Mark Samuels (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2016-12-06 06:00 今、IT業界のリーダーに求められているのは、変化を管理することだ。最高情報責任者(CIO)は、日々の運用の監督から変革プログラムの推進まで、あらゆる方向から高まり続ける圧力を乗り切らなくてはならない。 では、ITリーダーがそのストレスと責任の重圧を管理するには、どうしたらよいのだろうか。 この記事では、5人のCIOに話を聞き、燃え尽き症候群になってしまうのを避けるためのベストプラクティスを挙げてもらった。 1.リラックスするための余裕を作る 英国の大手建材業者Travis PerkinsのCIOを務めるNeil Pearce氏は、仕事が忙しすぎるとすれば、ITリーダーはペースを落として落ち着くための余裕を作れていない可能性があると話す。Pearce氏はマインドフ
本連載では、ITエンジニアが時代の波に飲み込まれず、ITの世界で生き残っていくための知識を解説していきます。IoTや人工知能といったトレンドも押さえながら、データベース、セキュリティ、数学などの不変の知識もカバーします。応用のためには基礎が必要とはよくいいますが、実際は応用できる知識と、そうでないものがあります。新技術が登場しても陳腐化しない、本当のベースとなるような知識を身につけましょう。第1回は、エンジニアが生き残るための道筋を把握するために、IT業界が抱える人材不足の状況や、求められているスキル、構造上の問題点などを分析します。 新刊のお知らせ 2016年12月17日に、この連載をベースにした新刊『エンジニアが生き残るためのテクノロジーの授業』が発売されました! ITとビジネスの関係、コンピュータ、ネットワーク、プログラミング、データベース、セキュリティ、人工知能など、本連載で解説し
関連キーワード Intel(インテル) | CIO Dow Chemicalの最高情報責任者(CIO)だったポーラ・トリバー氏がこのほど、Intelの新CIOに任命された。これがニュースになるのは、IT業界の経営幹部人事において性別格差が議論される機会がいかに少ないかを物語る。 併せて読みたいお勧め記事 多様性なき業界の実態 テクノロジー企業はなぜ男性ばかり? Intelのレポートが投げかける多様性への課題 セキュリティ担当に女性はなぜ少ない? Facebook幹部が「残念な誤解」を指摘 女性開発者が体験した、ソフトウェア開発“業界あるある” “男社会”のIT業界は変われるか 女性が増えると分析力アップ? 精鋭データサイエンスチームを作る7つの教訓 女性がIT業界で成功する秘訣は「ありのままで」 Intelの方針
IT業界に短期間でも身を置いた経験があれば、その仕事は大変であるものの、やりがいがあると分かっているはずだ。事業運営を支えるだけでなく、人々をまとめ、彼らの日々の仕事をスムーズにするために手を差し伸べられるようになるのだ。その過程で、さまざまな現場の人々と接することになる。そしてやり取りを通して、人間関係というものの理解を深め、実践に役立てていけるようになるはずだ。また、日々の仕事を彩る興味深い経験も得られるだろう。 いずれにせよ、IT業界で仕事をしていくうえで、人について学ぶべきことが数多くある。本記事では、筆者がIT業界で働いていた時に学んだ、人に関する10のものごとを解説する。あなたも既に似たような経験をしているかもしれない。そうでない場合、以下の経験ができるのを楽しみにしておいてほしい。 #1:人はとにかく自らの仕事を完了させたいと考える これは極めて当たり前の話だが、ITプロフェ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IT業界では今、国内のシステムインテグレーション(SI)需要が好調に推移している中で、技術者不足が一層深刻化している。しかもこの問題が、新しい技術への取り組みの足かせになるのではないかとの見方もある。果たして対処できるのか。 SIの現場から日々高まる人手不足の声 「好調なSI需要や新しいIT活用領域に向けてしっかりと技術者を投入していくために、当社では国内だけでなくグローバルに人材リソースを有効活用できる仕組みを構築している」(富士通の田中達也代表取締役社長) 「さまざまなプロジェクトに対して技術者を的確に送り込むため、NEC本体だけでなく国内のグループ会社を再編して人材リソースを柔軟に活用できるようにしている」(NECの川島勇取締役執
