Appleは、Mac向けに脆弱性を修正した「macOS Catalina 10.15.3」や「Security Update 2020-001 Mojave」「Security Update 2020-001 High Sierra」をリリースした。 今回のアップデートでは、カーネルにおける脆弱性6件や、Bluetoothにおける脆弱性4件をはじめ、あわせて32件の脆弱性に対処した。 メモリ破壊が生じてシステムの権限が奪われるおそれがあるセキュリティ機能における脆弱性「CVE-2020-3854」や、権限の昇格が生じる「sudo」の脆弱性「CVE-2019-18634」を修正。 さらに悪意ある設定ファイルによってコードを実行されるおそれがある「IPSec」の脆弱性「CVE-2020-3840」のほか、Wi-Fiやオーディオ、画像処理などの脆弱性に対応している。 今回同社が修正した脆弱性は以