企業ユーザーがシステム導入時にクラウドの導入が加速する中、IT業界では、SI(システムインテグレーション)から、CI(クラウドインテグレーション)へシフトする動きが進んでいます。 IT業界では、SIにより個別に合意した仕様要件にもとづいて、企業向けのシステムを受託開発・構築することで収益を獲得しています。収益構造は、システムの受託開発や構築、運用保守費用などの工数を対価として受け取り、収益を獲得するのが一般的となっています。企業ユーザーから受託を受けた元請けベンダーは下請けベンダーや孫請けベンダーに発注するという、多重下請け構造をとることが多くあります。 こうした中、クラウドによるサービス型ビジネスの普及により、開発や構築時に多くの収益をあげる従来の製造型のSIビジネスから、サービスの価値を対価とした定額課金や利用分に応じた従量課金とったように、長期継続的な収益を確保するサービス型の収益構
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