Jason Hiner Chris Duckett Larry Dignan Steve Ranger (ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2015-12-18 06:00 2015年は、あらゆるビジネスプロセスの根幹にさらに深くテクノロジが組み込まれた年だった。テクノロジは今年も、個人事業主からFortune 500の大企業まで、事実上あらゆる事業体の原動力だったと言える。この記事では、その動向を観察して伝えてきた米ZDNetが誇る世界中の主力記者が協力して、2015年のビジネステクノロジを形作った5つの主なトレンドを紹介する。 1.クラウドが成熟し、第1の選択肢に(Larry Dignan、米ZDNet編集長) クラウドはソフトウェアや企業のインフラを提供するモデルのデファクトスタンダードになりつつある。2015年がクラウドにとって成熟の年だったことを考えれば、これも不思議
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Googleが子会社であるFirebaseのためにある企業を買収した。その企業とは、フロントエンドのウェブホスティングサービスを提供するDivshotだ。Googleによる大々的な発表はなかった。 米国時間10月13日にDivshotが発表した内容によると、カリフォルニア州サンタモニカに拠点を置く新興企業である同社は、モバイルアプリ向けのバックエンドプラットフォームを手がけるFirebaseと完全に統合されるという。Firebaseは2014年にGoogleに買収され、「Google Cloud Platform」部門に組み込まれている。 Divshotは12月14日に同社のスタンドアロンサービスすべてを終了する予定だ。既存顧客に対して
——クラウドを活用したワークスタイルは、効率化以外にも良い効果をもたらしますか? 杉原:今の時代は、さまざまなワークスタイルが生まれ、そのこと自体に社会からの注目が集まります。自由な働き方は優秀な人材を採用するための武器にもなりますよね。 長谷川:そうですね、働きやすい環境は人材採用の観点で重要です。コンセントは社員の約6割が女性で“ママさん社員”も多い。手当を厚くしていることもあり、産休後ほとんどの社員が仕事に復帰します。たとえ時短勤務になったとしても私たちの仕事のスタイルが分かる人材が継続して働いてくれることは、会社の財産です。 掛川:メルカリもコンセントさんと同じ状況です。私たちが提供するサービスはフリマアプリなので“C to C”のビジネスモデルになっていて、入口も出口も一般の個人であり、カスタマーサポートがとても重要です。 そこで、社員の半数以上がカスタマーサポートを担当しており
関連キーワード IT部門 | 人事 | スキル | タレントマネジメント IT技術職における性差は仕方がないことだという一言で片付ける人もいる。男性と女性のメカニズムは異なる。男性は「論理的で分析力がある」で、女性は「直感的で創造力がある」というのが彼らの主張だ。その主張が仮に正しいとしても、性別が職業の選択に影響すべきではない。 関連記事 「IT業界で働きたい」若い女性はわずか9% 魅力を伝える取り組みが始まる “セキュ女”育成計画始動――女子大生をもっとセキュリティ業界に 女性開発者が体験した、ソフトウェア開発“業界あるある” 女性とテクノロジー業界、雇用の大幅増が意味するのは? 女性か男性かでCIOの給与が変わる? IT給与調査が示す性別の影響 IT業界で働く上で「女であること」は問題になるのか? 米Hewlett-Packard(HP)で「HP Cloud Services」の製品
