昨夜、家に帰る途中の電車のなかで、おそらくキャバ嬢だと思うのだが2人組みの女性が会話していたので、暇さにかまけて全力で盗み聞きした。まあ全力を出さなくても聞こえてしまっていただろうからそのことは責めないでいただきたい。 どうやらどちらか一方の家に遊びに行くところだったようなのだが、問題は2人が喫煙者なのに対して、遊びに行く先の同居者が非喫煙者だそうで、それじゃ吸いづらいよねと。 この問題についての議論がすすむ。そして片方が言い放った。「タバコってなんでクサいんだろうねー。クサくなきゃいいのにねー。」 哲学である。「タバコはなぜクサいのか。」 2つ考えた。 タバコはクサいからこそ好まれる説。 おそらくニコチンの摂取だけを目的と捉えると、においは必然ではない。では何故、敢えてにおいのでる方法でニコチンを摂取するのか。これは、においという制約条件自体がタバコを吸うという経験に内包されており、そし