【読売新聞】 8月に開業20周年を迎えるつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(東京都)の渡辺良社長は1月28日の記者会見で、東京駅への延伸に「しっかりと対応するように努力する」と前向きな姿勢を示した。一般向けの運賃に

新しいJR広島駅ビル(広島市南区)に乗り入れる広島電鉄(中区)の新路線の高架の盛り土やホームの整備に、大量の発泡スチロールが使われている。道路では一般的な工法だが、電車の営業線路への採用は国内初。地下の広場や駅ビルにかかる重さを減らす目的で、広島市などと協議して決めた。
宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)は26日、開業1周年を迎える。想定を上回る利用が続き、累計で400万人以上が乗車した。沿線の商業施設などへの波及効果は依然大きく、JR宇都宮駅西側延伸への関心も高い。この1年間の変化や課題、今後の展望を描く。 路面電車の街になって1年。車社会とされる地域に変化が現れ始めている。 「LRT沿線で完結するので暮らしやすい」。駅東公園前停留場近くの賃貸マンションに住む小林愛夕佳(こばやしあゆか)さん(22)は、新生活の印象をこう話す。 この春、作新学院大大学院に進学した。県外出身で東京の大学を卒業して宇都宮市に移り住んだ。東京では、移動手段は地下鉄だった。車はなく運転免許も持っていない。大学まで距離があるが「LRTで通学できるからと(不動産店に)JR宇都宮駅の東側を紹介してもらった」と明かす。 沿線の新興住宅地「ゆいの杜(もり)」に住む川手麻衣(か
丹南地域の玄関口となる福井県越前市の北陸新幹線越前たけふ駅は、県内で唯一、在来線駅に併設しない単独の新幹線駅。降り立った県外客は市街地や伝統工芸産地などの目的地にどう移動できるのか。地元住民にとっての駅へのアクセスは―。3月16日の開業を前に2次交通手段をまとめた。 武生駅までシャトルバスが毎時1本往復 市街地方面との往来に便利なのは越前市運行のシャトルバス。並行在来線となる武生駅までの約3キロを往復するバスで、しきぶきぶんミュージアムの開館時間内(12月30日まで)は市武生中央公園までルートを延ばす。毎日午前5時台~午後11時台に1時間1本のペースで運行。時間帯に応じてホテルルートイン武生インター、プリンスホテルタケフ、武生楽市南、バロー国高店前(東部商店街)を経由する。運賃500円。 ⇒小泉孝太郎さんが福井県越前市の「特別1日駅長」に 観光地へ移動、定額タクシーは2種類 定額タクシーは
次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは26日、開業半年間(昨年8月26日~今年2月25日)の利用者数が当初予測の1.2倍となる約227万人だったと発表した。 開業6カ月目(1月26日~2月25日)の利用者数はLRT都市サミットの開催や一日乗車券のリニューアルなどもあり、年末年始を挟んだ5カ月目と比べて約3万人増の約37万人。1日平均で平日約1万2千~1万5千人、土日祝日約9千~1万3千人だった。 直近1週間の停留場ごとの平均乗降者数も公表した。全19停留場のうち上位5位は(1)宇都宮駅東口(平日9千人、土日祝日7700人)(2)宇都宮大学陽東キャンパス(平日2400人、土日祝日4100人)(3)芳賀・高根沢工業団地(平日2600人、土日祝日500人)(4)駅東公園前(平日千人、土日祝日1500人)(5)清原地区市民センター前(平日1100人、土日祝日600人)だった。 乗
LRTの車両の全扉にはICカードリーダーが設置されている。宇都宮ライトレールはICカードやスマートフォンでの決済の利用を呼びかけている=宇都宮市で2023年8月21日午前9時31分、池田一生撮影 宇都宮ライトレール(宇都宮市)は28日、次世代型路面電車(LRT)の開業から1カ月(8月26日~9月25日)の利用者数が、当初の需要予測の1・4倍となる計約42万人だったと発表した。 平日の利用者数は、平均1万2000~1万3000人と開業初年度の需要予測である約1万2800人と同程度。休日の利用者数は沿線でのイベント開催などにより、平均1万5000~1万6000人と需要予測の約4400人を大幅に上回った。平日の最多利用者数は9月1日の約1万50…
