「Train Simulator」の開発や多数の発車メロディを担当しています。 国土交通大臣により表彰 音楽家の向谷 実さん。京阪の発車メロディをはじめ、さまざまな鉄道会社で音楽を手がける(画像:写真AC)。 国土交通省は2022年度の第64回交通文化賞の受賞者を発表しました。 交通文化賞は国土交通大臣が毎年、「公的活動、学術研究、芸術活動、国際的活動等を通じて、我が国の交通文化の向上に著しく貢献した者」に対して贈る賞です。 今回の受賞者は、フュージョンバンド「カシオペア」の元キーボード奏者で音楽館社長の向谷実さんと、JR東日本の元執行役員の椎橋章夫さん、中央大学研究開発機構教授の秋山哲男さんの3名です。 向谷さんは1956年生まれ。1995(平成7)年、カシオペアでの活動と並行しながら、鉄道運転シミュレーションゲーム「トレイン・シミュレータ」を開発。運転士の気分を味わえるゲームとして、実