じ方を変え、私たちに共通点をもたらし
(Please note that this article is a localized (to Japanese) version of a corresponding tech blog article in the English language) Netflixでは、2015年9月の日本における配信サービス開始時から日本語字幕を提供しています。 今回のブログでは、日本語字幕提供に至るまでの技術的な取り組みについて説明します。 字幕ソースファイルの仕様、字幕ソースファイルからNetflix配信用字幕への変換モデル、Netflixにおける日本語字幕の納品モデルなどを取り上げます。さらに、W3C字幕規格Timed Text Markup Language 2 (TTML2)導入に向けた対応についても触れます。 2014年の終盤にかけて、Netflixでは2015年9月に予定していた日
ストリーミングサービスNetflixの加入者数が、米国のケーブルテレビ加入者数をついに超えた。米国のケーブルテレビの市場動向を追跡している統計ポータルStatistaによると、2017年3月末現在、Comcast、Charter、Altice、Mediacomといった米主要ケーブルテレビの加入者数は4,860万人で、Netflixの加入者数は5,090万人。ケーブルは米国の有料テレビ市場全体で約半分を占め、有料テレビを家庭で楽しむには手っ取り早い一般的な方法である。 © Statista 2017 しかし、OTTの到来でテレビ視聴の概念が変わった。昨年より、OTTサービスでも有料テレビ事業と同様のリニアチャンネルの提供が始まり、さらに市場供給、需要側とも混沌化している。 Netflixは過去5年間で米国の加入者数を2倍に増やした。2017年には、昨年比6.6%アップの1億2,800万人のユ
【前回記事】「Twitterは視聴率を上げることができる?ソーシャルテレビで何ができそうになっているかを考える」はこちら 黒船Netflixが日本に上陸 大変だ、大変だ!Netflixがいよいよ日本にやって来る!早ければ9月にもサービス開始するらしいよ!みんな黒船に対抗する準備できてますか? なーんてこれは少々騒ぎすぎですが、でもNetflixが日本でサービスをはじめることは、「ビデオコミュニケーションの21世紀」にとって重大な転換点になる可能性があります。 まず日本のVOD市場をざっと見ておきましょう。つい数年前まではアニメや韓国ドラマなどが主流で、正直マニアックな人のためのものというイメージでした。それが、スマートフォンの普及と定額制サービス(SVOD)の一般化で、誰でも使うサービスのムードががぜん出てきました。一般社団法人デジタルコンテンツ協会のまとめでは、2013年は1230億円の
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