髙尾 「今日、8月6日は広島に原爆が投下されてから68年となる『原爆の日』です。」 黒木 「広島では、今年(2013年)も平和への誓いを新たにする祈りが続いています。」
ベルリン自由大学教授 イルメラ・日地谷=キルシュネライト かって鉄のカーテン内に存在したドイツ民主共和国、いわゆる東ドイツ、そこにあった人口3万ほどの小さな町を想像してみてください。首都ベルリンから南へ300キロも離れたテューリンゲン地方の山岳地帯にあり、世界の情勢や物品の流れなどからは隔てられた、締め付けや統制が厳しかった社会主義国の小さな田舎町。そんな場所に日本料理の店を開こうというのは、その当時、かなり奇抜なアイディアだった筈です。しかしこの計画は、1970年、本当に実現されたのです。それは、この町に住むロルフ・アンシュッツという人物の、創意あふれるひたむきな努力の賜物でした。一体彼がどこからそんなアイディアを得たのか、今となっては知ることができませんが、これはまるで奇跡のような話です。 映画のタイトルは「スシ イン ズール」。その地方で生まれ育ったアンシュッツ氏は、もちろんそれま
北京オリンピックを伝えるNHKの放送に出た翻訳テロップである。 このテロップを見ただけで、日本語を母語とする私たちは、話者について何らかのイメージを思い浮かべることができる。 ①は力強さと自信をもっている男性、②は華やかさ、または上品さをそなえた女性、というように。 テレビのスポーツ放送における翻訳テロップには、「~さ」「~(だ)ぜ」「~(だ)わ」のような、日本語話者が話しことばとして日常的にはあまり使わないことばづかいが登場する。なぜ、現代の日本人はそんな話し方をしないにもかかわらず外国人のインタビューには使われるのか。特にスポーツ関連のニュースやドキュメンタリーというノンフィクションで使われているのはなぜか。 本稿では、北京オリンピック放送に出た翻訳テロップを、「役割語」という観点を導入して分析することによって、これらの疑問を解こうと試みた。分析の結果、翻訳テロップに役割語が出現する人
<< 前の記事 | トップページ | 2011年04月27日 (水)ここに注目! 「右傾化する欧州」 EU・ヨーロッパ連合は26日、加盟国の去年の財政赤字を発表し、ギリシャやポルトガルが赤字の削減目標を達成できなかったことを明らかにしました。ヨーロッパでは財政危機に陥った国の支援に反対する勢力が台頭し、右傾化への懸念が強まっています。二村伸解説委員です。 Q.右傾化が進んでいるということですが、具体的にはどんなことですか? Q.なぜユーロに反対なのですか? A.EUは、ポルトガルが国債の償還を6月に迫られるため、来月中には総額10兆円近くに上る支援策への合意を取りつけたいのですが、フィンランドでは、自分たちは厳しい財政規律によって経済危機を乗り越えたのに、他国のつけを払わされるのは不公平だという不満が強いのです。 Q.他の国々はどう受け止めているのですか? A.財政支援が生き詰まるような
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