『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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いま、生活者、消費者との「距離を縮める」ために必要なのは「広告」ではなく「コンテンツ」である。 次世代コミュニケーションの潮流を掴め! これはアドウィークアジアでのデジタルインテリジェンスセミナーでのコーナーテーマである。資生堂音部さんにセッションに加わっていただいて、このテーマ(「メディアのブランド化とブランドのメディア化」)設定が示された。(音部さん有難うございます!) ニューヨークでのアップフロント(テレビメディアがいっせいに広告主向けプレゼンテーション大会を繰り広げる)が先日行われたばかりで、今年のトレンドが、「プレミアムメディアとブランドセーフティ」・・・。 しかし、そもそもブランドセーフティなんて、従来のテレビ局は「当たり前過ぎて言ったこともない」というだろう。 アップフロントやニューフロントを眺めていて、日本と一番違いを感じるのが、メディアがブランド化をとっても意識しているこ
コンテンツの供給、加えて広告ビジネスは、「過剰性の経済」ともいうべき段階に突入している。 「過剰性」の対極は、「希少性」だ。希少性を原理とした経済の仕組みは、私たちが慣れ親しんできたもので分かりやすい。需要があり、かつ供給が潤沢でなければ、対価は基本的に下落しない。 だが実際には、その逆の現象にわれわれは向き合い続けている。コンテンツ、あるいはメディアビジネスが、過剰性(つまり、同様のコンテンツが十二分に供給されている状態)の経済の下にあるのだとすれば、メディア運営者、コンテンツクリエーター、周辺の事業者は何をすべきだろうか? 希少性の価値が揺らぐビジネス環境 本稿では、メディアと業界を異にするビジネスに、その解を見い出そうとする論を紹介する。そこからコンテンツの潤沢な供給が引き起こしているのかもしれない、価値下落から反転していく理路を考えてみたい。 ※本稿は、2012年に執筆した拙稿「コ
Google検索の結果のトップにカード状に表示される情報には「ナレッジグラフ」や「強調スニペット」がある。この強調スニペットはナレッジグラフとは異なり、Googleの検索アルゴリズムが最も有用だと判断した検索結果を表示する。 そのため、必ずしも正確な情報が検索結果のトップにカード状で表示されるとは限らない。米Outlineは3月5日(現地時間)、「GOOGLE’S FEATURED SNIPPETS ARE WORSE THAN FAKE NEWS(Googleの強調スニペットは虚偽ニュースより悪い)」という記事で、幾つかの例を挙げてその危険性を指摘した。 例えば「米大統領でKKKのメンバーだったのは誰か」という質問に3人の過去の大統領の名前がカード状に表示されるが(本稿執筆現在は表示されなくなっている)、これはtrentonline.comというナイジェリアのメディアのリンクで、調べたと
こんにちは、メディア広告部門 (MDH) の阿部です。 MDH では技術者のスキルや知識共有のための勉強会「LT Thurdsday」を開催しています。今回の「LT Thurdsday」も前回に引き続き、アドテクスタジオ Dynalyst チームと合同で開催し、4名がプレゼンしました。今回の発表は「1. メディアに選ばれるアドサーバー」、「2. ECS 上で動く Docker アプリケーションを Terraform を使ってデプロイするようにしてみた話」、「3. Akka-Stream と Kinesis で分散処理」、「4. AbemaTV での DRM の取り組み」です! 1. メディアに選ばれるアドサーバー(MDH 泉) 最初に、銭湯巡りが趣味の泉が発表してくれました。去年まで、アメーバブログのフロント刷新を担当していた経験から、メディアが広告を導入する際にどんなことを気にしているか
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「分散型メディア」、「ストリーミング(ライブ)メディア」、そして「ボットメディア」など、今年もまたテクノロジーとメディアをめぐるホットなキーワードが取り沙汰されてきた。では、こうしたホットなテクノロジーが、メディアに関わる多くの人々、特にジャーナリストの職能や仕事のあり方をどう変化させていくのだろうか。 筆者がいま着目するのは、次のような変化だ。 (1)メディアづくりとその運営は、ソフトウェアなどのような「プロダクト」の開発と運営に近づく。 (2)ジャーナリストの職能は「記者」「編集者」などから、テクノロジーを駆使し、データを活用するような分野まで広がっていく。 (3)分散型メディアが現実的になるにつれ、編集部もまた「分散型モデル」へと変身していく 筆者は、この9月にアメリカで行われた世界最大規模のオンラインジャーナリズムに関する非営利団体「オンラインニュース・アソシエーション(ONA)」
