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ブックマーク / el.jibun.atmarkit.co.jp (289)

  • セキュリティーと発言して大袈裟だなとつまはじきにされる現場のセキュリティー担当はどんな気持ちで仕事をしているのだろうか。:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️やっちゃったね年金機構 先日、日年金機構で大規模な個人情報の流出があった。原因はメールに添付されていたウイルスとのこと。職員のウイルス感染が発覚したのが5月8日。公表したのが6月1日。今回流出した個人情報は125万件。「基礎年金番号」「氏名」「生年月日」「住所」を含んでいるとのこと。不正アクセスの先はファイルサーバ。個人的には、このファイルサーバというのがいろいろなことを想像させる。 もしこのファイルサーバが従業員による野良NASだったら。セキュリティー担当は怒りで発狂していることだろう。もしくは、辞めた従業員が使ってたPCに共有フォルダを作って、勝手にファイルサーバに使っていたものだったら。想像しただけで胃がキリキリしてくる。 ▪️セキュリティーの強さの基準

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  • ネームバリューを持つ人と持たない人:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️例えるなら水戸黄門の印籠 例えば、ここに芥川龍之介がいたとする。そして、10年かけて小説を書きまくり、面白い小説を書けるようになった私がいたとする。両者が小説を書いて書店に並べたとしよう。さて、皆さんはどちらの小説を買うだろうか? 多分、私の書いた小説より芥川龍之介の書いた小説の方が間違いなく売れるだろう。もし現代で芥川龍之介が小説を書くとしたら、 教科書に載っている有名人 小説において一つの流れを作った 死んだはずなのに生き返って小説を書いている という理由で、どう頑張っても話題性において勝てる気がしない。 現代人のニーズをキャッチするという点では私に勝ち目はある。キーボードも打てるので、圧倒的に書く速度は早い。ネットを使いこなせるので情報の収取も効率的に行え

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  • 犯人はヤス:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️レトロゲームの有名なネタバレ まだファミリーコンピュータが全盛期だったころ、ポートピア連続殺人事件というゲームがあった。アドベンチャーゲームの駆け出しの作品で、主人公は刑事。ヤスという相棒と共に事件を解決していくというゲームだ。 このレトロゲームだが、ゲームの名前より最後の結末「犯人はヤス」というネタバレの方が有名になっている。だが、このゲームにはもう一つ隠された・・・いや、勝手に私が思っている謎がある。 ポートピアってどこだよ。 もし事件の犠牲者を一人でい止めることができたら、「ポートビア単発殺人事件」になったのだろうか。また、殺人をい止めたなら、「ポートピア殺人未遂事件」になったのだろうか。リバイバルで誰か作ってはくれないだろうか。 ▪️IT業界で有名な

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  • 計画立てずに仕事するとどうなるか:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪︎無茶苦茶な業務に学ぶ IT系の業務に限らず、仕事をする時には必ず計画を立てる。ただ、計画に抜けがある事は多くても、計画を立てずに仕事をする機会は少ないと思う。いろいろな現場で仕事をしていても、全く計画を立てずに仕事をする現場は稀だ。 そういう現場で働くと、なぜ計画を立てて仕事をする必要があるのかよく分かる。仕事をする時は、当たり前のように「計画を立てろ」とは言われるが、その理由を明確に説明できるだろうか。全く計画を立てずに仕事をする現場で働くと、計画を立てる理由がよく理解できる。 ▪︎計画を抜かすロジック 仕事をする時に計画を立てるのは常識だ。ただ、なぜそれを抜かすか。計画を抜かす人には特徴がある。 作業が早い 変な信頼がある 仕事のスピードにこだわる 能力の劣

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  • エンジニアとユーザ、どちらが歩み寄るべきか:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪︎お互いの立ち位置のままでいいんじゃないか? よく、ユーザはエンジニアに歩み寄るべきだ。とか、エンジニアはユーザに歩み寄るべきだ。という話を聞く。私は、どっちも無理に歩み寄る必要は無いと思う。それぞれに立場があり考え方がある。その差は大きいからだ。個人の努力だけでその差を埋めるにも限界がある。 エンジニアとユーザだと分かりにくいが、男性と女性とすると分かりやすい。人類誕生以来、男性と女性は存在するが、高度に文明が発達した現在でさえ完全に分かり合えない。立場の違う者同士が理解しあうのは難しい。エンジニアとユーザも似たようなものだ。 もしユーザがエンジニアを完全に理解できるとすれば、技術を勉強してエンジニアになった時だ。エンジニアにしても、自分の作ったものから一度離れ

