⇒スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|武蔵野の桜に想う=宇都宮徹壱のJFL定点観測(2/2) JFL2008前期第5節 横河武蔵野FC対ガイナーレ鳥取 この記事の最後のほうにこんな一節が。 それよりも私が気掛かりだったのが、このクラブに漂う、何とも重苦しい空気である。試合後、ブログや掲示板に書き込まれた鳥取サポーターの言葉を拾い読みしてみると「今年がラストチャンスなのに」とか「今季ダメだったら(Jを)あきらめるしかない」といった悲壮感ばかりが横溢(おういつ)していて、いささか驚いてしまった。 確かに今季は、本拠地の移転、大量補強などでかなりの予算を投じてきたし、とりぎんバードスタジアムの使用料減免という形で鳥取市からも援助を得ている。不退転の気持ちで新たなシーズンに臨むのは、クラブ、ファン、スポンサー、行政、いずれにとっても当然のことといえよう。とはいえ、今季で昇格できなかったらJを断念