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ブックマーク / somethingorange.net (32)

  • 『涼宮ハルヒ』はラノベか、SFか。- Something Orange

    うわっ、酷い(笑)。[TV]『21世紀を夢見た日々』では、70年代からSFはさらに発展して今に到る、という作りだったのに、海燕さんの記事では、まるで、「SF」が死んでしまったと扱っていたかのような書きようだっ。……いや、海燕さんの言わんとするところは、わかるんだけど(^^;。 ――「好きなら言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!」 そういうつもりはなかったんだけれど、そういうふうに見えますかね。いつものことながら、いいたいことを正確に伝えることはむずかしい。 結局、「発展」ということをどう考えるか、ですよね。 たしかにあの番組では、「SFはその後も発展していき、いまのアニメやゲームに受け継がれている」という調子でまとめていました。 しかし、その描写は逆に、「それらの作品は現在、SFとして認知されてはいない」という事実を浮き彫りにしていたと思います。 番組の制作スタッフは、一般的にSFとして認知さ

    『涼宮ハルヒ』はラノベか、SFか。- Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2015/02/11
    《SF小説は、「SFという言葉」が出来る以前に存在したし、オタク文化は、「オタクという言葉」以前から存在していた。まず作品と文化があって、それから名前が付けられるのであって、その逆ではない。》
  • 荒木飛呂彦の抽象と具象。 - Something Orange

    ウルトラジャンプ 2011年 05月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/19メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 今月号の『ウルトラジャンプ』で、荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』が遂に完結した。詳細はネタバレになるから書かないが、六年以上に及ぶ連載を締めくくるにふさわしい荘厳な最終回だったといっていいだろう。 そうして驚くべきことに来月号から『ジョジョの奇妙な冒険』の第八部として新作『ジョジョリオン』が連載開始するという。おそらく『スティール・ボール・ラン』が終わったあとはしばらく休むだろうと思っていたので、嬉しい驚きである。物語の舞台となるのは第四部に登場したあの杜王町! いったい今度はどんな物語が繰り広げられるのか、素直に楽しみだ。 それにしても、ぼくたちは『スティール・ボール・ラン』という作品を、どう評価するべき

    荒木飛呂彦の抽象と具象。 - Something Orange
  • 愛しあうことをやめられないという地獄。 - Something Orange

    プラネテス(1) (モーニング KC) 作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/01/20メディア: コミック購入: 19人 クリック: 453回この商品を含むブログ (435件) を見る 『プラネテス』を読み返したりしていますよ。いま『アフタヌーン』で『ヴィンランド・サガ』を連載中の幸村誠の未完のSF大作です。SFでありながら地球衛星軌道上でのデブリ(宇宙のごみ)拾いという地味なテーマを扱っているのですが、その深い思索性によって傑出した作品に仕上がっています。 でも物語的にはどう考えても未完に終わっていることが考えもの。これ、続編描かれないかな。描かれないだろうな。アニメ版は綺麗に終わっているもんな。 さて、この『プラネテス』の最終巻に収録され、強烈な印象をのこすのが「フィーのおいちゃん」のエピソードです。登場人物のひとりであるフィーの伯父ロイの話ですが、この伯父さん

    愛しあうことをやめられないという地獄。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2011/03/08
    《でも、愛したら愛し返されるわけじゃない。》愛って、そんなちっぽけなもの? タナベ見て本当にそう思う?/「愛することをやめられない」という発見であって、他人に押しつける意図はない。
  • 天才とは何か本気出して考えてみた。 - Something Orange

    天才――それは光りかがやく言葉である。不運にも(?)生まれつき才能に恵まれなかったぼくなどは、非凡な才能を持った人間にあこがれずにはいられない。 しかし、当に天才に生まれてくることは運が良いことなのだろうか。そもそも天才とは、才能とは具体的にどういうものなのだろう。今回はいま連載中の漫画を題材にそこらへんのことを考えてみたい。 まずはあいかわらず快調に飛ばしている『ベイビーステップ』の話から。「あむゆわ」というサイトでは、この作品を『テニスの王子様』と対比し、このように語っている。 ベイビーステップ(1) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (65件) を見る では、テニプリ嫌いの人々を惹き付けている『ベイビーステップ』の魅力とは何なのか? それは「夢がある

    天才とは何か本気出して考えてみた。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/10/13
    桜木の天才ぶりは気持ちいい。/一歩が強いのはハイコスト・ハイクオリティの練習についていける肉体があるからで、練習の虫とでもいうべき性格のためばかりではない。ということを考えた。
  • 『ドラゴンボール』と『ONE PIECE』が正反対の作品である理由。 - Something Orange

