3月21日に放送された「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)がネットで注目を集めている。この日のテーマは「すねかじられる親の悲痛な叫び! 高齢化する〝ひきこもり〟問題」。30~40代の大人のひきこもりに焦点をあてた特集だ。 子どもが中年ともなると、親は年金暮らしで、精神的にも経済的にも大きな負担を強いられる。そういった大人のひきこもりの自立にも取り組む組織として「ワンステップスクール伊藤学校」(伊藤学校)が取り上げられたのだが、その手法に非難があがっているのだ。 ひきこもりを「何が何でも部屋から出す」ために壁も破る 大人のひきこもり 伊藤学校の廣岡政幸校長によると、大人のひきこもりに必要なのは「親元から離れること」。まずは「何が何でも部屋から出す」ことが重要だとする。VTRでは説得に応じない人に対し、壁を破って「降りてこい!」と声を掛ける様子も映し出された。 番組では41歳のひきこ