関連キーワード 教育 | IT部門 | 人事 | スキル 非営利のIT業界団体CompTIA(コンピュータ技術産業協会)の調査によれば、若い女性の95%はITのことが「好き」であり、中には「大好き」という人までいるが、「ぜひIT業界でキャリアを積みたい」と考えているのはわずか9%だという。多くの人は、将来就きたい職業を考えた上で大学での専攻を選ぶ。となると、男女格差解消を目指したキャンペーンはより年齢の若い女性にターゲットを据える必要がある。 「意図的か否かにかかわらず、女子は中学生の頃くらいから、『技術や科学、数学などの複雑系科目は女子向きではない』という極めて明確なメッセージを受け取り始める」。こう語るのは、米Hewlett-Packard(HP)のCloud Services部門で製品マーケティング担当副社長兼クラウドエバンジェリストを務めるマーガレット・ドーソン氏だ。「これが今もな
筆者は、マネージドサービスプロバイダー(MSP)のリモートITサポート要員を6年務めた後、その仕事から足を洗った。あなたもIT業界から足を洗おうと思ったことがあるのであれば、筆者の理由に心当たりがあるはずだ。 一部の人々はPCサポートの世界が華やかなもの、まるで歌手のSheila Eの生活のようなものであると考えている。つまるところ、これはテクノロジ関連の仕事であり、一日中オタクモードでいられるのだ。面白くないわけはないだろう? それはとんでもない思い違いだ。 永遠とも思える長い間、筆者はMSPのITサポート要員を務めた。仕事に就く際には、これがどのような世界なのかまったく見当が付いていなかった。「今知っていることを、あの時に知っていたら・・・」というありがちなセリフを口にしたくなる気分だ。知っていれば、筆者はリモートサポートの世界に足を踏み入れていただろうか?その疑問に答えるのは難しい。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は1月22日、東京・内幸町の帝国ホテルで「平成26年新年賀詞交歓会」を開催した。会員会社であるソフトウェアメーカーやIT業界をはじめとする関係者が集まった。 同協会会長和田成史氏(オービックビジネスコンサルタント代表取締役社長)は「安倍政権による3本の矢では金融政策、財政政策、規制緩和や新産業育成などを図り、さらに円高是正、株価急騰、消費拡大、投資拡大が見られ、日本の経済環境は勢いを増してきた。これに伴いIT業界も急速に成長してきた。Windows XPのサポート終了に伴う買い換え需要で昨年10月以降“前年比2割増、3割増、5割増”といった声が聞かれ、中には予算に対して『倍返しだ』とい
絶え間なく変化し続けているわれわれのビジネス環境において、あなたはIT業界の同僚との差別化をどのように図っているだろうか?本記事では、正しい道を歩んでいくうえで役に立つティップスを紹介する。ここで解説している正しい習慣を形成できれば、職場だけでなく、あなた個人の生活にも良い影響が出てくるはずだ。 #1:現在の立ち位置を評価する Robert Greene氏は、著書「The 33 Strategies of War」(戦いにおける33の戦略)で、「・・・ものごとを客観的に捉える・・・」ことが戦略を成功に導くうえで重要であると説いている。このため、2014年の計画を練るうえでの最初の1歩は、自らを正しく評価し、弱さ、戸惑い、自信のなさといった部分に変化をもたらすという作業になる。 #2:愚痴ではなく解決策を生み出す 職場には常に問題が存在している。ただ幸いにも、問題の存在は機会の存在をも意味し
転職情報サイト「DODA」(インテリジェンス運営)がまとめた転職人気企業ランキングによると、IT業界では前年に続いてGoogleが1位だった。Googleは総合でも4年連続で1位となり、高い人気が続いている。 IT業界では、Googleに次いで楽天が1ランクアップして2位に。続いて、3位アップルジャパン、4位日本マイクロソフト、5位NTTデータ、6位日本アイ・ビー・エム、7位クックパッド、8位ヤフー、9位ソフトバンク、10位サイバーエージェントという結果だった。 関連記事 IT業界の転職人気企業、今年も1位はGoogle Appleも上昇 DODAがまとめた転職人気企業ランキングによると、IT業界では前年に続いてGoogleが1位に。Googleは総合でもトップ。 もう一度就活するなら──社会人が学生にすすめる企業ランキング 「社会人が選ぶ、就活生にお薦めしたい企業ランキング」をDODAが
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