    ここ3日ほど仲間うちで話したことが個人的に非常におもしろかったので、かるくまとめておきたいと思います。何の話かというと、まあ、ヒーローとヒロイズムの話ですね。たぶん同人誌にも載せると思うんだけれど、とりあえずここに書く。 さて、物語のなかの典型的なキャラクターとして、なぜかわからないけれどひとを救いまくっている人物像があります。こういうキャラクターをヒーローと呼ぶことにしましょう。ウルトラマンとか仮面ライダーとか鉄腕アトムとか孫悟空とかルフィとかうしおとかそこらへんのことですね。 そこで、そもそもひとがひとを救うとはどういうことだろうか?と、そのことを考えてみます。いってしまえば、それは、そのひとが抱えている問題を解決するということだと思うのです。 つまり、ここにいじめられている可哀想な女の子がいるとする。「救う」とはただいじめっ子をやっつけることに留まらず、その子が今後もいじめられないよ

    『ドラゴンボール』と『ONE PIECE』が正反対の作品である理由。 - Something Orange
  • デフレスパイラルが漫画のスケールを小さくする。 - Something Orange

    マギ 1 (少年サンデーコミックス) 作者: 大高忍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/12/18メディア: コミック購入: 6人 クリック: 179回この商品を含むブログ (88件) を見る オフで話したネタを、ひとつ、ふたつ、公開しておこう。どれにしようか。そう、男ばかり五人の部屋で話し合った『マギ』の話でもしよう。 『マギ』は大高忍による少年サンデー連載の漫画である。ぼくの仲間内ではずいぶん話題になった作品で、ぼくも将来の飛躍を期待していた。していた、と過去形で書くのは、どうもこのところの展開がいまひとつに思えるからだ。 最初は、とてつもなく壮大でおもしろい物語が始まると思ったのだが――どうも、ここ数話の、いわゆる「バルバッド編」を見ていると、それほどまでは行かないかな、と思えてくる。 何が変わったのか。おそらく、何も変わってはいないのかもしれない。作者としてはすべて予想通

    デフレスパイラルが漫画のスケールを小さくする。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/07/25
    (本筋ではないが)すると最近のハンタは(最近?)インフレスパイラルでハンターという職業の価値を貶めている例としても引き合いに出せるな。
  • SF史上屈指の傑作ここにあり。『虎よ、虎よ!』 - Something Orange

    虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) 作者: アルフレッド・ベスター,寺田克也,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/02/22メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 197回この商品を含むブログ (195件) を見る 虎よ! 虎よ! ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え そもいかなる不死の手のまたは目の作りしや 汝がゆゆしき均整を おお、アルフレッド・ベスターの『虎よ、虎よ!』が復刊されているぞ。嬉しい! 自分のためではなく、全日人のために、ぼくは喜ぶ。 ま、世の中には傑作といわれる小説がたくさんあるわけですが、そのほとんどは時の研磨に耐えかねて歴史の闇の奥へ消えていく運命にあります。 昨今の出版事情を考えると、10年生きのびれば物といっていいでしょう。20年生きのびれば傑作だ。 しかし、なかには30年、50年と愛されつづける怪物的な作品もあって、そういう作

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  • 『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange

    ■善悪二元論の物語。■ いまこの記事を書き始めようとしているわけだが、この冒頭の時点で既に長くなる予感がしている。それはもう、ペトロニウスさん(id:Gaius_Petronius)の一部の記事並に長くなる気がする。原稿用紙20枚くらいは軽く行くんじゃないかなあ。 なぜなら、テーマの照らし出す範囲が広範で、多岐にわたるからだ。書いても書いても終わらないという気がしてならない。まあ、いいや、そんな愚痴を書けば書くほどむやみと長くなるので(平和大明神(id:kim-peace)に「文章が無駄に長い」といじめられるぼく)、まずは書きはじめることにしよう。 ちなみに議論のたたき台を目指すつもりなので、批判点は色々あると思う。トラックバックで突っ込んでくれれば嬉しい。 テーマは、ペトロニウスさんやLDさんがいうところの「先の物語」。「先の物語」とは何か。ぼくが理解しているところでは、それは「善悪二元

    『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/05/12
    ナウシカって、そうなの? 先を描いたら蛇足と思うが。
  • 視聴者からの批判とか、べつに受け入れなくてもいいと思うよ。 - Something Orange

    先日、アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が全12話で無事完結を迎えた、らしい。らしいと書くのは例によって地方在住のぼくには視聴できないからなんだけれど、その『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のキャラデザ兼作監の赤井俊文さんがこんなことを書いて話題になっている。 人が誰か死なないと感動できないし納得いかないのね。 生き残るって感動はないのか。 戦争アニメを今後作る人は簡単だな。。。。 後、元仲間が殺しあうとか大人気でるよ! 「紅い日記 えっ・・・」 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の内容に絡む書き込みらしいんだけれど、まあ、大人気ないといえば大人気ないですよね。で、当然のごとく2ちゃんに晒されてコメント欄が炎上、大量の批判/誹謗コメントが集まっています。 ま、じっさいには赤井氏を支持する内容のコメントも多く、完全な悪評だけにはなっていないのですが、それにしても悪意あるコメントの数々には「視聴者が製作者を批判することは許

