那覇市の港に停泊し、台湾から来たとみられるヨットの中から、覚醒剤およそ600キロ、末端の密売価格でおよそ420億円分が押収されました。国内で摘発された覚醒剤としては最大の量とみられ、警察などは、売りさばく目的で密輸されたとみて捜査を進めています。 船内でさらに詳しい捜索が行われた結果、今月17日、およそ600キロの覚醒剤が見つかり、末端の密売価格でおよそ420億円に上るということです。正確な量は今後捜査するということですが、国内で1度に摘発された覚醒剤の量としては、平成11年10月に鹿児島県の海岸で押収された564キロを超えて、過去最大となる可能性があるということです。 捜査関係者によりますと、逮捕されたヨットの船長は調べに対し、およそ600キロの覚醒剤について、「知らない」と話しているということです。 警察と海上保安本部、それに税関は、6人が売りさばく目的で密輸しようとしたとみて、捜査を