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  • 暗い現場を明るくする方法:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎無茶苦茶暗い現場 「仕事をするなら楽しくしよう!」という触れ込みはよく聞く。だが、実際は暗い現場は多い。とにかく重苦しいのだ。なるほど、こんなところで働いてたら病むなと確信が深まる。 現場の雰囲気というのは大事だ。ピンチに追い込まれた時、希望が持てるか、絶望感が漂っているかで全然結果が違ってくる。暗くてどんよりしている現場で希望は持ちにくい。否定的だからだ。逆に、明るい現場だとなんとなく頑張れそうな気持ちになれる。 誰だって現場が暗いより明るい方がいい。実際に、明るい現場の方が生産性は高いし、快適に働ける。良いスパイラルが生まれやすい。誰もがそれを知っていつつも実現できない現場は多い。 ◾︎雰囲気を変えるにはまず言葉 暗い現場には共通した特徴がある。言葉が否定的

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  • 人柄重視でエンジニアを選ぶとどうなるか:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎人柄ってそんなに大事か? 友達を選ぶのであれば人柄は重要だ。だが、ビジネスだと微妙だ。仲の良い人同士で仕事をする方が確かに楽しいかもしれない。だがダレる。ベターな選択としては、多様な人を入れることだろう。その方が考え方の幅が広がり、組織としての融通が利くようになる。 そもそも人柄って何だよ。優しさか?倫理観か?ちになみに、私が優しさに長けていると思う人は、普段は厳しい。とても優しい人には見えない。私が倫理観において長けていると思う人は、みんな社会的にはしんどい立場にいる人ばかりだ。 実のところ、未だに人柄とは何なのかよく分からん。 ◾︎人柄ではなく人殻じゃねーか? 一般的に人柄が良いと言われる人でも、「こいつインチキ臭い」という人はいないだろうか?確かに人当たり

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  • Yesと答える度にエンジニアの質は落ちていく:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪︎一流は「Yes」で答える お客様にできるかできないかを問われて、一流のエンジニアはどんな難題にも「Yes」と答えるらしい。でも、当にそれ言っちゃっていいのかな?私としては、相手への説明を「Yes」から始めれば良いという解釈だ。 実際は、「予算が多くかかります!」とか「人知を超えた能力を持つ人が現れればできます!」、「画期的なオープンソースのソフトが出ればできます!」とか、かなり確率の低い条件を交えれば、大概の条件に「Yes」と答えられる。 とりあえず、「Yes」から話を始めないと耳を貸してくれない人は多い。最初に「Yes」と答えて、条件の難しさで相手を納得させる。そういう手法をよく使う。これなら、どんな難題にも「Yes」と答えることはできる。 ▪︎「Yes」を

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  • 別視点での未来予測:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎数十年前の未来像 昔、東京ディズニーランドにミートザワールドというアトラクションがあった。ディズニーランドにしては珍しく、日歴史を紹介するアトラクションだ。人形と映像を使ったアトラクションで、劇場ごと回転して場面が切り替わるのが印象的だった。 このアトラクションの最後の締めで、「これから日はどうなるの?」と鶴に質問をすると、鶴は「あなた達がコレからの日を作って行くのよ!!」とメッセージを送るシーンがある。この後、可動式の劇場を出て未来はどうなるの?みたいなコーナーがあったのを覚えている。 はっきりと覚えていないのだが、ここで音声でTVのチャンネルを操作しているシーンがあった。今になって振り返ると、この技術iPhoneのSiriで実用化しているように思う

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  • ファイルサーバにゴミファイルを溜めさせない Part3:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️ゴミファイルを作らせないアプローチ ファイルサーバに溜まるゴミファイルへの対策として、 ファイルサーバに溜まりに溜まったゴミファイルを肥やしにしよう Part2 で、ファイルを作成する時の用途を明確にして、定期的にチェックするのが有効だと書いた。 だが、どのように用途を明確にするのか、何を基準にチェックするのだろうか。いろいろなケースがあるため、これといった基準を定めにくい。だが、基的に押さえておくべきポイントはある。 ▪️データ管理の5W1H 情報伝達のポイントとして「5W1H」(ご・だぶりゅー・いち・えいち)とし「六何の法則」と呼ばれる慣習がある。5W1Hとは、 Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ) Ho

