タグ

ブックマーク / takoashi.air-nifty.com (6)

  • 亀田の粗利 - 偉愚庵亭憮録

    ボクシング的には、マッチメイキングのミスということ以外に、特に言うべきことはない。 亀田二号は、ガードを固めて突進するだけ。まあ、実力差からして、倒されないためには、ああするほかにどうしようもなかったのだろう。 結局、左右の目の上に切れやすい古傷を持ったチャンピオンがバッティングをこわがったため、倒されずに済んだわけだ。 反則も想定の範囲内。ずっとやってきたことだし。 バッティング、ローブロー、ホールディング、サミング、足踏み、頭から当たりに行くタックルなど、例によっておなじみの反則を展開していた。 ただ、12ラウンドに見せた吊り落としとグラウンドレベル(←という概念自体が非ボクシング的なわけだが)でのサミングは、新技に認定して良いと思う。 というわけで、ボクシングについての論評は以上で終了。 むしろ私が注目していたのは、TBSがどうやって軌道修正をはかるのか、だった。 が、もはや後戻りで

    亀田の粗利 - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2007/10/13
    >これは21世紀のテレビ界の現状で考えられる最強の大本営翼賛体制だと思う。いずれにしても、みのもさんまもキムタクも、2006年4月に展開された黄金グッズプレゼント事件を、今後黒歴史として決して語らないだろう。
  • 乱戦 - 偉愚庵亭憮録

    日本代表VSスイス代表@TBS 深夜3時過ぎキックオフの試合をナマで観戦。 うん。道楽者だよな。 結果は4-3のスコアで奇跡の逆転勝利。 オシム就任以来、一番劇的な試合だったんではなかろうか。 まあ、最後の20分ぐらいは、ただの殴り合いみたいなサッカーだったけど。 とにかく、起きてて良かった。 こんな熱戦になるとは。 以下、雑感など。 前半10分で瞬く間に2点取られて、そこから延々20分ぐらい横パスとバックパスばっかりしているうちの国の代表を眺めながら、私は絶望しておりましたよ。 「おい、こりゃ5-0もあり得るぞ」と、前半30分までは、完全にそんな風に思っておったです。 なにしろ、スイスのプレスがあまりにもキツかった。 だから、DFは中盤にボールを出せない。 で、2点も負けているのに、DF同士で横パスばっかし。 前に出すと思えば中盤省略のロングパス。 いや、これは完全な惨敗だぞ、と、覚悟を

    乱戦 - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2007/09/12
    >甦るサンドニの悪夢。仏の顔もサンドニ。正直に告白すると、前半の段階でオシム翁を見限っていたよ。済まない。テレビの前の走らないメロスを思いっきり殴ってくれ。巻が良い仕事。ああいう華の無い選手が必要かも
  • 徒党 - 偉愚庵亭憮録

    阿波踊りが荒れたんだそうで、何日か前の日テレだかのワイドショーが、川に飛び込む若者たちの映像をしつこく紹介していた。 なるほどね。 そりゃ、マスコミがカメラを構えて待っている以上、踊る阿呆たる者が、川に飛び込まずにおられるものですか。レポーターの制止を素直に聞き容れて、わかりましたと飛び込みを断念するようじゃ、阿波っぽ(←なんて言い方があるんだろうか)の名折れだし、第一、「無茶はやめましょう」なんて、祭りのスローガンとして、あんまりバカげてるじゃありませんか。 阿呆は阿呆。 放置しておけば良いのです。 煽るカメラが悪い。 私はそう思います。 とはいえ、昨今では、カメラの有無に関わらず、どこの祭りもおしなべて荒れることになっている。 三社祭然り、広島のなんたら祭り然り、札幌のYOSAKOIソーラン踊り(だっけ?)然り、だ。 どこの町のどの祭りも、遠くから遠征してくるDQNの愚行発表会みたいな

