6月1日は「写真の日」だった。公益社団法人日本写真協会によると、「1951(昭和26)年に、写真の日制定委員会(梅本貞雄ら)を開き、6月1日を『写真の日』と制定し今日に至っている」という。今年で64年目の「写真の日」だったわけだ。 日本写真協会のHPによると、「日本に写真が渡来したのは嘉永年間とされ、最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、1857(安政4)年9月17日に、薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが藩主島津斉彬を撮影したもので、現在鹿児島の尚古集成館に保存されている」という。 当方はカメラマンでないうえ、目が余り良くないのでシャッターを切るまで時間がかかる。だからというわけではないが、自慢できる写真は余り多くない。それでも、記憶に残る写真は数枚ある。 一枚は巨人の王貞治選手が1977年ホームランの世界記録(756本)を達成した瞬間を撮った写真だ。スポーツ記者だった当