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  • ファイルサーバに溜まりに溜まったゴミファイルを肥やしにしよう Part2:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️ファイルサーバのゴミに突きつける"だったらどうする?" 前回のコラム、ファイルサーバに溜まりに溜まったゴミファイルにうんざりしてきた Part1 の続きだ。ファイルサーバにゴミファイルが溜まること。これはもっと深刻に考えられるべきだと思う。 例えば、あなたがどこかの会社を訪問したとする。机の上に印刷されたドキュメントや領収書が乱雑に積み重ねられていて、そこら辺にくしゃくしゃにした紙が転がっている。棚の横にダンボールが置いてあり、10年前のソフトのマニュアルが無造作に詰め込んである。そんな会社を信用できるだろうか? そのくらいファイルを管理することは重要なことだと思う。特にIT系の業務であればデータは命だ。データが記されたファフィルが適切に整理されておらずに業務は

    ファイルサーバに溜まりに溜まったゴミファイルを肥やしにしよう Part2:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ
  • ファイルサーバに溜まりに溜まったゴミファイルにうんざりしてきた Part1:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️財宝かゴミかの別れ目 たまに思うのだが、ファイルサーバに保存された過去データ。あれ、いつまで取っておく気なんだろうか。確かに、最近はHDも安くなって数テラ単位のストレージでも安価に購入できる。 だが、会社でストレージを購入すると、やたらとケチケチ使いたがる。数年前に買った500GBのストレージでどうするか議論してる暇があったら、サクっと3TBのディスク買っちまえよ。会議してる人の人数と工数を計算したら、どうもそっちの方が安く上がる。 ただ、そこまでして保存したデータも、どれだけ活用されているのだろうか。保存されているデータも、どれを消していいのかわからないので、とりあえず取っておく。というファイルがほとんどのようだ。ここから価値のあるデータをサルベージできる自信

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  • 家で4時間の労働で、会社の8時間労働に勝てるか:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️歴史的に会社を考えてみる 人類の歴史から考えると、これだけ多くの人が会社に通って働いている期間というのもあまり長くない。電球が発明され夜も昼と同じように働けるようになったのも、この150年くらいの話だ。 最近ではIT化も進み、扱う情報量も圧倒的に増えた。今を生きる人たちはこれを普通と思うかもしれないが、歴史的に考えると、現代人は異様な程ハードワークだと思う。家で必要な物を必要なだけ生産する。それが来の労働のスタイルではないだろうか。 ▪️家で4時間というスタイル 労働のスタイルを私の中で逆算したら、この家で4時間という発想が出てきた。確かに、現代の大量消費社会を成立させるには足りない。だが、現代の生活レベルを落とさないだけなら十分な時間だと思う。 まず、オフィ

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  • 自己矛盾万歳!:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ガガガガガガー、ぷつっ 弊社のエンジニアが壊れた。ついに止まってしまった。最近、調子が悪くなった半年前の派遣を入れ替えたばかり。プロマネもどきが暴走する。 ◾︎ちょいと毒を吐きたくなった あべっかんさんのコラムの冒頭を読んで、凄まじい毒文章が浮かんだのでパクらせて頂いた。良い観点のコラムでした。特に、コラムに書かれていた"寿命"という言葉に妙なインパクトを感じた。インパクトを感じたついでに、製品でなく人間ではどうなのか考えてみた。 一般的に、人はヒューマニズムが求められる割に、扱いは物同然だと思う。経済やらビジネスやらいろいろ言い訳が付くが、単純に自己矛盾だ。ごちゃごちゃ言い訳を付けずに、「僕たち、自己矛盾してます!」でいいんじゃないか? ◾︎人間を物的に考える こ

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  • 超ひも理論:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎今ネットで話題の「例のひも」 先日、π(パイ)の重圧拡散への画期的対処方法が考案された。その画期的な手法は、瞬く間に広まり、物議を醸し出している。従来の、面による吊下げ式の重圧拡散アプローチに対し、より自由度の高い物理運動が観測できる可能性に対しての議論が熱い。 この重力拡散に使用する例のひも。見た目は青い帯状のひもだ。どちらかといえば、リボンと表現する方が正しいと思われる。余談だが、リボンといえばOffice2007から導入されたインターフェイスを思い出す。同じリボンでも、ここまで話題性に差をつけられるとは皮肉なものだ。 ◾︎πs(パイ・サイズ)・πw(パイ・ウェイト)に対するアプローチ ただし、この例のひもを用いた重圧拡散には重大な欠陥が指摘されている。πs