    徒党 - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2007/08/20
    >煽るカメラが悪い。徒党のうちの個々人の、責任感思考力廉恥心は集団の人数が増えるにつれて減少し逆に全能感と陶酔と暴力性は増大する。ユニフォームを着た時、人はロボットかヤクザに似た者になる。愛国心もまた
  • 孤立力 - 偉愚庵亭憮録

    例の会津若松の高校生が母親を殺害した事件について、思うところを述べておきたい。 報道によれば、容疑者の少年は、中学校時代までは成績優秀でスポーツにも秀でた模範生であったのだそうだ。それが、生まれた町から離れた高校に進学してから様子が変わった、ということらしい。具体的には「暗い」「友達のいない」「何を考えているのかわからない」「孤立した」生徒に変貌した、と。 なるほど。 このテの事件が起こると、必ず繰り返される定番のストーリーだ。ネオ麦茶以来。いや、もっとずっと昔の、それこそ宇治拾遺の時代から連綿と続く挿話ですね。 報道が事実に反していると言いたいのではない。きっと、取材してみると、事件の周囲にいる人々は異口同音にこのプロットに沿ったお話を繰り返すのであろうし、彼らがウソを言っているわけでもないのだと思う。 ただ、私は、この「少年の孤立」という一つ話を、あんまり過大に評価することは、事件その

    孤立力 - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2007/05/21
    >この種の報道が脅迫的に繰り返されると、世間づきあいの苦手なタイプの人間は「犯罪予備軍」ぐらいに判断されかねない。高校生というのは、半分ぐらいはふさぎこんでいるものなのだ、世間が責めてはいけない。
  • コモンセンス - 偉愚庵亭憮録

    ジーコの言っている「自由」は、多分に誤解されていたと思う。 http://megalodon.jp/?url=http://www.asahi.com/sports/update/0623/237.html%3fref%3drss&date=20060625063301 この記事にある「自由」と「規律」を対立概念と受け止める見方がその代表。 自己流を ちょっと伸ばした ジーコ流 てなところでしょうかね(笑)。ええ。アエラみたいですが。 こういう見方が広まる裏には、川淵キャプテン(←それにしてもこの「キャプテン」という呼称は何だったのだろう。「会長」で満足できない理由は奈辺にあったのか。今後、検証していく必要があると思う)が様々な場所で展開していた、「トルシエの規律からジーコの自由へ」式のあまりにも単純化されたストーリーが大きな力を発揮していたはずだ。 ジーコが選手個々人の自主的な判断を尊重

    コモンセンス - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2006/06/27
    >ジーコの言っている「自由」は多分に誤解されていた。自己流を ちょっと伸ばした ジーコ流。つまり、ブラジルサッカーにおけるコール&レスポンスは、連歌みたいなものだ、ということだ。
  • 軽率ということ - 偉愚庵亭憮録

    中田選手は、ごぞんじの通り、あのフィリップトルシエが最も高く評価していた選手だ。 推察するに、トルシエは、彼の日人離れした剛胆さに惹かれていたのだと思う。 トルシエは、なにより、チキンが嫌いだった。 ヘタでも勇敢なプレーヤーが好きだった。 ちなみに、トルシエは、監督を辞した後、小笠原選手について、以下のように語っている。 「私は、小笠原を誤解していた。私が、臆病さだと思っていた特徴は、実は、並はずれた傲慢さだった」 と、この言葉を、賞賛として述べているあたりが、トルシエの真骨頂だ。 つまり「傲慢」は、トルシエにとっては、ほめ言葉なわけだ。 ヘンなヤツ(笑)。 話を中田浩二に戻す。 中田浩二の「度胸の良さ」は、その飄々としたプレーぶりからもうかがえるし、インタビューでのリラックスしたしゃべり方からも感じ取れるテのもので、質的には、考え方の柔軟さによってもたらされているものだ。それゆえ、中

    軽率ということ - 偉愚庵亭憮録
    ken_wood
    ken_wood 2005/10/12
    >軽率さは勇気の副産物
  • 1