次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線の開業から、2日で1週間となった。運行会社の宇都宮ライトレールによると、平日の利用は通勤・通学客を中心に約1万2千~1万3千人だった。事前の需要予測の約1万6千人を下回っているが、同社は「順調な滑り出し」としている。ただ乗客の1割が現金払いのためダイヤの乱れが時折発生しており、定時性の確保が当面の課題だ。1日は芳賀工業団地に研究・開発拠点を置くホンダが企業バスを廃止し、早速LRTで通勤する従業員の姿が見られた。 宇都宮ライトレールによると、乗客は午後から営業運転を始めた開業日の8月26日が約1万人、翌27日が約1万9千人。28、29日は各約1万3千人、30、31日は各約1万2千人。日曜日の27日は特に混み、昼間にダイヤの大きな乱れが生じた。乗客の1割ほどが現金払いで、ワンマンの運転士が対応に追われたためだ。本来は持ち主の乗降にしか利用でき
福岡市地下鉄の七隈線博多駅で列車を降りる人たち=福岡市博多区で2023年3月27日午前8時21分、津村豊和撮影 福岡市地下鉄七隈線は27日、天神南-博多間(1・6キロ)が延伸開業して1カ月を迎える。市は1カ月間の乗客数について、七隈線全体で開業直前の約1・5倍(速報値)で推移していることを明らかにした。【竹林静、野間口陽】 市交通局によると、七隈線全線の平日の1日当たり乗客数を延伸直前の3月20~24日と、延伸後の3月27日~4月23日を比べた場合、約53%増だった。ただ延伸直前の時期は学校の春休みで、一部の通学客らが数値に含まれていない可能性もある。また空港線、箱崎線、七隈線3線合計の乗客数を同じ時期で比較すると、4%増えた。市交通局営業課は「延伸により、空港線から七隈線に移行した通勤客らが一部いるとみられる…
廃止される「改札外乗り継ぎ」が可能な緑の改札機(手前)=福岡市中央区の市地下鉄七隈線天神南駅で2023年3月22日午後3時0分、野間口陽撮影 福岡市地下鉄の七隈線(橋本―天神南、12キロ)の天神南駅-博多駅間(約1・6キロ)が27日、延伸開業する。市南西部を走る七隈線沿線から博多駅への利便性は向上する一方で、天神南駅から空港線(姪浜―福岡空港、13・1キロ)天神駅間に特例的に設けていた「改札外乗り継ぎ制度」が廃止されるなど、乗り換え運賃も変わる。 同制度は、両線の駅構内での乗換駅はなかったため、両線を徒歩で乗り換えた場合、緑色の改札機を通れば2度目の初乗り運賃はかからなかった。しかし今回の延伸によって両線は博多駅で結ばれるため、市交通局は同制度を廃止する。乗り換えができるのは博多駅と、空港線と箱崎線(中洲川端―貝塚、4・7キロ)が乗り入れる中洲川端駅のみとなる。
●「第2の開業」盛り上げ 来年春の開業を予定する北陸新幹線小松、加賀温泉両駅で、石川県観光ブランドプロデューサーのシンガー・ソングライター、松任谷由実さんが作曲した発車メロディーが採用されることが9日、分かった。数々の名曲を生み出し、時代をリードしてきた「ユーミン」のオリジナル曲が、金沢開業に続く県内「第2の開業」を華々しく盛り上げる。 【メロディーを聞く】 松任谷さんは石川ファンとして知られ、県観光ブランドプロデューサーは2015年から務める。県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」にちなんだ「ひゃくまんさん小唄」を作曲したほか、金沢城公園玉泉院丸庭園をロック音楽と光で彩るイベントの選曲にも携わった。デビュー50周年を迎えた昨年は文化功労者に選ばれている。 発車メロディーは、乗降客に列車の出発を知らせるため、新幹線のホームで十数秒間流れる。金沢駅では金沢市出身の音楽家、中田ヤス
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