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  • エクセル・ヘイター★:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎呼ばれたので書いた 先日、Twitterで肉系美人編集者さんからお呼びがかかった。で、お呼びに応えたら「エクセルヘイター」と呼ばれた。 最近、Excel関連のコラムをよく書いていると思う。実はこの前、関西のLibre Officeの勉強会でCalcをテーマに発表したところだった。どうも、Office系のソフトのスペシャリスト的な立場が定着してきた。 そんなことで、美女の呼びかけとあらば応えるのが男だ。お呼びいただいた呼び名、「エクセル・ヘイター」をタイトルで、リアルタイムでネタを考えながらコラムを書いてみた。 ◾︎Excelは好きか? 一つ問う。いつも使っている、飯を盛る器は好きか?私にとってExcelはそういうレベルのものだ。普段、何気に使うツールに好きも嫌

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  • 独断でITエンジニアを他の業種と比較する:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪︎ITエンジニアの難易度 ITエンジニアと言っても幅は広い。だが、あえて全部ひっくるめて考えてみる。ここでは、ITエンジニアとは、IT技術が必要とされるエンジニアとしておく。まず、ITエンジニアになるためには、IT技術を習得できるだけの知能が必要だ。 では、IT技術を習得できるだけの知能とはどの程度だろうか。世間一般には、パソコンの苦手な年配の方が多いので、比較的難しい部類のスキルとされている。実態は、難しいというより使いこなしてる人が少ないという方が合っていると思う。 なので、実質的なスキルがかなり低くても、それを理解するだけの能力を持つ人が少ないのでプロを名乗ることはできる。名乗るのは簡単だが、まともに取り組むと高い能力が求められる。そういう業種だと思う

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  • 現行踏襲という言い訳:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪️失敗するプロジェクトでよく聞くキーワード 私個人の経験で、業務説明で現行踏襲というキーワードが出たら、だいたいプロジェクト炎上している。この現行踏襲だが、IT業界以外ではあまり聞く事が無かった。工場や建設現場に行くと改善とか品質向上、営業でも改善とか開拓といった、成長志向な謳い文句が多かった。 現行踏襲という考え方は、IT業界特有の傾向だと思う。ユーザの音は、お金がかかるので、一度作ったものを100年でも200年でも使いたいのだろう。現行踏襲という言葉を聞くたびに、そんな意図が透けて見える気がする。 ▪️現行踏襲の難易度 よく誤解されているのが、新しいシステムを設計するより現行踏襲の方が簡単だと思われていることだ。実際は、突貫で作られた不安定なシステム等、場

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  • それ、Officeでやんなくてもいいんじゃね?:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ◾︎Officeの習得難易度 例えば、Photoshopを使うとしよう。Photoshopを訓練無しに使いこなせる人は稀だろう。まず、機能の数が多いので、できる事を一通り理解するだけでも相応に時間がかかる。実際にそれぞれの機能を使いこなすには、さらに多くの時間がかかる。 Excelにしても、Photoshop程かは分からないが、相当数の機能がある。これらを把握するだけでも相応の時間はかかる。だが、罫線を引けてフォントの調整や簡単な関数を使えるだけで「使いこなせる」と判断される。 これは実際に使いこなせている状態と大きな差がある。使いこなすとは、機能の大半を把握して、必要に応じて使い分けられるレベルだ。機能を把握するだけで三ヶ月。三ヶ月で習得した機能を状況に応じて使い

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  • お金を技術力に変えるために、必要なこと(雑感):101回死んだエンジニア:エンジニアライフ

    いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ▪︎技術力はお金で買えるか 吉政忠志さんのコラム、技術力をお金に変えるために、必要なこと(雑感)を読んで思う事があったので一筆書いてみた。エンジニアとしては技術力をお金に変えることは重要事項だが、逆の立場ではどうなんだろうか。 例えば、何か事業を起こしたいと思ったら、お金さえあれば技術面は補えるのだろうか。経験論でいえば、そんなに甘くはないようだ。お金をたくさん持っている企業でも技術力不足な企業はたくさんある。お金だけで技術力は手に入らないようだ。 ▪︎技術力を商品としてみること 最近のAmazonの流通サービスは凄いと思う。Webページで商品を探して、ポチっと押したら近くのコンビニに商品が届く。扱う商品のラインナップも幅広い。日常品からいかがわしい物まで、Amaz

    お金を技術力に変えるために、必要なこと(雑感):101回死んだエンジニア:エンジニアライフ