Facebookはメディアではないのか 世界中で16億人もの月間アクティブユーザーを擁するFacebook。世界最大のソーシャルネットワークと言うことができるが、それは同時に現代のメディアを語る際に決して外すことのできない“世界最大のメディア候補”でもある。 たとえば、最近の調査では全米の消費者(成人対象)の4割強が、Facebookを通じて日々のニュースを得ていることからも、その規模と影響の大きさを想像することができるはずだ *1。 そのFacebookを、筆者が世界最大の「メディア“候補”」と呼んだのには、わけがある。メディアであることをめぐり、Facebook自体が揺れているからだ。 今回のコラムでは、そのユーザー基盤において、メディアビジネスの将来を決めかねないFacebook、いや、さらにいえば米シリコンバレーを中心に形成されてきたテクノロジー文化が、メディア文化との間に引き起し
いま、メディアの価値は“規模の視点”から“質的な視点”へと転換し、これを計測可能な指標で議論できる段階になった。さらには、それに続く“第三の価値”を問う段階がやってきている。 メディアの自律的価値とは何か これまでも「メディアの“広告”的価値」については盛んに議論されてきたが、その前に「メディアの自律的な価値」とは何か、つまり読者(ユーザー)にとっての価値が論じられなければならない。 ユーザーにとって“メディアの価値”とは何か、そこには古くて新しい議論が含まれている。 自分の周囲で、さらには遠く世界で、刻一刻と生起する事象をいち早く知る 多くの人々が共通に事象を知る 事象の本質や背景を深く理解する 事象を、喜びや悲しみ、そして怒りといった情動として味わう 事象だけでなく、多様な人々の思想や感情、習慣を知り、感化される 以上が契機となり、自ら考え、学び、行動する・交流する このようなメディア
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広告とコンテンツ、その両方を理解するのに最良の書。『広告0円 スマホを電話だと思う人は読まないでください。』(吉良俊彦・著)が、4月より全国の有力書店・オンライン書店で販売されています。本書では、マスメディアや新しく台頭してきたメディア、さらにそれらを取り巻く広告やコンテンツ、エンターテインメントの未来のあり方を詳しく解説しています。 コラムでは、著者の吉良俊彦氏がインタビュアーとなり、それらの領域で最先端を行くビジネスパーソンが、今の世の中をどうとらえているのか、未来はどうなると考えているのかなどを合計四人のゲストから引き出します!第3回のゲストは電通の出版ビジネス・プロデュース局長、堀内善太さんです。 吉良:これから日本の人口はどんどん減っていくにもかかわらず、日本の雑誌・書籍は国内消費に大きく頼っています。広告集稿やコンテンツ価値の提供など、大きなシフトチェンジが必要です。今日はファ
【前回】「広告宣伝は「雨乞い」のようなもの、ブランドは「自然発生」する」はこちら コンテンツは「メディア」ではなく「カタリスト」に スターバックスで一番小さいドリンクのサイズは、ご存じの通りショートです。その次に大きなサイズがトールで、グランデと続きます。今やもう当たり前になってしまって何も感じませんが、これには最初少し違和感を覚えました。標準サイズがわからないのです。中庸を重んじる日本人としては、まず小さいサイズと大きいサイズがあって、その中間を「ミディアム」としてほしいところです。そうすると何となく、サイズが選びやすくはないでしょうか。 「メディア(media)」というのは、「ミディアム(medium)」の複数形です。ミディアムというのは、上記の用法のとおり中間を意味しますが、複数形があることからもわかるように、中間にある「もの」、間に入る「もの」、という具体的な意味も持ちます。メディ
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現在、ありとあらゆるメディアにおいて、コンテンツ消費の最小単位はどんどん細く小さくなっている。 一般社団法人 日本レコード協会の統計によれば、2015年に発売されたCDは、約16,000枚(邦楽:洋楽=10,000:6,000)。ダブっている曲もあるだろうし、複数曲を含むCDももちろんあるから、明確な曲数はわからないが、ざっくり30,000曲はあると思っていいだろう。 このうち、我々が覚えている曲、せめて聞いたことがある曲はどれだけあるだろうか。というよりも、1曲を通してフルコーラス聴いたことがある曲は、どれだけあるだろう。 例えば、最近話題の人気アーティスト ゲスの極み乙女の代表曲「私以外私じゃないの」は、さすがに知っているのだが、実はサビの部分しかとっさにフレーズを思い出すことができない・・・。あなたはいかがだろう? つまり、音楽というコンテンツは、CDというパッケージどころか、3-5
NPOをはじめとする非営利組織の最大の課題、マーケティング・コミュニケーションについて、3人のプロたちがさまざまな手法を指南するリレーコラム。最終周の一人目、井出留美氏が語るメディアに取り上げられるための10カ条とは。 民間企業で14年5カ月、NPOで3年間、広報を務めてきました。企業とNPOとの違いも肌で学びました。その経験から、NPOがメディアに取り上げられるためのtips(ヒント)を10カ条にまとめてみました。 1、「良いことやってる」(からOK)という意識を捨てる NPOや任意団体に時折見られるのは「自分たちは社会にとって良いことをやっている」という強い自負です。それは、とても素晴らしいことなのですが、ともすれば、自分の組織しか見えなくなってしまいます。自分目線だけでなく、相手目線、ひいては社会の目線を持つこと。それは、すなわち「メディア目線」を持つということ。したがって、メディア
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