    視聴者からの批判とか、べつに受け入れなくてもいいと思うよ。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/03/29
    《ぼくたち視聴者は常に作品に試されている》
  • エロそうでエロくない少しエロいアニメを見たい。 - Something Orange

    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/03/01
    私はふつうに世界名作劇場の復活を望む。『ロミオの青い空』がいいなあ。エロはいらない。
  •  小学校2年生の作文に泣かせられたよ。 - Something Orange

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  • すべての新人賞には第0次審査落ちがある。 - Something Orange

    ひさしぶりにまともな更新です。いいかげんもうブログの書き方を忘れているわけですが、リハビリとして新人賞の話でも書きましょう。題して「すべての新人賞には第0次審査落ちがある」。 釣りタイトルのようにみえて、その実、ほんとの話。多くの小説漫画などの新人賞では第1次審査、第2次審査、第3次審査、などと関門があるわけですけれど、そのまえに「第0次審査」があるということですね。 つまり、原稿を出すまでが「第0次」。この「第0次」で落ちているひとは少なくないはずです。ようするに、原稿を出すこともできずに終わっているということですね。 その理由はもちろん、色々と考えられます。単純に書くのが遅くて間に合わなかったとか、規定枚数をオーバーしてしまって出せなかったとかね。 ただ、それ以上に多いのは自意識の問題で出せなかったひとではないでしょうか。つまりまあ、どんな作品も出しさえしなければ落選しないわけです。

    すべての新人賞には第0次審査落ちがある。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2010/01/26
    新人賞の規定に合わせることすらもう無理な自分はどうしたらいいんだろう。
  • 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange

    先日の「物語夜話ラジオ」がおもしろかったので、インスパイアされて記事を書いてみる。 テーマは「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。近頃、この言葉の意味をつくづく実感するようになった。そうなのだ。あきらめたらそれまでなのだ。 以前、ぼくは、この言葉を一種の根性論として理解していた。勝負が見えていてもとにかくあきらめずさいごまで全力を尽くせ、という意味だ、と。 しかし、最近ではもうすこし違う意味に解釈している。ひとは、じっさいには可能なことでも、不可能だと思い込んでしまうことがある。そしてそう認識したとたん、当に不可能になるのだ、ということ。 たとえば、ぼくもそうだけれど、「自分は絵を描けない」というひとがいる。が、目が見えて、手が動かせるなら、物理的な意味では、描けないはずはないんだよね。 ようするにそれは「描けないと思い込んでいる」だけなのだ。もちろん、技術的な巧拙はある。そのままではへ

    「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/11/21
    次々とその場限りの(?)言葉を定義していきながらも意外に読みやすかった。/花道の台詞「シロートだからよ」がリアルを打ち砕く瞬間、すごく爽快。書かれていない擬音が見えるよう。
  • うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange

    同人ゲーム『うみねこのなく頃に』をエピソード2までプレイした。おもしろい! いや、もう、おもしろいどころじゃないですよ。圧巻ですよ。感動ですよ。 エピソード1があまりにも退屈なので、それを終えるまでひと月以上かかっているのだが、エピソード2は数日で読み終えた。 あまりにも濃密な物語体験にグロッキーになってしまったので、エピソード3に手を出すのはもう少し先にしようかと思うが、とにかくこれはすごい。素晴らしい。傑作。名作。いや――そうでもないかな? 『うみねこ』という作品をまえにして思わされるのは、その評価のむずかしさである。一筋縄ではいかないその内容もあるのだが、それ以前に、ひとつの作品として粗が多すぎる。 まず、最前書いた通り、序盤が退屈。それはもう異常に退屈。事件のひとつも起こらない登場人物紹介が延々数時間にわたって続くのは、ある種、拷問である。 たしかに『ひぐらし』に比べればずっと良く

    うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange
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    keiseiryoku 2009/11/07
    うみねこのことはしらんけど。/冗長で巧くないって最悪じゃあないのか……? 巧いとおもしろいが異なるのはいいとして、巧いから冗長さが許されるパターンしかしらない。
  • 連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange

