RHEL/CentOS、Xenを中心にメモを残していきます。内容は無保証。適用する場合は、十分確認の上、自己責任で。 指摘、質問、要望をコメントしてもらえると喜びます。 このシリーズでは、Libvirtを使ったXenの管理について解説する。 Libvirtの利点は二つある。 一点目は、他の仮想化ソリューションへの移行が容易になることだ。 現時点でCentOSおよびRHELでは、仮想化ソリューションとしてXenとKVMをサポートしているが、今後Xenはサポートから外される方針のようだ。Xenユーザにとっては、KVMへの移行が今後の課題となるだろう。 移行時の課題の一つが、管理方法の変更だ。Xenでは通常、xmコマンドを用いて管理する。これはXen専用のコマンドなので、KVMを管理することはできない。 CentOSおよびRHELでは、KVMとXenを統合管理するために、RPMパッケージlibv