2012.09.23 平清盛第37話の感想 カテゴリ:歴史の話 大河ドラマ『平清盛』第37回「殿下乗合事件」の感想です。 なるほど、そうきましたか! 「殿下乗合事件」は、『平家物語』と史実とでは中身が大きく異なります。 摂政基房が平資盛をメッタメタにしたところまではほぼ一緒ですが、 『平家物語』では祖父・清盛は復讐をするのに対し、 史実では、父・重盛自身が怒り狂って復讐を果たします。 これまで、この大河では原則的に『平家物語』よりも史実を重視していましたが、 今回は完全に『平家物語』寄りでした。 重盛のヘタレっぽりと苦悩を出すには、これしか選択肢はなかったのでしょう。 しかし、これまでの史実重視の流れとは明らかに異なります。 そこで今回、時子と徳子があまりにも唐突に琵琶を弾き始めたのではないでしょうか? つまり、これは 「琵琶を弾く、つまり、今回は『平家物語』をやりますよー」 という製作者