    このあいだのラジオで、ペトロニウスさんたちと、最近の漫画連載のひきのばされ方って目に余るものがあるよね、という話をしました。そのいい例が『ハヤテのごとく!』だよね、と。 きょうは、それでは連載がひきのばされるとは具体的にどういうことなのか、という話をしたいと思います。 ま、いいたいことは単純で、ようするに五話で語れることを一〇話かける、五巻で終われるものに二〇巻費やす、これが物語がひきのばされるということですよね。 こういうことをした場合、物語の内容が変わらないとすれば、当然、一話ごと一巻ごとに詰め込まれる内容は薄まることになります。そして、自然、作品のテンションも落ちる。 いまの漫画界、あるいはライトノベルあたりも同じかもしれませんが、とにかくその辺りではこういうことになっている作品が大量に存在するように思います。 で、ぼくはそれは良くないことだと考えるんですね。この連載のひきのばしは漫

    連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/10/15
    面白いなあ、見解がまるで違う。絶チルもハヤテも長くていいと思う。あれらはもうほとんど叙情詩でしょ、続くことが価値、という。ブリーチはもういいと思う。ああいうのが冗長というもの(が、冗長にも価値が生じる
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    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/08/27
    読みたくなるレビュー
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  • もしも『ラピュタ』がムスカ視点だったら。 - Something Orange

    色々な作品の悪役/敵役について語った先日のラジオに絡めて、かんでさんが新しい記事を書いている。 「天空の城ラピュタ」に登場する、ムスカというキャラクターは、典型的な悪役の類型を内にふくんだ造形になっている。 ムスカは、少女シータを利用するため、誘拐し確保しようとし、パズーと対立することになっていく。 彼の目的はラピュタの力による世界支配。 劇中終盤においてラピュタの力を得て、彼はその力におごり高ぶり、その醜悪さを見せたように見える。 名台詞「見ろ、人がゴミのようだ」が象徴。 最終的に、シータとパズーに拒否され、滅びの言葉「ヴァルス」によって敗れるのだけど、それが納得のいくように、悪役として演出された感がある。 独学で古文書を解読し、ラピュタの謎に単身迫ったムスカ。 軍に入り、政府を動かして、密命を受けて、ラピュタを探索する、その過程で、彼がどれだけの努力を重ねたか、計り知れない。 居宣長

    もしも『ラピュタ』がムスカ視点だったら。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/07/05
    《見方を変えてみれば、ムスカにもまたヒーロー性がある、ということが見えてくる》/ここのブログは賛同できる場合と否定一辺倒の場合の二通りがあるから面白い。
  • 恋が女をダメにする。 - Something Orange

    さっきまでかんでさん(id:kande-takuma)とスカイプで長話をしていたんですけれど、なかなか興味深い内容だったので、書きとめておきます。 何の話かというと、小説漫画における女性人物の話。なぜそんな話になったのか憶えていませんが、とにかくもっと魅力的な女性人物を見たいよね、という話題で盛り上がったのでした。 ここでいう魅力的な女性人物とは、単に「可愛い」キャラクターを指すわけではありません。そういうキャラクターならもちろん、たくさんいる。 そうではなく、最も魅力的な男性人物に伍して対等に渡りあえるだけの魅力と、存在感と、「格」を備えた人物のことを指します。 もちろん、ぼくも「可愛い」女の子は好きだけれど、しかし、それほど強く惹かれるわけではない。いってしまえば、「可愛い」という時点でもうダメなんですね。なぜなら、「可愛い」という言葉を使う時、既に上から目線になっているから。 たと

    恋が女をダメにする。 - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/07/01
    いわんとするところは分かるが……。/『灯台へ』の婦人とリリーの対比が思い浮かんだ。
  • 栗本薫や田中芳樹、西尾維新を語る「言葉」がほしい! - Something Orange

    いやまー何がいいたいかというと、なんとなくわかってきた、、、そうか、「ある基準」を超えると、そもそもカテゴリーという枠を超えるオリジナリティを感じるものなので、一つのジャンルで言い難くなるんだな。栗薫の『目石』とか、推理小説だ?といわれると、たしかに名探偵・伊集院大介シリーズなんですが、でもあれって違うよなー。とかそういう感じ。ああ、わかってきた、そうか、そうだライトノベルを低く見ているからとかそういうことではなく、ある作品は、その作者がちゃんと世界観を作り込んで基準値を超えると、カテゴリーで話がしにくくなるんだ。つまりは、そういうレベルだってことだ。 「『偽物語(下)/最終話 つきひフェニックス』 西尾維新著  - 物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために」 うんうん、わかるわかる。いや、たぶんわかる。 ようするに「ジャンルで作品をカテゴライズすることの限界」という話ですよね?

    栗本薫や田中芳樹、西尾維新を語る「言葉」がほしい! - Something Orange
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/06/17
    単に言語の不完全性が問題のような。むしろ各ジャンルの「普通」なんてないのかもしれない(普通=古典的)。/タイトルに挙がっている作品読んだことないからなんともいえない。